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[gamescom]サバイバルアクションが楽しめる「METAL GEAR SURVIVE」の高難度ミッションをプレイ。カギを握るのはチームワーク
本作は6月に行われたE3 2017でも,Co-opにフォーカスしたプレイアブルデモが公開されていたが,今回のバージョンは,KONAMIスタッフでもなかなかクリアできないほど難しくなっているそうだ。
今回は,gamescom 2017バージョンの試遊と共に,シングルプレイに関するブリーフィングを受けてきたので,あらめて本作の概要をまとめてみたい。
シングルプレイは探索サバイバル。オンラインCo-opはタワーディフェンス
METAL GEAR SURVIVEで活躍するのは,スネークではなく一般兵士である。プレイヤーは,キャラクターメイキングで自分だけの兵士を作り,フィールドを探索して素材を集め,何もない更地に自分だけのベースキャンプ(基地)を築き上げていくのだ。
METAL GEAR SURVIVEは,シングルプレイとCo-opの2つのモードで構成される。
シングルプレイでは,フィールドを徘徊するクリーチャーと戦ったり,あるいは避けたりしながら,素材を求めてオープンワールドを探索していく。ときには,ベースキャンプがクリーチャー達に襲撃されることもあるそうで,それに備えて防衛ユニットを設置し,守りを固める必要もある。
シングルプレイは,こうしたあらゆる危機を1人で乗り越えていかなければならない,サバイバル色の強いゲーム性になっていることがわかるだろう。
一方のCo-opは,4人のプレイヤーで協力してミッションをこなしていくというもの。ミッションの種類はいろいろありそうだが,gamescom 2017バージョンではワームホール採掘機と呼ばれる装置をクリーチャーの手から守るのが目的となっていた。
ミッションは,フェンスやバリケードといった防衛ユニットを作るための素材を集める探索フェーズと,クリーチャーを撃退していく準備フェーズに分けられており,メリハリのあるタワーディフェンスのようなゲーム性になっている。
素材自体はどちらのモードでも手に入るので,プレイヤーはシングルないしCo-opミッションとベースキャンプを行き来しながら,自分の基地を発展させていくことになりそうだ。
オンラインCo-opでは,役割分担が重要に
協力プレイといいながら,個々が好き勝手していてもクリアできるゲームはたくさん存在する。しかし,METAL GEAR SURVIVEではそうはいかない。四方八方から押し寄せるクリーチャーの群れをたったの4人で撃退しなければならないので,必然的にチームワークが必要になる。
gamescom 2017に出展されていたバージョンは,高低差のある見通しの悪いマップが用意され,難度はハードに設定されていた。
ミッションが始まったらまず,指定された場所にワームホール採掘機を設置し,最初の襲撃が来るまでに防衛ユニットを作るための素材を集める。最初は,それぞれが散らばって素材を探し,早めに集合してフェンスやバリケードを建てていくのがセオリーになるだろう。素材はチームで共有されており,素材さえ揃っていれば,機関銃や迫撃砲を設置することも可能だ。
しばらくするとクリーチャーの襲撃とともに防衛フェーズがスタートする。採掘機を守る拠点には,クリーチャーの侵入経路が複数あるので,このフェーズでは誰がどの侵入口を守るかを決めなければならない。
敵の進行ルートは,地面を這うように動く矢印が知らせてくれるので,どこから攻め込まれるのかを把握するのは難しくはない。ただ,ウェーブが進むと,4人でカバーしきれなくなるほどさまざなまルートから攻めてくるので,手の回らない場所には防衛ユニットを多めに設置しておくなどの工夫が必要になる。
また,ウェーブを追うごとに特殊なクリーチャーも出現する。とくに厄介なのがボマーと呼ばれるクリーチャーで,こいつの接近を許してしまうと防衛ユニットが一瞬で破壊されてしまう。そのため,ボマーは最優先で倒さなければならない。
なんとか猛攻を凌ぐと,次のウェーブが来るまでに数分のインターバルが与えられる。これがいわゆる準備フェーズだ。このインターバル中は,次のウェーブに備えて素材を集めたり,防衛ユニットを修理・建設したりすることになる。
ただ,全員で素材を探しに行ってしまっては拠点を強化する時間がなくなってしまうので,拠点に残る人と探索に向かう人は決めておきたい。
またインターバル中は,ミッションエリアのどこかでサブミッションが発生する。これをこなすと,弾薬の補給設備やウォーカーギアが獲得できるので,サブミッションに向かうメンバーも決めたほうが良さそうだ。
今回のデモは3ウェーブを耐えればクリアとなっており,筆者のチームは見事防衛に成功した。それぞれが自分の役割を理解して動けていたのだ。
とくに,ウォーカーギアに乗ったプレイヤーがその機動力を活かして,ボマーの遊撃に出てくれたのが大きかった。そのプレイヤーが遊撃に出ている間は,拠点の防衛が手薄になってしまうわけだが,機関銃や迫撃砲を設置するなどしてうまくカバーできていたのも,成功の要因といえるだろう。
このゲームで必要なチームワークは,一緒に固まって行動するというものではなく,役割を分担して動くというものだというのが,今回の試遊で分かった。メタルギアシリーズ本編との関連性は薄いので,シリーズを知らなくても問題ない。Co-op系のゲームが好きな人であれば存分に楽しめるだろう。
E3 2017,gamescom 2017と来て,次は東京ゲームショウ2017での出展にも期待できそうなので,日本で試遊できる機会が来る日を楽しみに待ちたい。
「METAL GEAR SURVIVE」公式サイト
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©Konami Digital Entertainment
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