イベント
「デスチャ」1周年前夜祭イベントレポート。新ラグナブレイク「アイドルレイド」のほか,「けもフレ2」「雪ミク」とのコラボ情報などが発表に
本イベントには,ディレクターとキャラクターデザインを兼任するキム・ヒョンテ氏を始め,ゲームの中核を担う開発スタッフ陣と声優陣が登壇。「魔王候補生」たちが大いに沸き立った会場の様子を,本稿でレポートしよう。
「デスティニーチャイルド」公式サイト
「デスティニーチャイルド」ダウンロードページ
「デスティニーチャイルド」ダウンロードページ
■登壇者
キム・ヒョンテ氏(ディレクター,イラストレーター)
イ・ヒョンミン氏(ディレクター)
KKUEM氏(イラストレーター)
ゴリ氏(プロデューサー)
優木かなさん(女主人公役)
飯田里穂さん(リザ役)
「デスチャ」でもっとも重要なのは「お尻」?
1周年前夜祭は,これまでの1年のアップデート内容や,開催されたイベントを振り返る映像を皮切りにスタート。次々とスクリーンに投影される「デスチャ」の1年を,会場のファンは息をのんで見入っていた。
映像が終わると,声優の優木さんと飯田さんが登壇。それぞれ挨拶の中で演じるキャラクターのセリフを生で披露するという,ファンサービスもあった。
ちなみに,優木さんは出演が決まってから熱心に「デスチャ」をプレイしているそうで,メガネを外したマヤウェルに一目ぼれしたとのこと。一方,飯田さんは自身が演じるリザについて「難しいセリフが多くて演じるのが大変なぶん,愛着もわきます」と,演技での苦労とリザへの想いを語っていた。
続いて,キム氏とイ氏が登場し,日本語を交えながら挨拶した。さらに,韓国に留学したこともあるという飯田さんと韓国語でコミュニケーションを取る一幕もあり,開幕早々に会場が盛り上がる。
トークの中で,イ氏が「デスチャ」の開発に参加したきっかけはキム氏からの勧誘だったことが明かされたのだが,勧誘の理由についてキム氏は「一緒に仕事をするには十分にヘンな人」だったからと語り,会場の笑いを誘った。
また,運営のうえでもっとも大変なこととして,予期せぬ問題が起きたときに迅速に対応することだとイ氏がコメントした。さらに,コンテンツの開発中にはキム氏からさまざまな注文が付けられるそうで,その注文をうまく形にするのが「とても大変ですが,やりがいがあります」とのこと。
そして,「デスチャ」が1周年を迎えたことについてキム氏は「自分が手掛けたタイトルが日本で1周年を迎えたのは初めてなので,こうしてイベントに出ることができて,奇跡のように感じます」とコメント。続けて「この奇跡をあと20回は起こしたいと思います」と,これからの意気込みを語った。
その後は,以前行われたプレイヤーアンケートの結果やゲーム内の統計データから「デスチャ」の足跡を深堀りする「魔王候補生の軌跡」のコーナーが開始。登場チャイルドやラグナブレイクといったイベントなど,さまざまなトピックで1年を振り返ることになった。
最初に映し出されたのは,主な登場キャラクターがズラリ並んだスライドだ。キム氏がメデューサ,バリ,サンビーチモナの並びに食いつき「お尻のトライアングルがお気に入りです」と発言した。さらに「これからもっといいお尻を描きたいです」と語り,お尻こそが「デスティニーチャイルド」で一番大事な要素だと,笑いながら話していた。
メインシナリオ,サイドストーリーにのみ登場するチャイルドの実装希望のアンケートでは,1位がロキ,2位がセメレー,3位がヘーベという結果になっていた。
この結果を受け,イ氏からは「ロキは重要な登場人物として実装される予定なのでお待ちください」という耳よりな発表が。また,セメレーも「ロキと密接な関係があるので,また近いうちにストーリーに登場するのではないかなと思います」と明かしていた。
そして,ヘーベについてはキム氏の口から,サイドストーリーに再登場することが発表された。現在登場に向けて開発を進めているところだそうだ。
新たなチャイルドも誕生! イラストコンテスト授賞式
「魔王候補生の軌跡」のコーナーのあとに行われたのは,今年の8月末から10月中旬まで作品が募集されていた「DCIC -デスティニーチャイルド イラストコンテスト-」(以下,DCIC)の授賞式だ。ここで,キム氏とともに審査委員も務めたイラストレーターのKKUEM氏も登壇した。
賞金総額1000万円という規模で開催されたDCICでは,オリジナルチャイルド,コスチューム,ソウルカルタの3つの部門で作品を選定。優秀賞には各部門から3作品,最優秀賞には各部門から1作品,大賞には1作品が選び出された。
大賞に輝いたオリジナルチャイルド部門の作品は,会場でLive2Dも披露されたのだが,それについてキム氏いわく「素敵な作品だったのでLive2Dの作業を進めてしまいました」とのこと。「デスチャ」らしい生き生きとしたモーションに仕上がっている。
また,最優秀賞の作品もそれぞれゲーム内に実装予定で,ソウルカルタは1周年イベントから実装される。その他の作品は現在実装に向けて作業中で,実装時期が決まったら順次発表されるとのことだ。
新情報も続々発表。チャイルドがアイドルに!
イベント後半には実装予定のコンテンツの情報が次から次へと発表された。まず公開されたのは,1周年を記念した新ラグナブレイク「アイドルレイド」だ。実装済みのアリアを始め,5人のチャイルドがアイドル「プラネットパーティー」として11月29日に登場する。
レイドを最後まで遊ぶと,「プラネットパーティー」による歌も聴けるそうで,イ氏は「すばらしいストーリーと,それに負けないくらい素敵な音楽を聴けるレイドが待っています。ぜひ楽しみにしていてください」と,自信をのぞかせていた。
さらに,発表は1周年記念の情報だけに留まらず,2019年に実装を予定しているコンテンツについての紹介も行われた。
その中で最初に発表された「リバース・ラビリンス」は,さまざまな迷宮に挑戦するというもの。迷宮の攻略難度はプレイヤーが自分で上げることが可能で,難度の上昇に伴い,報酬も豪華になる。
報酬として手に入る「リバースコイン」を消費すると,星5チャイルドやチャイルド,契約者のコスチュームを入手できる「リバース錬成術」が行える。なお,実装される契約者コスチュームは現在決まっているものだけで150人分以上。さらに,運営の中でコスチュームの数を増やしていく予定だそうだ。
次に発表された「エンドレスデュエル」は,15vs.15で総勢30体のチャイルドが戦う大規模なPvPコンテンツとなる。プレイヤーが編成した15体のチャイルドのうち5体が前列で戦い,戦闘中のチャイルドが倒れたら,後ろのチャイルドが前列に出て戦うというユニークなシステムとなっている。
さまざまなルールが用意されており,これまでレアリティ5のチャイルドに比べて活躍の場が少なかった,レアリティ4,3のチャイルドのみで戦うこともできるとのこと。
さらに,プレイヤーからの要望も多かったという「転生館」の実装も決定した。「転生館」はレアリティ5のチャイルドと「黄泉の花」というアイテムを素材にし,チャイルドの限界突破を行える施設。実装されれば,これまで期間が過ぎると限界突破をすることができなかった期間限定チャイルドをいつでも限界突破できるようになる。
そして最後に発表されたのは,「魔王候補生の軌跡」のコーナーでも人気だった「温泉」だ。実装を心待ちにしていたプレイヤーも多かったのか,会場からは自然と拍手が巻き起こった。
「温泉」では任意のチャイルドの入浴シーンを鑑賞できるだけでなく,入浴中のチャイルドにプレゼントを渡すことで好感度を上げられるほか,入浴したチャイルドのステータスが成長するなどのうれしいメリットがある。
なお,入浴中には「鬼火」と呼ばれる存在がチャイルドを邪魔しにくるため,主人として「温泉」の平和を守る必要があるとのこと。実装時期は来春を予定しているそうだ。
イ氏は「このほかにもいろいろなコンテンツを準備しているので楽しみにお待ちください」と締め,アップデート情報の紹介コーナーは終了となった。
そのまま今度はコラボ情報が発表された。ゴリ氏から,来年1月から放送予定の「けものフレンズ2」と,来年2月に北海道で実施される「SNOW MIKU 2019」という,豪華なタイトルとのコラボが明かされた。開催時期やコラボ内容は順次公開されていくそうなので,続報を楽しみに待ちたい。
以上をもって,1周年前夜祭は閉幕となった。イベント中に発表されたとおり,「デスチャ」は来年も進化を続けていくという。これからも2年,3年,そして(キム氏の目標では)20年と,プレイヤーを長く楽しませてくれるだろう。
「デスティニーチャイルド」公式サイト
「デスティニーチャイルド」ダウンロードページ
「デスティニーチャイルド」ダウンロードページ
- 関連タイトル:
デスティニーチャイルド
- 関連タイトル:
デスティニーチャイルド
- この記事のURL:
(C)2017 NextFloor Corporation. SHIFT UP Corporation. STAIRS Corporation.
(C)2017 NextFloor Corporation. SHIFT UP Corporation. STAIRS Corporation.