「フィッシュアイランド2」先行プレイインプレッション。RPGと釣りゲーの融合でどんなタイトルが生まれたのか

　NHN ハンゲームが2017年2月に配信を予定し，事前登録受付中のスマートフォン向け新作アプリ「フィッシュアイランド2」（iOS / Android）。今回4Gamerは，本作の配信に先駆けて開発版をプレイする機会を得たので，そのインプレッションと共に，ゲーム概要を紹介しよう。

料金形態は基本プレイ無料のアプリ内課金制が予定されている。ゲーム開始時，主人公（プレイヤーキャラクター）の性別を選択し，複数のパターンから好みのパーツを選んで見た目を決められる

筆者の趣味を反映したキャラでスタート。小麦色の肌は譲れない

「フィッシュアイランド2」公式サイト

釣り上げるのは魚だけでなく，精霊も!?

冒険とロマンに満ちた大海原に繰り出そう

　ゲームの舞台となるのは，美しい魚達とさまざまな精霊が海に棲む世界「ワールドライン」だ。主人公は伝説の釣り人「シーマスター」を目指す14歳の駆け出しシーファイターとして，超巨大神獣「ティアマト」からこの世界を救うべく，冒険に出ることになる。

ストーリーパートはフルボイスで進行

　海では，魚影に合わせてタイミングよく画面をタップするというシンプルな操作で釣り（バトル）が楽しめる。ステージの先に進むほど魚の動きは俊敏になっていき，プレイの歯応えも増してくるので，単調になりすぎず飽きがこないのも特徴だ。

魚がかかったら，釣りボタンをタップして釣り竿を持ち上げ，フッキングを成功させよう。フッキングが成功するタイミングは，円形の帯が中央のリングに合わさったとき。成功すると魚のHPを10％（失敗時は5％）減らし，展開を有利にできる

フッキング後は魚との“ファイト”が開戦。魚が円形のリングに重なったタイミングで釣りボタンをタップし，魚の体力を削っていくのだ。タイミングがズレると，主人公のライフが減り，これがゼロになったり，制限時間を迎えたりすると魚に逃げられてしまう

連続でタイミングが合うとコンボがつながっていく。魚の体力を削り切れば釣り上げることが可能だ

魚を見事釣り上げると経験値を獲得。ラインなどのアイテムを入手することもある

　釣り場には魚だけでなく，そこの“ヌシ”として「精霊」も棲んでいる。精霊をフッキングできると船が引っ張られる演出と共にファイトへと突入。手強い存在だが，精霊を釣り上げると仲間に加わり，主人公の頼もしい味方としてさまざまなサポート効果を発揮してくれる。

精霊の見た目は魚だけでなく，ネコやドラゴンなども存在する

精霊は最大4匹が編成できるが，コスト制となっており，すべて高レアで揃えるにはプレイヤーレベルの上昇が必須となる。精霊に設定されている「星座」を揃えて編成すると良いが，迷ったら「おすすめ編成」機能で問題ない。なお，精霊はガチャを通じて直接入手することもできる

白熱のボス戦は釣り船搭載の大砲で立ち向かえ！

　9つの海域にはそれぞれを守る神獣がボスとして待ち受けており，彼らとのバトルでは，釣り船に搭載した大砲を使って戦うことになる。とはいえ，“釣り”と同じくタイミングに合わせてタップ操作するだけなので，カジュアルに楽しめる点に変わりはない。

　ボスバトルでは大砲で神獣にダメージを与えるアタックパートと，神獣からの攻撃を耐えしのぐディフェンスパートを交互に繰り返し，撃破を目指すことになる。
　この神獣以上に巨大なボスと戦うレイドバトル機能も搭載されており，そちらでは全国のプレイヤーが4人まで協力して挑める。レイドバトルの報酬ポイントを集めると，限定アバターなどと交換できるのも注目のトピックだ。

画面に収まらないほど大きなボス

　釣り竿だけでなく，プレイの進行に応じて釣り船のカスタマイズもアンロックされ，カジュアルでありながら深いやり込み要素が用意されているのも，4Gamer読者に刺さりそうなポイントではないだろうか。

　このほか，釣り上げた魚が記録される「魚類図鑑」や，お気に入りの魚を水槽に入れて鑑賞できる「マイ・アクアリウム」など，サブコンテンツも充実している。そんな「フィッシュアイランド2」に興味を持った人は，ぜひ事前登録を済ませてアプリの配信開始に備えてほしい。

主人公の髪型から服装まで変更できるアバター要素

NHN ハンゲームのスタッフから参考用として送られてきた「マイ・アクアリウム」のスクリーンショットがカオスだった

「フィッシュアイランド2」公式サイト