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2017年のロードマップも明かされた「BLACK SQUAD クリスマスLANパーティ in 秋葉原」レポート。日韓戦を視野に入れた公式大会の開催が決定
「BLACK SQUAD」公式サイト
FPSの大会といえば,キッチリしたレギュレーションのもと,実力者ぞろいのクランによる試合をイメージする人も多いだろう。しかし,このイベントは来場したプレイヤーがその場でチームを結成するうえに,いつものアカウントを使い,武器の選択なども自由にできるという,非常にカジュアルなものだった。
もちろん,優勝チームにはメダルやゴールド(ゲーム内通貨)などの豪華賞品が与えられるが,勝敗にこだわらず,楽しくプレイしようという雰囲気の中で試合が進められた。
ルールは,ランダムで決まったマップを舞台にした「爆破ミッション」が採用され,チームは5人編成で,5ラウンド終了後に攻守を交代,6ラウンドを先取したチームが勝利となる。
優勝はDチーム。DチームからはMVPも選出された |
準優勝のHチーム |
公式大会「PRIMAL CUP」が開催決定!
2017年ロードマップも公開
トーナメント終了後,久東プロデューサーから2017年の「BLACK SQUAD」の運営方針やロードマップが発表されたので,お伝えしよう。
2017年の運営方針として最初に明らかにされたのが,優勝賞金100万円の公式大会「PRIMAL CUP」の開催だ。オンライン予選のエントリー期間は2017年1月19日〜1月29日,予選トーナメントは2017年2月4日,5日,そして11日と12日に開催されるとのこと。
予選を勝ち抜いた4クランは,3月上旬に開催されるオフライン決勝大会へと駒を進めることになる。そこで優勝したクランは,2017年春に韓国で開催される予定の,韓国代表クランとのエキシビジョンマッチに出場するとのことだ。
こうしたオフライン大会は継続的に実施されるとのことで,「PRIMAL CUP」の詳細も含め,興味のある人は公式サイトをチェックしてほしいとのことだった。
続いて,2017年のロードマップについての説明が行われた。
まずは,新たなアーマーの実装が行われる。性能的には,メリットとデメリットの両方があるとのこと。新たな武器となるフラッシュバン(閃光手榴弾)は,スモークグレネードと同枠の扱いで,マップや戦略に応じた使い方がポイントになるという。
武器のバランスについては,サブマシンガンとライトマシンガンを対象に,それぞれの武器の特徴をより活かせるような調整を考えているとのこと。さらに,ゲーム内での目標を達成することで報酬を得られるという機能も用意される。
続いて発表されたのは,新ミッションと新マップ,新武器について。
新しく実装される4つのミッションのうち,「スナイパーミッション」と「近接武器ミッション」は,特定の武器しか使えないというものになる。また,「大規模占領ミッション」は,現在の「占領ミッション」に比べて占領すべき場所が増えており,スキルの使用も可能になるとのこと。「AIデフェンスミッション」は,次々にやってくる敵から拠点を守る,PvEミッションになっている。
新マップとしては,「殲滅ミッション」向けに,船の上で戦う「VBSS」,「爆破ミッション」向けには「ツーフェイス」,「暗殺ミッション」では「ロックダウン」,「破壊ミッション」には,2つの大きな道が特徴となる「デュアルロード」といった4種類のマップが登場する。さらに,上記の「スナイパーミッション」と「近接武器ミッション」向けのマップも新規に制作したものだそうだ。
このほかに,プレイヤーから寄せられている要望のうち,その大きさの順に調整,あるいは実装できないか,開発元と協議を重ねているという。要望をすべて実現できるかどうかは約束できないが,できるかぎりプレイヤーの希望に沿うようにやっていくと久東氏は話した。
運営方針の今後の計画としては,まず,レア武器の入手について手を加えていくことが発表された。これは,「レア武器とそうでない武器の性能差が大きいのに,欲しいレア武器を手に入れづらい」という要望に応えてのことだそうだ。今後は,武器を手に入れる手段の変更や,ランダム性の緩和,さらに,継続的にプレイすることでレア武器と同等の武器が入手可能になるといった調整を行うという。
そして,「言うだけ言って,いつやるか分からないというのでは,プレイヤーの皆さんは納得しないと思うので……」と前置きした久東氏は,その決意の証として,実施期間内に条件を満たせば対象武器の中から好きな武器が1つもらえる「プラチナレアプレゼントキャンペーン」の実施を発表した。詳しい内容は12月26日に公式サイトに掲載される予定なので,忘れずにチェックしよう。
発表を終えた久東氏は「本日はありがとうございました。まだ課題の多いタイトルで,たくさんの意見や要望をもらっていますが,それでも楽しんでくれる人が多くて,嬉しいと思います。これからも改善を進めますので,2017年もBLACK SQUADをよろしくお願いします」と述べて,オフラインイベントを締めくくった。
上記のように,今回のトーナメントは,かなりカジュアルな雰囲気のものだった。しかし,2017年初めにスタートする「PRIMAL CUP」は,今回とは異なるガチな戦いになるはずだ。来場したファンをはじめとしたプレイヤー達が,どのような戦いを見せてくれるのか,今から楽しみにしたい。
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