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「RPG感」が魅力の位置情報ゲーム,トイロジックのスマホ向け新作アプリ「八百万クエスト」メディア先行体験会をレポート
本作は,スマホの位置情報機能を活用し,坂本龍馬,真田幸村,桃太郎,そして河童など,歴史上の人物や昔話のキャラを集めていくという内容のタイトル。全体的に“和”を基調とした作風もその特徴の1つだ。
そんな「八百万クエスト」の配信に先駆けて,ゲームのメディア先行体験会が都内で開催された。本稿では,そちらでのプレイをもとにしたインプレッションをお届けしよう。
「八百万クエスト」公式サイト
「八百万クエスト」ダウンロードページ
「八百万クエスト」ダウンロードページ
和風の世界観と現実の融合
体験会ではまずトイロジックの「八百万クエスト」ディレクターを務める森 創平氏,同作プロデューサーの村田克己氏によるプレゼンテーションが行われた。
プレイヤー自身が現実世界を歩くことに伴い,ゲーム内のキャラも連動してアプリ内の世界を移動するのが,位置情報ゲームというジャンルの基本的な内容だ。その連動感と,ゲーム内でNPCから依頼を受けたり,事件の謎を究明するために探索を繰り広げたりといったRPGの定番要素を組み合わせることで,既存の位置情報ゲームにはないオリジナルの立ち位置を確立したのが「八百万クエスト」とのことだ。
ゲーム内マップ上には,宝箱やお店,そして敵キャラなど,さまざまな要素が散りばめられているが,これらは特定のランドマークに設定されている形ではなく,独自のアルゴリズムを使用したランダム配置となっている。このアルゴリズムによって地図上の道も判別しているため,仮に山奥でも地図に道さえ存在するならゲームをプレイできる仕組みだ。
最大4人参加のマルチプレイ機能も搭載されており,ほかのプレイヤーと協力して,ランダム生成のダンジョンに挑戦できる。マルチプレイ時は,各プレイヤーのデータが同期され,仕掛けの配置は連動する。レイドバトルや,協力して開錠できる宝箱など,同じ目的を持ってゲームを楽しめるようになっている。森氏いわく,将来的にはリアル脱出ゲームのような要素も取り入れたいとのことだ。
マップに出現する「ヤオヨロズ」と呼ばれるキャラ達とご縁を深めることで,“ご利益”があるという「ご利益システム」も本作のアピールポイントだ。ヤオヨロズとのご縁を深めるには,バトルを繰り広げたり,依頼を解決したりとさまざまな方法があるが,そうして一定までご縁を深めていくと,ご利益として永続バフ的な効果を得られる。バフはご利益の組み合わせ次第で効果が変わり,例えば桃太郎と金太郎,そして浦島太郎のご利益を組み合わせると「三太郎」という効果になるといった具合だ。戦力の強化にも欠かせないシステムとなっている。
ちなみに出会ったヤオヨロズは図鑑に登録され,いわゆる無課金プレイでも,図鑑のコンプリートが可能だという。
全体的に親しみやすいデザインで人を選ばない
ゲーム内マップに出現するキャラとの会話やバトルは,タップだけで進行できる仕組みなので,片手プレイも問題なく行える。バトルに関してはオートモードも選べるため,バトル目的なら画面を随時チェックしなくてよい。アラートやバイブで接近を知らせる機能が搭載されており,手軽さの面もしっかりとカバーされている。
公式サイトや各ストアページで紹介されているとおり,ゲームを起動すれば,通勤や通学で通る道も冒険の舞台になる「八百万クエスト」。本記事を読んで興味を持った人は,ぜひ一度ダウンロードして遊んでみてほしい。
ホーム画面の最下部には,移動距離がカウントされる |
運転中のプレイ防止などのために速度制限機能も搭載 |
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(C)2017 Toylogic Inc. All Rights Reserved.
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