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メインキャストが集合した「拡張少女系トライナリー」最終回配信直前上映イベント。強烈なバッティングが来場者を襲う……?
本作は,コーエーテクモゲームスと東映アニメーションが協業し,アニメ×アプリというコンセプトで展開されてきた作品だ。本イベントでは物語の最終話「ACT.6-Episode06」の配信に先駆けて,ACT.5〜6 全エピソードのスクリーン上映と,キャスト&スタッフによるトークショーが行われた。本稿ではそのうち,キャスト陣のトークの模様をお届けしていく。
イベントの開始とともに,たけだまりこさん(逢瀬つばめ 役),中恵光城さん(國政綾水 役),八木侑紀さん(ガブリエラ・ロタルィンスカ 役),萩原あみさん(恋ヶ崎みやび 役),平山笑美さん(卯月神楽 役),本作の原案を務める土屋 暁氏,東映アニメーション プロデューサーの本川耕平氏が壇上に姿を見せた。
この後,会場ではACT.5からACT.6-Episode06までの一挙上映が行われたが,最終話の配信前ということで,トライナリーの面々がどのような結末を迎えたのかは,ここではおあずけとしておこう。ただ,ACT.5から続いてきた不穏な展開に対して,期待を裏切らぬ畳み掛けになっていたのは確かなので,ぜひともアプリでの本配信を待っていてほしい。
最終話の上映後,余韻の冷めやらぬうちにキャストおよびスタッフ陣があらためて登壇した。また,本作のイベントでは初登場となる,皇千羽鶴を演じる岩﨑春奈さんがスペシャルゲストとして現れる。キャスト陣に“お春”の愛称で呼ばれていた岩﨑さんには,サプライズプレゼントとして,つばめとお揃いの折り鶴のイヤリングが贈られた。
続いて,壇上では各キャストのこれまでの感想が語られたので,各々のコメントをまとめていく。
たけださん:
アフレコ当時はまだ中学生で,TVの中でしか見たことがなかった世界に,私は声優として立っていましたが,あの頃はまだ社会見学みたいな気分もありました。学校のジャージでアフレコに行ったこともありましたし(笑)。それから皆さんに支えてもらって,ここまで来ることができました。本当にありがとうございました。
中恵さん:
この作品に携わってから,今この時まで,本当にあっという間でした。アプリが配信されてからは,それぞれのヒロインの個性であったり,バックグラウンドであったり,MVであったりも見られたりして,1人のプレイヤーとして「拡張少女系トライナリー」をたっぷりと楽しませていただきました。
八木さん:
今回は会場で最終話が上映されるということで,昨日はこれまで配信されてきたアニメを家で振り返っていました。ときどき,シリアスで怖い場面もあったりしましたが,最終話を含めて本当に「いい話だった!」と感じています。それと,これまで一緒にやってきたキャスト陣とスタッフ陣と,この場でリラックスして話せる関係になれたことも,本当に奇跡だと思っています!
萩原さん:
なにより,土佐弁が上手くなりました(笑)。最初の収録では,台本に書いていない土佐弁を話すことを求められて,「大阪弁しか喋れんわ!」なんて思いもしましたが,最近は自然と「ぞね」が出るようになりました。新しい方言との出会いで,いっぱい成長できました!
平山さん:
神楽には,いろいろな顔がありました。嘘の笑顔や,それが剥がれた後のドロドロした表情,はっちゃけた一面,最終的には○○じゃなくなっちゃいましたしね。神楽のように多面性のあるキャラを演じるのは初めてで,本当に楽しかったです。神楽はほかの人達とは違い,これまで隠さなければならなかったことも多かったので,私的にはこれからが本番というところもあります(笑)。
岩﨑さん:
トライナリーの皆には大変過酷な運命を背負わせてしまいました……(笑)でも,ちーにはちーの目的があって,そのために頑張ってきました。演じているときもシンプルな気持ちで,ナチュラルに演じられたのが印象的です。あと,アニメの後にアプリの収録が始まったんですが,アニメに出てくるちーは無表情なのに,アプリになると「ちーちゃん,めっちゃ可愛いじゃん!」ってなりました(笑)。
続いての「キャラクターにダイレクトクエスチョンコーナー?」は,事前にプレイヤーから募集していたキャラへの質問に対し,(土屋氏の監修のもと)キャラが返答するというものだ。ここでは「神楽ちゃんのアプローチはいき過ぎていると思いますか?」「素直になるか,FreyMENOWを応援するつばめちゃんの真似をしてください」といったものから,千羽鶴に“例の台詞”の数々を言ってもらうための質問が行われた。
次の「オリジナルクランプレゼンテーション」では,キャスト陣がそれぞれ自作したクランが発表され,会場からの拍手の大きさによって“もしかしたらアプリに実装されるかもしれない権”が与えられた。
実装に向けてスキルまで考えてきた,たけださんの「たーこ。」。猫アレルギーゆえに猫に触りたくて発症したという平山さんの「にゃんたまくん」など,いずれも力作揃いであったが,最終的に勝利したのは萩原さんの「土佐弁太郎」であった。口癖の「日本の夜明けぜよォ…」の効果か,圧倒的な親近感で優勝をもぎとった。
ちなみに,キャスト陣の直筆クラン色紙はその場で来場者達にプレゼントされたのだが,中恵さんが生んだゆるキャラ「たれこ」のミニぬいぐるみが追加でプレゼントされる際は,会場に強打者の気配が……。ぬいぐるみのプレゼント方法は,“4番 センター たけだまりこのバッティング(で飛ばされたぬいるぐみをキャッチした人に贈呈)”となった。
前回の生放送番組でもたれこをフルボッコにした,たけださん。たれこは壇上から来場者達に向けて,手加減無しのティーバッティング形式で打ち放たれ,強烈ライナーのまま会場の前列付近に着弾。最前列の人達はあまりの痛烈な当たりに,手に取ればもらえたものの,思わず身を仰け反らせてしまっていた。
さらに今後の展開として,本作の7次元先の世界「シェルノサージュ 〜失われた星へ捧ぐ詩〜」とのコラボが,近日開催されることが発表された(※コラボは2017年11月29日から実施中)。また,12月のシーズン企画として,イベント限定サンタコスチュームが手に入る「クリスマスイベント」も開催するという。
そのほか,“神楽チャンネル”が鋭意制作中であること,アニメに登場したクラン達の後日実装,ヒロイン達が使っているスタンプやデイドラのイラストを収録したLINEスタンプの配信,2017年12月29日から開催されるコミックマーケット93では“約束していたお姉ちゃんのグッズ”や,千羽鶴をモチーフにしたグッズを販売するとのことだ。
「拡張少女系トライナリー」のアニメは今回,最終回を迎えた。しかし,アプリなどの展開は今後も続いていく予定なので,2018年も引き続き動向をチェックしておくといいだろう。
「拡張少女系トライナリー」公式サイト
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(C)コーエーテクモゲームス・東映アニメーション
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