連載
感染した娘を救いに迷宮へ挑む。スマホ向け地形反転アクションゲーム「RETSNOM」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第1270回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,地形を左右に反転させながら進んでいくパズルアクションゲーム「RETSNOM」(iOS / Android)をお届けする。本作は「ワールド」の中から「ステージ」を選択して攻略するステージクリア型となっており,ゾンビウイルスに感染した娘を救うべく,未来の研究所でワクチンを探すことになる一人の男が主人公だ。
「RETSNOM」ダウンロードページ
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基本操作は,画面左下の矢印で移動,右下の矢印でジャンプと「反転」が行える。反転は,主人公を中心とした上下左右5マス分に設置されたオブジェクトの配置を,左右に入れ替えるというもの。なお,主人公がオブジェクトに埋もれてしまう場合は反転させられないほか,反転させることで足場がなくなり,ゲームオーバーになることもある。
ゴールとなる「扉」は,道中に落ちている鍵と,2つの四角い断片を入手することで開けられる。また,隠された扉も存在しており,黄色のスイッチを踏むことで出現させることが可能だ。こうしてステージ内を走り回り,鍵と断片を入手しながらゴールを目指そう。
本作では,反転させた地形はピンク色の枠線で表示されており,その枠線内で再度反転ボタンをタップすれば,元の地形に戻すことが可能。配置を反転させてから移動して元の配置に戻すといったアクションを駆使すれば,通れなかった道を通れるようになることもある。
このほか,ピンク色の枠線の外から反転させることで,すでに反転させた地形の一部をさらに移動させることも可能だ。少しややこしいが,これを利用することで,1回の反転では到達できないような場所に進入できるようになるケースもある。しっかり覚えておこう。
ユニークなシステムが光る本作だが,実は物語もかなり魅力的。ワクチンの行方と娘の命,そして道中で出会う謎の人物達は敵か味方か……? あれこれ想像が膨らむ内容となっている。特定エリアのオブジェクトを反転させるという珍しいシステムが特徴の本作。難度はやや高めだが,パズルゲームや謎解きが好きな人には間違いなく刺さる作人なので,気になった人はぜひ一度プレイしてみてほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”も好き。
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(C) Magic Cube Co,. LTD & SOMI
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