プレイレポート
[JAEPO2017]“マン”から“ガール”へ。名作対戦アクションに新要素を追加した「ボンバーガール」のステージイベント&プレイレポート
ステージイベントでは,本作のコンパニオンを務めるボンバーガールズや,プロゲーマーのスタンスミス氏が登壇。ボンバーガールズによるデモプレイを交えて,本作についての説明が行われた。「ボンバーガール」は,名作対戦アクションゲームの「ボンバーマン」をベースに,新たなゲーム要素を追加した協力対戦型のゲームだ。対戦形式は4人対4人のチーム戦となっており,プレイヤーはチームのメンバーと協力し合いながら敵チームとの対戦に挑むことになる。
本作は「ボンバーマン」と同じく,平面のステージで対戦する。大きく4つに分けられたステージには,チームの拠点である「ベース」と中継地点の役割を持つ「タワー」が各チームに1つずつ用意されており,敵チームのベースを破壊することが勝利条件となっている。
また,「ボンバーガール」という名前の通り,本作のプレイアブルキャラクターは可愛らしい少女ばかりだ。ボムをたくさん置ける「ボマー」,ブロックを置いて敵を妨害できる「ブロッカー」,遠距離から敵を攻撃できる「シューター」,そして早く移動ができる「アタッカー」など,キャラクターごとにさまざまな役割が与えられている。なお,レベルアップによって使用可能になるスキルはキャラクターごとに異なるので,それにより立ち回りも変わってくるだろう。
ここからは,本作のプレイレポートをお伝えしよう。
まず筐体を見て気になったのが,3つの液晶パネルだ。下の写真を見ると分かるように,筐体にはゲーム画面が映し出されるディスプレイが2つあり,加えて操作ガイド用のディスプレイも用意されている。
操作ガイド用のディスプレイには,選択したキャラクターのイラストや,そのキャラクターが持つスキル,そしてどのボタンを押せばどのスキルが発動するのかといった情報が分かりやすく表示されている。操作系統の下に画面があることから,視線を落とせばすぐにコマンドが確認できるので,初めて扱うキャラクターでも,安心してプレイできるのは嬉しいところだ。
上の画面は,キャラクターの肩越し視点で表示される。これにより,メイン画面には映らない遠くの敵も見えるようになるため,敵の位置取りの確認などに便利だ。
プレイ中の操作はすべて,操作スティックとボタンのみで行える。キャラクターの移動は操作スティックで行い,ボムの設置やスキルの発動は対応したボタンを押すという,非常にシンプルな操作性になっている。直感的な操作が可能なので,キャラクターを動かすのに苦労することはないはずだ。
プレイを終えて強く感じたのは,「ボンバーマン」の面白さを残しつつ,プレイの爽快感が増しているということだ。自分の置いたボムで身動きが取れなくなり自滅してしまう,というのが「ボンバーマン」ではある種の“お約束”だったが,本作では自分を含めた味方チームの攻撃ではダメージが生じないようになっているため,気軽にボムを置くことができる。
さらに敵の攻撃を受けてキャラクターがやられてしまっても,5秒待てば味方の拠点ですぐに復活できるのもポイントだ。
また,スキルは使用後にクールタイムが発生するものの,使用回数に制限はない。強力なスキルはエフェクトも派手なものになっており,対戦の後半ではキャラクターの必殺技的なスキルがステージ上で飛び交うため,視覚的にも派手な戦闘が繰り広げられるようになっているのだ。
また、そうした強力なスキルを何度も使用できるという点は,スキルを使った逆転の可能性が最後まで残り続けているということでもある。対戦の制限時間は1回5分程度と短いものであるが,最後まで勝敗が分からない展開は,退屈をまったく感じさせなかった。
本作の魅力は,「とりあえずプレイしてみればワイワイと対戦を楽しめる」ことにある。「ボンバーマン」を遊んだことがないという方もぜひ,気軽に遊んでみよう。最後に,ムービーの撮影許可を得ることができたので,実際のプレイの様子を確認してみてほしい。
「ボンバーガール」公式サイト
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ボンバーガール
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