福山 潤さんと緑川 光さんが“神引き”で会場を沸かせた「陰陽師本格幻想AGF」ステージをレポート

　「アニメイトガールズフェスティバル2019」の初日（2019年11月9日），NetEase Gamesのスマホ向けRPG「陰陽師」（iOS / Android / PC）のステージイベントが池袋サンシャインシティの噴水広場で行われた。このイベントには，MCの百花繚乱さん，茨木童子役の福山 潤さん，一目連役の緑川 光さんが登壇し，トークやクイズ，朗読劇が披露された。本稿ではその模様をレポートしよう。

「陰陽師」公式サイト

　ステージは，福山さんと緑川さんへの質問コーナーで幕が開ける。1つ目の質問は，「陰陽師」ブースの出展テーマ“学園祭”にちなみ，「学園祭で好きな催しもの」だ。福山さんは体育館で披露されるコントやお芝居を挙げ，緑川さんは学園祭ではないけれどと前置きしながら，学生時代にイラストアニメ部に所属していたエピソードに触れ，部活でのショートアニメ制作と答えた。そこでの活動はなかなか本格的だったらしく，セル画を描き部内で作成した撮影機を用いて制作していたそうだ。


　2つ目は「もし茨木童子と一目連がクラスメイトだったら？」という質問。これに対して福山さんは，教室は決まった感覚で机が並べられているものだが，茨木童子の周りだけは2ｍぐらい空間ができていそうと想像を膨らませていた。一方の一目連については，移動するとき龍に乗せてほしいと緑川さんが願望を吐露。好きなときに龍を呼び出せるのはたしかに便利そうだ。

　キャストたちのトークで会場があたたまったところで，「陰陽師」のゲーム内で10連召喚（ガチャ）を行い，SSRキャラを引き当てられるかを試すゲームコーナーへ。トップバッターは福山さんで，画面にト音記号を描いて召喚に挑戦してみたものの，結果は惜しくも“SR”どまり。僕は前座だからきっとパイセンが決めてくれるとバトンタッチすると，緑川さんはガチャ運はあまりないほうだと弱気な様子。画面にハートマークを描いて召喚を行ってみると，なんと1体目からSSRのキャラを引き当てる“神引き”を見せる。これには観客たちもたまらず歓声をあげていた。この結果を受け，家で引き当てたときよりもここで出たほうが何倍もうれしいと緑川さんは笑顔でコメントしていた。


　お次は，ゲーム内の“逢魔密書”を彷彿とさせるクイズコーナーに挑戦することになったのだが，1問目の「タピオカの原料である芋の名前」でさっそく苦戦するキャスト陣。その様子を見かねた百花繚乱さんが，「女の子が夜道を歩いているときに上から突然サバが落ちてきたら？」とヒントを出すも，「超ビビった！」「関サバ！」「お，サバ！」と珍回答が続出する。「（悲鳴を）もっとかわいく！」とさらにヒントが与えられると，「キャッサバ！」と見事に答えを導き出していた。

　その後も，「風神が裸で担いでいるものとは？」に「先輩（を担ぐ）」「神輿（を担ぐ）」とボケを交えた回答が出たり，「京という単位の次は？」に迷いなく「垓（がい）」と答えるファインプレーを見せたりして観客たちの笑いを誘っていた。


　ゲームコーナーの次は，キャスト陣による朗読劇が披露された。本イベント用の書き下ろしミニドラマで，現代で行われている“百鬼学園祭”に茨木童子と一目連が参加し，ひとときの安息の時間を過ごす様子が描かれていた。学園祭ではさまざまな催しが行われていたものの，2人の心をつかんだのは屋台に並ぶ特製スイーツの数々。クレープやタピオカミルクティーに舌鼓を打つ2人の様子はとても微笑ましかった。

　最後にTVアニメのPVが上映され，キャスト陣から締めの挨拶が述べられた。2020年には「陰陽師」を原作としたTVアニメ「陰陽百鬼物語」が放送予定ということもあり，キャスト陣もどういった作品に仕上がるか気になっているとのこと。茨木童子と一目連がアニメに登場するかはまだ分からないが，一緒に放送を楽しみにしていましょうと2人はコメントしていた。アニメ，ゲームともに今後の情報に注目しておこう。

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