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[JAEPO2017]「ボーダーブレイク」に続く,10対10の大人数対戦アクション「SOUL REVERSE」ステージイベントレポート。ロケテが東京で3月3日〜5日に開催
ステージが始まると本作サポートキャラクター“ルーチェ”と英霊である“パンドラ”にエスコートされて,開発プロデューサーである三上氏が登場し,本作の開発経緯を語った。
三上氏によると,本作は同氏が以前開発したアーケードゲーム「ボーダーブレイク」をその土台にしているという。10人対10人という多人数対戦ゲームを多くのプレイヤーに遊んでもらったことがきっかけとなっており,もっと多くのプレイヤーが多人数対戦で遊びたいのではないかと感じて開発に至ったそうだ。
「ボーダーブレイク」から約8年が経過し,ソーシャルゲームの流行や電子マネーの一般化など,時代的な変化もあったが,「SOUL REVERSE」はそれらも取り入れる形で開発されているとのことだ。
ステージは進み,「SOUL REVERSE」と「SOUL REVERSE ZERO」で英霊“ゼノビア”役を演じる長谷美希さんが登場。ちなみに,JAEPO2017のセガブース「SOUL REVERSE」コーナーにて,「SOUL REVERSE ZERO」で使えるSSR英霊“ゼノビア”が先行配信されているので,来場予定の人は忘れずに入手しておこう。
ステージではゼノビア役の長谷美希さんが演じ分けを披露してくれたが,なるほど,ここまで違うのか,という印象で,芯の部分は同じだが,雰囲気は明らかに違うように感じた。長谷さんの演技力に脱帽である。
続いて,ゲームの概要説明が映像で行われたので,内容をまとめて紹介しよう。「SOUL REVERSE」は最大10対10の大人数対戦アクションゲームだ。プレイヤーは大剣を持ったウォリアーや拠点防御を得意とするナイト,中距離から攻撃できるメイジ,味方の支援や弓を用いた遠距離攻撃ができるレンジャーといったクラスとなり,戦いに身を投じていく。ロボット対戦アクション「ボーダーブレイク」をプレイしたことある人には,そのファンタジー版とでも言えば理解しやすいかもしれない
筐体は,32インチの大型タッチパネルモニター,イヤホンジャックとスマホの充電などで利用できるUSBチャージポート,さらにAimeをはじめとした電子マネーに対応するカードリーダーを搭載。独特の操作インタフェースとなっており,操作方法は「ボーダーブレイク」をベースとした,本作独自のものを採用している。
本作は新型のシステムボードを搭載しており,リッチなグラフィックスがウリとなっているほか,長期間の運営にも耐えうる設計がなされているとのこと。アーケードのオンライン対戦アクションは,そのサービス提供期間が気になるところだが,システム面での問題はなさそうだ。
ちなみに,2016年11月にサービスを開始した「SOUL REVERSE ZERO」との連動要素もあるという。どういった連動が行われのかは今のところ不明だが,稼働を楽しみにしている人は「SOUL REVERSE ZERO」をプレイしておくと良いかもしれない。
ステージではディレクターの小田嶋氏が登場し,開発スタッフによるデモプレイが披露された。“神将”と呼ばれるボスキャラクターが戦闘のカギとなっており,プレイヤーは自軍の神将を守りつつ,相手の神将の討伐を目指す。マップには“霊脈”と呼ばれる争奪エリアがあり,そこがリスポーン地点や回復拠点となるため,占領することで戦いを有利に進めるようだ。小田嶋氏いわく,戦闘中にプレイヤーが倒されてしまっても特にペナルティはないが,復活する際に自軍の神将のヒットポイントを削ってしまうので,死に過ぎると味方が不利になるとのことだ。
ゲームでは,性別や体形,髪形,顔などを選び,それらをベースに調整でき,自分だけのキャラクターを作成できるという。そのキャラクターを使って戦闘を繰り広げるわけだが,装備品なども見た目に反映されるため,キャラクターへの愛着が沸きそうだ。ちなみにクラスによる性別の固定などはないとのことなので,安心してほしい。クラスはゲームスタート時に訪れる「境界の浮島」と呼ばれる場所で変更可能だ。
戦闘時には装備品などのアイテムを発見することがあり,戦闘終了時の報酬画面で宝箱という形で現れる。戦闘で活躍することで宝箱を開封する鍵が手に入るが,活躍度合いによってもらえる鍵の個数が変わってくるとのこと。アイテムはブロンズからプラチナまでの4段階のレアリティがあり,何が入っているかはランダムとなっているため,始めたばかりの初心者でもレアな装備を入手することがあるという。いわゆるハックアンドスラッシュ系ゲームのようなアイテム収集が楽しめるようだ。
ステージイベントの最後には「SOUL REVERSE」のロケテストを開催することが発表された。3月3日〜5日に東京都内で開催される予定とのことだ。詳細は後日ということなので,楽しみにしておこう。
「SOUL REVERSE」公式サイト
- 関連タイトル:
SOUL REVERSE
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