［TGS 2017］「デスティニーチャイルド」の主人公はキム・ヒョンテ氏のペルソナ？　ゲームの魅力が語られたステージイベントをレポート

　2017年9月23日，東京ゲームショウ2017のDMMブースにて，「デスティニーチャイルド」（iOS/Android）のステージイベント“DESTINY'S DAY in Japan”が行われた。ステージにはディレクター兼キャラクターデザインを担当するキム・ヒョンテ氏と，サウンドプロデューサーのESTi氏が登壇して本作の概要や魅力を紹介し，制作エピソードが語られた。本稿ではそのステージの模様をお伝えしよう。

スペシャルゲストとして，主題歌を歌う平田志穂子さん，声優の米内佑希さん（主人公役），石川由依さん（イブ役），牧野由依さん（エシュ役）が登壇した

「デスティニーチャイルド」公式サイト

　キム・ヒョンテ氏，ESTi氏がステージに登壇し，この日のために作れらたというスライドを使い本作の概要が紹介された。
　「デスティニーチャイルド」は，ある日魔王が姿を消し，悪魔達がその魔王の座をめぐり壮絶な戦いを繰りひろげるという世界が舞台だ。主人公は，魔界が嫌で，人間界で平穏に暮らしていた1人の悪魔だが，その前にサポーターサキュバスのモナが現れ，誘われるままに魔王争奪戦に参加することになる。


　争奪戦の要となる使い魔「チャイルド」は，1人1人違ったモーションを持つだけなく，キャラクターボイスも固有のものとなっているのが注目のポイントだ，とキム氏は述べる。
　また，一部のチャイルドを除いて，専用ストーリーも用意されているとのことだ。チャイルドとの絆を深めるキズナシステムによって主人公との関係を深めることで能力が向上し，絆がマックスになると本来の姿を取り戻すという。


　ゲーム内には，本当の物語が体験できる「夜の世界」，闇の放送局「EVil」，戦いに敗れた悪魔が集う「アンダーグラウンド」，冒険家エポナによる「探検」，そして限定チャイルドが入手できるレイド「ラグナブレイク」といったコンテンツが用意されている。

ゲームにはさまざまなコンテンツの実装が予定されているとキム氏は述べ，会場に訪れた人に，その一部を公開した。温泉のイラストのように見えるが，これがどういったコンテンツになるかは，まだ秘密だそうだ

　メインキャラクターのキャスティングは，韓国のスタッフから指名の多かった声優陣にオファーしているという。ゲームに登場する300人のチャイルドはそれぞれ異なる声優がボイスを担当するため，ESTi氏は300人分のキャラクターソングを作りたいと意気込みを語った。
　お気に入りの登場キャラに話題が及ぶと，キム氏は主人公をプッシュ。いわく，主人公はキム氏のペルソナ的な存在なのだという。一方のESTi氏は，男以外のキャラが大好きだと大胆なコメントを述べた。

主人公

　ステージ終盤には，平田志穂子さん，ESTi氏，Seibin氏による生ライブも行われ，本作のテーマソングである「Plastic City」でステージを「デスティニーチャイルド」一色に染め上げた。透明感のある歌声，激しく刻まれるビートに観客は終始酔いしれていたようだ。
　最後にヒョンテ氏より「このように直接みなさんにゲームを紹介させていただくチャンスをもらえて大変嬉しく思います。これからも，こうした機会を増やしていきたい」というコメントが述べられ，ステージイベントは幕を閉じた。

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