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[CJ2016]「犬夜叉」がスマホ向けアクションゲームに。直撮りプレイムービーを掲載
犬夜叉といえば,高橋留美子氏原作による少年漫画で,戦国時代に生きる半妖の主人公「犬夜叉」と,現代に生きるヒロイン「日暮かごめ」の物語が描かれている作品だ。スタッフによると,中国でも同名のタイトルで展開されており,多くのファンがいるのだという。
ゲームの大きなウリは,原作が忠実に再現されたストーリーモードや,ダッシュやジャンプを織り交ぜながらコンボをつなげていく,スピーディでテンポの良い格闘アクションで,“正版”であるという点だ。
ちなみに,この正版というのは,著作権的に問題がない正式なタイトルであることを意味しており,中国においてはアピールポイントになるのだという。
今回出展されていたものでは,「犬夜叉」を操作してステージに挑め,道中で雑魚達を蹴散らして,最奥に待ち受けるボスと戦える。
操作はバーチャルパッドで行い,スワイプで移動,右下のアクションボタンをタップすれば,ダッシュやジャンプ,技の発動が可能だ。
ゲージを溜めて各キャラ固有の必殺技を発動することもでき,犬夜叉の場合は「風の傷」を繰り出せる。必殺技の発動時は,カットイン演出が差し込まれるので,見た目も派手だ。
かなり軽快にキャラを動かせるので,とくに練習しなくても華麗にエアリアルコンボをつないだり,ダッシュで敵の背後に回り込んだりでき,プレイの感触は非常に良好。戦っていて気持ちが良い。
スタッフいわく,今回の出展には間に合わなかったが,プレイヤー同士によるリアルタイム対戦モードの実装を予定しているとのこと。対戦モードが実装されれば,格闘ゲームとしても楽しめそうだ。
キャラクターは25体が用意される予定で,各キャラ間の強さはあえて原作に基づいて設定しているそうで,ゲームバランスをとるたのための均一化は行っていないという。
ゲームの雰囲気をつかみたい人は,プレイの様子を直撮りした以下のムービーをチェックしてほしい。なお,中国でのサービス時期は未定で,日本での展開については今後の反響次第とのこと。続報に期待したい。
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※2016年10月28日17:40,権利元の依頼により,開発途中のものを撮影した写真とムービーを削除しました
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犬夜叉
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