［JAEPO2017］稼働開始日が2017年3月7日に決定。女性プロゲーマーが挑戦した「頭文字D ARCADE STAGE Zero」のブースイベントレポート

　セガ・インタラクティブは2017年2月11日，千葉県の幕張メッセで開催中のイベント，JAEPO2017同社ブースで，アーケード向けのレースゲーム「頭文字D ARCADE STAGE Zero」のイベントを行った。女性プロゲーマーのチョコブランカさんなどがレースに挑戦したほか，稼働開始日が3月7日に決定したことも明らかにされた。

「頭文字D ARCADE STAGE Zero」公式サイト

　本作は，しげの秀一さんの描く公道レースコミック「頭文字D」を原作としたゲームで，2002年の「頭文字D ARCADE STAGE」に始まるシリーズの最新作となる。今回は，走り屋チーム同士のランキングバトルや，勝敗に応じて「豆腐」が獲得できる店内対戦など，原作の雰囲気を再現した新要素が実装されている。

会場では，「頭文字D ARCADE STAGE Zero」のプレイアブル展示も行われていた

　イベントは，冒頭にも書いたように，女性プロゲーマーのチョコブランカさんと，アシスタントのカミィさんがゲームに挑戦するという内容。

ゲームに挑戦した，女性プロゲーマーのチョコブランカさん（左）。司会を務めた，ゲーム実況者のせんとすさん（右）

　チョコブランカさんは，日本人初の女性プロゲーマーで，北米のe-Sportsチーム「Echo Fox」に所属して，「スーパーストリートファイターIV」などで活躍中だ。そんな，格闘ゲームのプロがなぜレースゲームのイベントに，と思う人もいるかも知れないが，実はチョコブランカさんは「頭文字D ARCADE STAGE」シリーズのファンであり，プライベートではよくプレイしているという。
　それだけに，走りっぷりも堂々としたもので，「峠を攻めるのは楽しいけれど，リアルでやると危ないので，ぜひゲームの中で楽しんでほしい」と述べた。

レースは2回行われ，いずれも1位を獲得したチョコブランカさんだが，「大きな筐体に座ってハンドルを握り，アクセルを踏み込むのは楽しい」そうだ。乗るのはもちろんマニュアル車で，シフトレバーをガコガコと動かす様子からは，実に頼もしいドライバーぶりがうかがえた

筐体には実車さながらのステアリングやペダル，シフトレバーが備えられている

堂々たる走りで峠を攻めるチョコブランカさん

チョコブランカさんと一緒に峠を走った，アシスタントのカミィさん

　一方のカミィさんはシリーズのビギナーだが，リアルな操作感に満足した様子で，「免許を取りに行く前に，このゲームで練習したい」とコメントした。

　そして，イベントの最後に司会のせんとすさんから，「頭文字D ARCADE STAGE Zero」の稼働日が3月7日であることが明かされた。1月18日から東京都内でロケテストが行われて，あとは正式稼働を待つばかりという本作（関連記事）だったが，これについてチョコブランカさんは，「ぜひゲームセンターで『頭文字D ARCADE STAGE Zero』をプレイしてください」と挨拶して，イベントを締めくくった。

　なお，JAEPO2017のセガブースでは，「頭文字D ARCADE STAGE Zero」を試遊した人にオリジナルマスクがプレゼントされる。明日，2月12日の最終日にはぜひブースを訪れてみよう。

「頭文字D ARCADE STAGE Zero」公式サイト