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「ソニックフォース」公式タイムアタック大会が開催。1/100秒単位で勝敗が決する高速バトルが展開された
会場には大勢のソニックファンが集結し,コラボメニューを楽しみながら大会を観戦していた。
この大会は当日のエントリー制になっており,午前中に予選が行われ,それを勝ち抜いた8名の選手が決勝へと進出した。大会ルールは規定のステージ(予選:ロストバレー,決勝:モーターキャニオン)をプレイして,クリアタイムを競うというものだ(PlayStation 4版を使用)。
「ソニックフォース」のプロデューサーを務める中村 俊氏,ゲストの橘 ゆりかさんに加え,このために帰国したというシリーズプロデューサー 飯塚 隆氏も会場に駆けつけ,勝負の行方を見守った。
左から,飯塚 隆氏,橘 ゆりかさん,中村 俊氏 |
予選ステージ(ロストバレー)をプレイした橘さんの参考記録は1分19秒35 |
予選から白熱の戦いが繰り広げられた模様で,なんと1位と2位のタイム差はわずかに1/100秒。さらに決勝進出者全員のタイムが0.2秒以内の収まるというから,実力はかなり拮抗している。
決勝進出を果たした8名の選手。なかにはソニックシリーズ大会の常連も |
決勝進出者の予選記録。決勝は順位が低いからプレイしていく |
決勝ステージとなるモーターキャニオンは,「ステージ26」ということで難度が高く,クリアすることだけでも容易ではない。落ちればミスになってしまう奈落も存在するが,高低差による落下をうまく利用してショートカットを図る選手が多く見られた。中村氏によると「ソニックは走るゲームですが,ここは飛ぶほうが速いです(笑)」とのこと。
決勝ではモーターキャニオンに2回挑戦して,速いほうのタイムで競うことになる。
決勝では1番手に登場したケンポン選手が,2回の走行ともに目立ったミスをすることなくゴール。47秒71という好タイムを記録した。ほかの選手はこの記録を破ることが当面の目標となったわけだが,決勝の緊張感によるものなのか,ミスが続出。ステージ中盤,空中のグラインドレールにストンピング(垂直落下)で乗ろうとして,奈落に落ちてしまうシーンも何度か見られた。
そのなかで最後に登場したしゅーへい選手は,ケンポン選手とほぼ同じコース取りで2回の走行をクリア。しかし,ケンポン選手にわずか0.02秒及ばず。結果,誰にも記録を破られなかったケンポン選手が優勝を果たすと,来場者から大きな拍手が送られた。
予選1位のしゅーへい選手が,最後に決勝の舞台に登場 |
優勝の瞬間,喜びのガッツポーズを見せたケンポン選手 |
こちらが最終結果。2017年を締めくくる熱い戦いとなった |
ケンポン選手にはトロフィーと副賞が贈られた |
この結果を受けて,中村氏は「これから作るゲームにも,こうした競える要素を盛り込んで,もっと盛り上がるようにしていきたい」とコメント。一方,飯塚氏は「ソニックのタイムアタック大会はコンマ1秒の戦いが繰り広げられ,終わった後も興奮が収まらないほど。今回もまさにそんな展開で,本当にやってよかったと心から思います」と語った。
また,2017年を振り返った飯塚氏は「ソニック25周年のパーティーで『Project 2017』として発表したときから始まり,我々がずっと温めてきた『SONIC MANIA』と『ソニックフォース』を無事出すことができ,おかげさまでいい評価をいただきました。この大会を持って,我々の2017年は終了となります。来年も新しい気持ちで,次の目標へと進んでいきます」と総括して大会を締めくくった。
「ソニックフォース」のサウンドトラックとカラオケが12月13日に配信開始 |
「Sonic Forces」公式サイト
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