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「ファイアーエムブレム無双」ファーストインプレッション。無双アクションの爽快感はそのままに,FEらしいタクティカル要素が楽しめる
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印刷2017/08/10 18:00

プレイレポート

「ファイアーエムブレム無双」ファーストインプレッション。無双アクションの爽快感はそのままに,FEらしいタクティカル要素が楽しめる

 任天堂の「ファイアーエムブレム」(以下,FE)シリーズと,コーエーテクモゲームスの「無双」シリーズがコラボした「ファイアーエムブレム無双」Nintendo Switch / New 3DS)。2017年9月28日の発売日を心待ちにしている人も多いだろう。
 4Gamerでは本作の開発中バージョンを2時間ほどプレイできたので,ファーストインプレッションをお届けする。FEシリーズの戦略性と無双アクションがどのように融合しているのか,本稿で確認してほしい。

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 本作でプレイヤーがまず行うのは,「アイトリス王家」に生まれたシオンリアンという男女の双子から主人公を選ぶこと。選ばなかったほうはステージによってNPCになったり,プレイアブルキャラクターの1人になったりするが,少なくとも今回プレイした範囲では,どちらを選んでもストーリーに大きな変化はなかった。ただし両者のアクションは異なっているので,気になる人は両方を試してから本格的にゲームを進めるのもいいだろう。

シオン(左)とリアン(右)
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今回のプレイではシオンをメインに選んでプレイしたが,リアンも少し触っている。どちらもクセがなく,初心者でもプレイしやすいキャラクターだが,若干リアンのほうが軽快に動く印象だった
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 今回のプレイでは「ファイアーエムブレム 覚醒」のクロム,リズ,フレデリクといったイーリス聖王国の軍勢とともに戦った。もちろん彼らをプレイヤーキャラクターとして操作することも可能だ。

ゲーム中に方向ボタンの上下で操作キャラクターを切り替えられる
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 弱攻撃と強攻撃によるコンビネーションや,「無双奥義」「覚醒」といった強力な必殺技,マップ上で発生するさまざまなミッションにキャラクターを切り替えて対応していくゲームシステムは,無双シリーズを踏襲。そこにFEシリーズらしい要素も導入されている。

大勢の敵を蹴散らしていく一騎当千の気持ちよさはもちろん健在だ
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「杖」を持っているキャラクターは味方を回復できるので,ピンチのときに活躍
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アイテムを取ると溜まる「無双ゲージ」を消費してくり出す,一撃必殺の「無双奥義」
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 FEに由来する要素の1つが「三すくみ」だ。これはキャラクターが装備している武器によって生まれる相性で,剣は斧に強く,斧は槍に強く,槍は剣に強いという性質を持っている。

シオンの武器は剣なので,槍を持った敵には分が悪い。そこで,槍に強い斧を使うリズでフォローする
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 この三すくみとは別に,特定の相手に大きなダメージを与えられる「特効武器」も存在している。ペガサスナイトに対する弓や,アーマーナイトに対するアーマーキラーなど,FEシリーズをプレイしている人ならピンとくるはず。
 特効武器の威力は三すくみ以上に強く,中ボスクラスでも数回の攻撃で倒せるほどだ。もちろん逆も同様で,ペガサスナイトで弓兵のいる場所に飛び込んだりすれば,ひとたまりもないだろう。

シオンの持つ緑色の剣がアーマーキラー。普段は固くて倒しにくいアーマーナイトも,数回の攻撃で倒せてしまう
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 こうした敵味方の相性はマップ画面で確認できるので,可能な限り相性のいいユニットをぶつけていくことが,戦いを有利に進めるための定石となる。

マップ上で味方を選んで移動先とその場での行動を設定できる
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フキダシ型のアイコンが相性を表している。下向きは相性がいい,上向きは悪い,「!」は特効がある敵を表している
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キャラクター切り替えだけでは対応しきれない状況もでてくるので,その場合は味方に行動を指示しよう。移動だけでなく,対象キャラクターを指定しての攻撃や護衛も可能だ
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 味方のキャラクター同士には,「絆」というパラメータが用意されている。味方に対して特定の行動を取ると頭上にハートマークが現れ,2人の「絆」が深まり,これを繰り返していくと,報酬がもらえたり,特別な会話が発生したりする仕組みだ。

 絆は仲間のHPを回復させたり,仲間が絡むミッションを達成したりといった手段のほか,キャラクターが2人1組で戦う「ダブル」というアクションを実行することでも上がるようになっている。
 ダブル時は前衛と後衛に分かれた2人のキャラクターのうち,前衛を操作。前衛キャラの能力は後衛キャラによって上昇し,2人同時にくり出す「デュアル奥義」に加えて,この状態でしか出せないアクションも用意されている。絆による報酬も考えれば,積極的に狙っていきたい要素だ。

絆レベルがアップするシーンでは,キャラクターごとのセリフが表示される
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 そしてもう1つ,FEシリーズを象徴する要素として用意されているのが,キャラクターの「ロスト」だ。本作には「カジュアル」と「クラシック」という2つのゲームモードが用意されていて,クラシックを選んだ場合,バトル中にキャラクターのHPがゼロになって「負傷」状態になると特別な演出が発生し,以降のバトルに出撃できなくなってしまう。カジュアルでもユニットの負傷は発生するが,こちらの場合は再出撃が可能だ。

 今回筆者はクラシックモードでのバトル中にうっかりフレデリクを負傷させてしまい,以降は彼なしで戦うことを強いられた。試遊とはいえ,序盤で唯一の騎馬兵の退場は大きな痛手だった。
 なお,ゲーム中にクラシックモードからカジュアルモードに変更することは可能だが,その逆はできない仕様となっている。

 このように,FEシリーズを意識した要素が多数導入されているが,もちろんチュートリアルが用意されているので,そちらをしっかり確認すれば困ることはないだろう。とくに序盤は「演習」という形で,実戦を通してこれらを覚えられるようになっている。また,ゲームの難度は前述のクラシック/カジュアルとは別に3段階から選べるので,「FEは大好きだけどアクションゲームは苦手」という人も,心配する必要はない。

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 FEシリーズのキャラクターと戦場で出会い,共に戦うという演出は熱いものがあった。どんなキャラクターがどのように合流するのかも楽しみなところである。
 また,リアルタイムに変わっていく戦況に応じて行動したり,指示を与えたりするプレイ感覚はRTS的でもあり,FEの戦略性の高さと無双のアクション性がうまく融合している印象。違和感を覚えるどころか,これまでにこうしたゲームがなかったことが不思議に思えてくるほどマッチしており,FEファン,無双ファン以外にも触ってもらいたい作品だ。

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