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「CARAVAN STORIES」の先行テストが開催。明らかになった各種ゲームシステムを多数のスクリーンショットを交えて紹介
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印刷2017/06/10 00:00

イベント

「CARAVAN STORIES」の先行テストが開催。明らかになった各種ゲームシステムを多数のスクリーンショットを交えて紹介

画像集 No.004のサムネイル画像 / 「CARAVAN STORIES」の先行テストが開催。明らかになった各種ゲームシステムを多数のスクリーンショットを交えて紹介
 2017年6月3日,Aimingが開発中のスマートフォン/PCのクロスプラットフォームRPG「CARAVAN STORIES」iOS / Android / PC)の先行テストが,同社にて開催された。

 今回のイベントは,βテストよりも前のバージョンを一般プレイヤーに体験してもらい,そのフィードバックを取り込むという目的で行われたものだ。このイベントに4Gamerも参加してきたので,レポート記事をお届けしよう。

 なお,各種ゲーム仕様やユーザーインタフェースなどは,今後の開発作業を経て変更される可能性が大いにある。本稿に掲載しているスクリーンショットも,その点を念頭に置いて確認してもらえれば幸いだ。

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画像集 No.003のサムネイル画像 / 「CARAVAN STORIES」の先行テストが開催。明らかになった各種ゲームシステムを多数のスクリーンショットを交えて紹介 画像集 No.021のサムネイル画像 / 「CARAVAN STORIES」の先行テストが開催。明らかになった各種ゲームシステムを多数のスクリーンショットを交えて紹介


開発プロデューサー 高屋敷 哲氏
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 今回のテストプレイでは,CARAVAN STORIESの開発プロデューサーを務める高屋敷 哲氏からゲームコンセプトが紹介されたのち,休憩をはさみつつ,約4時間にわたってフリープレイの時間が設けられた。
 4Gamerでは,プレイレポート系の記事を掲載するのは今回が初めてなので,実際に触れて分かった各種システムなどを紹介していこう。

 キャラクター作成時に選べる種族は,最終的にヒューマンエルフオークドワーフゲッシーリザードマンが実装される予定。今回のテストプレイでは,ヒューマンのみが選択可能であった。ちなみに選ぶ種族によってスタート地点やストーリーなど,序盤のゲーム展開が大きく違ってくるそうだ。

画像集 No.006のサムネイル画像 / 「CARAVAN STORIES」の先行テストが開催。明らかになった各種ゲームシステムを多数のスクリーンショットを交えて紹介

 ヒューマンにおける序盤のストーリーをざっくりと説明すると,村の近くで起こった事件により,魔物が凶暴化してしまう。この原因を追及していくと,大空に生じた巨大な“亀裂”が,何かしらの影響を及ぼしていることが判明する。この亀裂は世界各地で発生しており,そこから魔物が攻め込んできているのだ。
 この未曾有の危機に対し,各種族が共闘するというのが,CARAVAN STORIESのメインコンセプトとなる。

 ちなみに,この亀裂はゲーム内でエニグマと呼ばれており,先日公開されたPVでも大きくフィーチャーされている。本作のキーポイントなので,目を通しておくとよいだろう。

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 RPGとしてのシステムに目を向けると,全体的にスマホでも遊びやすく作られている。フィールドでの移動はバーチャルパッドではなく,画面内を直接タップするタイプ。受注したクエストやミッションは,次の目的地までオートで移動可能なので,この手のRPGの経験者ならすんなり遊べるだろう。

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 冒険を進めていくと,プレイヤーキャラのもとにさまざまなNPCやモンスターが集まり,その中から最多で6人編成のパーティを組む。そして,フィールド上ではシンボルエンカウント形式でモンスターと遭遇し,リアルタイムバトルが展開される。

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 バトル中は各メンバーがオートで戦い,必要に応じてプレイヤーが操作介入するスタイル。たとえば範囲攻撃系のアクティブスキルは,スキルアイコンからスワイプさせてから指を離すことで,任意のポイントに向けて繰り出せる。アクティブスキルの使用もAIに任せられるので,6人編成といえども操作は簡単だ。

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 本作のタイトル名にもなっているキャラバンは,移動式の拠点と呼ぶべきモノで,ゲームスタートから30〜40分程度で入手できる。キャラバンは,冒険に役立つさまざまな施設を内部に設置できるほか,バトル中は支援攻撃も行ってくれる頼もしい存在だ。
 冒険中は,キャラバンが自分の後ろを少し離れてトコトコ追いかけてきてくれる。基本的に全プレイヤーキャラがキャラバンを連れているので,大勢が集まる拠点エリアなどでは面白い光景が見られそうである。

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 キャラバンに設置できる施設は,内装外装に大別されている。内装は,クリスタルやゴールドなどといった各種資源の生産をはじめ,拠点へのショートカット移動や装備アイテムの強化など,冒険時に役立つ機能が用意されている。
 一方の外装は,砲台や装甲など,キャラバンにとっての装備アイテムといえるもので,これを充実させることで,バトル中にさらに活躍してくれるだろう。

キャラバンの内部。意外と広く,主要キャラがくつろいでいる姿も確認できる。リアル時間に応じて各種資源が貯まっていき,これを元手に内装や外装のカスタマイズを行っていく
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こちらは外装のカスタマイズ画面。砲台などの各パーツは,好きな場所に設置できる。外見にも反映されるので,他プレイヤーのキャラバンを眺めるのも楽しそうだ
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 しばらくの間はソロプレイでの冒険となるが,4〜5時間程度ゲームを進めると,“自由都市”なる拠点エリアへ到達できる。ゲーム開始後は散り散りにスタートした各種族は,ここで合流するとのこと。また,自由都市では多くのコンテンツが開放されるそうだ。

 今回のテストプレイの参加者の中に,自由都市まで到達できた人はいなかったと思われるので,多くの人は“遊びやすいスマホ向けRPG”という印象を抱いたかもしれない。ここからもう少し進めると,MMORPGらしいゲーム展開が待ち受けているのだろう。

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エニグマから襲来したモンスターと戦うコンテンツも。いわゆるレイドボス系のコンテンツで,キャラクターレベルが一定に統一されたうえでの共闘バトルとなっている
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 そのほか,マルチプレイに関して,本来は自由都市の到達後に開放される1vs.1による対人戦コンテンツ「コロシアム」「デュエル」も体験できた。ちなみに両者のバトルシステムは同じで,前者は対AI,後者は対プレイヤーとなる。

 コロシアム/デュエルは,「クラッシュ・ロワイヤル」に代表されるスマホ向けMOBA風のコンテンツだ。両プレイヤーは所有キャラの中からデッキを組み,レーンを通じて制限時間内に相手のタワーや本拠地を撃破するという,経験者にとってはお馴染みのゲーム展開となる。こういった遊び方がスマホ向けRPGのコンテンツとして楽しめるというのは興味深いだろう。

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 プレイ後の個人的な感想としては,グラフィックスに目を引かれた。キャラクターは手描き風のタッチで描かれており,また淡い色調の風景はゲーム内時間の経過に応じて微妙に変化する。今回体験したのはスマホ版だったが,仮にPC&大画面ディスプレイでプレイしても,なかなか見応えがありそうだ。
 同社は“スマホ史上最高のグラフィックス”と謳っているので,これらのスクリーンショットを隅々までチェックしてみよう。

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 一般的に,βテストより前の段階で(一般向けの)テストプレイを開催するのは珍しいだろう。本作では「みんなと作る」をコンセプトのひとつとして掲げており,早い段階でフィードバックを吸収し,ゲーム内容に反映させたいという思いがあるそうだ。
 テストプレイの終了後には質疑応答の時間が設けられ,熱心な意見が飛び交い,開発スタッフが真摯に応じていた。参加者にとっては新鮮な経験だっただろうし,同時にAimingの開発チームにとっても,得るものがあったはず。

 同社によると今後も,今回のようなテストプレイの機会を検討しているとのこと。リリースまでには時間が掛かりそうだが,上記のコンセプトに興味を持った人は,引き続き動向をチェックするとよいだろう。

 また,昨日(6月9日)に放送されたCARAVAN STORIESの生放送番組では,本作の実機プレイ映像が(PV以外では)初めてお披露目され,テストプレイの感想なども語られている。こちらも合わせてチェックしよう。

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