イベント
[TGS 2017]「Ark Park」,遺伝子採取のアクティビティなど新情報が公開された開発者セッションをレポート
Ark Parkは,2015年に発売された恐竜サバイバルアクション「ARK: Survival Evolved」のIPを使用した作品で,VR技術などが発達した現在のゲームで恐竜を観察してみたいという,シンプルな考えが始まりだったとのことだ。
対応言語は,日本語,英語,中国語。ゲームパッドとPS Moveに対応し,ゲームモードは,チュートリアルが含まれるストーリーモードと,すぐにオープンワールドを楽しめるソロモードの2つがある。また,パーク内のエリアマップも紹介され,現時点では11種類のロケーションが用意されているようだ。
Ark Parkで何が遊べるのかという話では,遺伝子の採取が紹介された。これは黄色いエリアで可能なアクティビティで,マップごとに出現する恐竜から遺伝子を採取すると,新しいエリアが開拓されていく。なお,恐竜によっては,特定の時間帯や天候でしか遺伝子を採取ができなくなっており,アドベンチャーの謎解きのような感覚で楽しめるようだ。
Ark Parkに生息する恐竜は,草食系,肉食系共にエレクトリックウェーブと呼ばれる特殊な電磁波で管理され共存している。赤いエリアでできる戦闘パートは,電磁波を送る塔が故障したときに暴れ出した恐竜を鎮圧する目的で行われるようだ。戦闘は最大4人の協力プレイが可能で,恐竜ごとに有効な武器を作成する必要があるとのこと。
続いて紹介された「エデュテインメント」は,スペースセンター内で利用できる機能で,恐竜と触れ合ったり,餌付けをしたり,恐竜の詳細な情報を確認したりできるようだ。
最後に紹介された開発中の新機能では,飛行エリアや海底エリアといった,より多くの生物や恐竜が楽しめそうな追加エリアが公開された。なお,最初にリリースされるバージョンでは,水中に潜る機能がないため,海底エリアの実装前に泳ぐ機能をアップデートで追加する予定とのことだ。
これまであまり情報が出てこなかったArk Parkだが,今回の開発者セッションで少しずつゲームの方向性が見えてきた。2017年内の発売を予定しているタイトルということで,今後も新情報が公開されていくことに期待したい。
「ARK Park」公式サイト
(C)2018 Snail Games. All rights reserved. ARK Park and the respective logos are trademarks or registered trademarks of Snail Games in the U.S. and/ or other territories. All other trademarks are the property of their respective owners.