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マフィア梶田の二次元が来い!:第408回「それぞれの正義を囀るトリカゴのバーチャルYouTuber」
残念ながら,どうにも勢力としてはカスミガセキがトップを突っ走っており戦況はあまりよろしくないのですが,まだまだ戦争は始まったばかり。どうにか巻き返していきたいところです。この記事を読んでいる皆さんも,ぜひダークシスターズを! ダークシスターズをよろしくお願い致します!
4GamerSPチャンネルにて好評配信中の「マフィア梶田のYouTuber始めました(仮)」。直近の更新では「戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED」(iOS / Android)と「Fate/Grand Order」(iOS / Android)にて,色々とガチャを回してきました。
今回の動画ラインナップは中々の勝率となっており,とくに翼さんのバースデー記念ガチャでは断ち切れない因縁めいたものを感じました。FGOガチャでは動画のスタイルについて視聴者の皆さんへ質問をしているので,ぜひコメント欄へご意見ご感想の書き込みをよろしくお願い致します!
「戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED」公式サイト
「戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED」ダウンロードページ
「戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED」ダウンロードページ
「Fate/Grand Order」公式サイト
「Fate/Grand Order」ダウンロードページ
「Fate/Grand Order」ダウンロードページ
5月31日に「謎の新プロジェクト『TORIKAGO』情報解禁特番」というニコ生に出演したんですよ。TORIKAGO,その正体は“少年とケモミミ娘の終末探索RPG”こと,「トリカゴ スクラップマーチ」(iOS / Android)というスマホ向けタイトルだったんですが,あらゆる情報がシークレットで当日まで出演者である自分もほぼ詳細を知らされていない徹底ぶりでした。
「トリカゴ スクラップマーチ」公式サイト
知っている人もいるかもしれませんが,自分からするとアカリちゃんはわりと初期の頃からTwitterでコミュニケーションをとっていたバーチャルYouTuberでして。「いつか共演しようぜ!」という話をしていたので,それがついに叶ったという意味でも面白い仕事でしたね。
なお,バーチャルYouTuberとの共演自体は電脳少女シロちゃんとばあちゃるで経験済みなんですが,今回は何がスゴいって,ちゃんと映像上で同じ空間に存在していたんです。
【ミライアカリ×マフィア梶田初共演】謎の新プロジェクト『TORIKAGO』情報解禁特番
生身の人間と,バーチャルYouTuber。この組み合わせをしっかり“同軸の存在”として成立させた例というのは,実のところまだまだ少ないんです。番組にもよると思いますが,単純な実写合成とは違って生放送ではリアルタイムで会話する必要がありますし,やりとりのラグを極力回避するのに加えて“バーチャル”ならではの尖った世界観も守らなければいけない。あたかもサンタクロースを信じる子供にクリスマスを語って聞かせるように,非現実を現実に溶け込ませないと面白くないんですよ。
まさしく,自分の夢見ていた“二次元が来い”という世界観が現実に,とても身近なものとなり始めているわけですが,その一方,バーチャルが現実を侵食しつつある業界において,自らの行く先を考えてしまいます。
現状,生放送のようなPRにおいてバーチャルタレントを起用するのは,技術的な面でどうしても生身の人間ひとりよりもコストが高くなってしまうんですよね。ただ,今後どんどんそのあたりの技術が普遍化・簡略化されていき,人間ひとりのコストと同等,あるいは安くなったら……もし俺がクライアントなら,アニメやゲームといったコンテンツのPRはバーチャルタレントに任せてしまうと思います。
宣伝番組そのものがコンテンツとして成立するという強みが,オタク業界においては生身のタレントの比じゃないんですよね。いずれはアニメやゲームの登場キャラクターそのものがバーチャルタレント化し,コンテンツのPRをするのが当たり前になるかもしれませんし,その到達点は高度に完成された偶像崇拝というエンターテイメント。オタク業界を牽引するのは我々の愛するキャラクターそのものとなり,現実とフィクションの境界はボヤけて曖昧になる。
それはつまり,司会や宣伝を担う“人間”が必要とされなくなっていくということでもあるのですが,不思議とジレンマや危機感のようなものは感じず,二次元をこよなく愛するオタクとしてなんと美しい未来像であろうかとワクワクせずにはいられません。極めて狂気的な矛盾かもしれませんが,いわば俺は俺が必要とされなくなるような未来をずっと夢見ているということです。
ただ,現状としては不思議と生身の自分にバーチャルYouTuberとの共演案件が続けて来ているんですよね。これはオタク業界の広告塔がリアルからバーチャルに移り変わろうとする過渡期ならではの現象なのかもしれませんが,彼女(彼)らと一緒に新しい時代の幕開けを肌で感じられるのは大きな喜びです。VR関連事業にはこれからも成長を続けてもらい,一刻も早く俺が夢見ているような理想郷を現実のものとしてほしいですね!
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戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED
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