プレイレポート
「めがみめぐり」特別体験版レポート。チキンカレーや雨に濡れたリオレウスについて,ツクモとおしゃべりしてきた
本作は東京ゲームショウ2016にプレイアブルデモが出展されていたが,今回はそれとは異なる“おしゃべり”にフィーチャーした特別体験版を試遊する機会を得た。ゲームの流れや基本情報については「こちら」のレポートをご覧いただくとして,本稿では箕星太朗氏がキャラクターデザインを担当した新米ツクモガミ「ツクモ」のかわいらしさや会話の楽しさを紹介しよう。
関連記事:[TGS 2016]3DS「めがみめぐり」をカプコンブースで試遊。新米ツクモガミとの会話を楽しみながら,日本全国を旅しよう
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特別体験版ではツクモの質問に答えることで,彼女に言葉を教えてあげつつ,おしゃべりを楽しめるようになっている。
「答え」として入力できる言葉は,文字数で10文字まで(読みがなは15文字まで)。ひらがなやカタカナ,漢字,記号なども自由に選べる。つまり,「東京特許許可局※」は大丈夫だが,「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅」「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」といった長い言葉は教えられない。
※早口言葉でおなじみだが,実際には存在しない。特許権を担当する機関は特許庁である。
ツクモに言葉を教えると,なるべく自然な発音となるものを選んでくれるようだ。複数の単語を組み合わせたり,文章のようになっていたりすると,イントネーションがおかしくなりやすいが,今回,筆者がツクモに教えた言葉はほぼ自然な発音でしゃべっていた。
もちろん,教えた言葉の発音がおかしい場合には,それをツクモに伝えるとさまざまなイントネーションで話してくれる。その中から「正しい」と思うものを選べば,それ以降は自然に会話ができるというわけだ。
ツクモに教えられる言葉には,文字数以外の制限は存在しない。つまり,どんな言葉だろうがツクモはそれが正しいと信じるので,好きな飲み物を「カレー」にしてもいい。健気なツクモの笑顔を見ていると,少々胸が痛む気がしなくもないが,その後の会話が面白くなることは請け合いだ。
真っ当に言葉を教えていくのか,それとも面白さを追求するのか。ツクモがどのように育っていくのかは,プレイヤー次第である。
特別体験版にはツクモの髪型を変更する要素も実装されていた。ツクモはプレイヤーとのコミュニケーションを通じて,5つの能力(こんじょう/つよさ/かしこさ/やさしさ/うつくしさ)が上昇していく。そして,「やさしい髪型」や「つよさを感じる髪型」といった,それぞれの能力をイメージした新しい髪型を見せてくれるのだ。
イメージした能力だけでなく,髪の長さもショート,ミディアム,ロングの3種類があり,バリエーションはかなり豊富。もうこれだけで大満足の大興奮だったわけだが,変更前の髪型や最初の髪型に戻してもらえるのも嬉しいところだ。
今回試遊した特別体験版は,「めがみめぐり」の“おしゃべり”にフィーチャーした内容だったが,それでも十分に楽しい時間を満喫することができた。現時点で特別体験版を公開する予定はないそうだが,配信日(12月8日)への期待は募るばかりだ。早くツクモに言葉を教えたい! この気持ちを全国のプレイヤーと共有できる日が待ち遠しい。
なお,「めがみめぐり」は基本プレイ無料(アイテム課金)のタイトルだが,アイテムコードやグッズなどを同梱した「コレクターズ・パッケージ」および「COMPLETE EDITION」の発売が予定されている。こちらも合わせてチェックしておこう(関連記事)。
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