【PR】「街コロマッチ!」は手軽なのに奥が深い，気持ちよさの“沼”にドハマリする新感覚パーティーゲームだった

　街コロマッチ!製作委員会は，2016年8月にスマホ向け新作「街コロマッチ!」（iOS / Android）をリリース予定だ。本作は人気ボードゲーム「街コロ」をモチーフとした新感覚パーティーゲームで，単純な移植作ではなく，スマホ向けに新たなチューニングを加えた，まったく新しいタイトルとなっている。事前登録者数が15万人を突破したことからも，注目度の高さがうかがえるのではないだろうか。

　ご存じの方も多いだろうが，「街コロ」といえば“サイコロを振って自分の街を育てる”シンプルでいて奥深いゲーム性が魅力のボードゲームだ。その人気は日本だけに留まらず，ボードゲームの本場ドイツで「ドイツ年間ゲーム賞2015」にノミネートされるなど，海外でも高く評価されていることでも知られている。

「街コロマッチ!」公式サイト

　そんな4Gamer読者にもおなじみの「街コロ」が，原作ならびに企画/開発グランディング，運営Aimingのタッグによって，スマホ向け新作としてリリースされる。本稿では，配信に先駆け「街コロマッチ!」の概要と魅力を紹介していこう。ボードゲーム好き，パーティーゲーム好きの人はぜひ目をとおしてほしい。

事前登録者数に応じてもらえる特典が豪華になるキャンペーンが実施中だ。公式サイトで事前登録をしておこう

会社が倒産寸前，いきなり社長!?
街コロバトルで会社を立て直せ

　本作は，複数人で遊ぶボードゲームをベースとしているが，ソロで楽しめるシングルモードも充実している。シングルモードでは，コミカルでいてハートフルな物語を楽しみながら，エピソード仕立てのクエストでゲームの基本やテクニックを学べる。

　期待の新人として入社したプレイヤーは，倒産寸前に追い込まれた“ハッピー建設”を舞台に，会社を立て直すため競合他社と街コロバトルを繰り広げていくこととなる，というのがザックリとしたストーリーラインだ。入社当日から社長が夜逃げしてしまうブラックな導入にも関わらず，物語は非常にコミカルに展開していく。入社当日から社長にならざるを得ない新入社員……アツイ。

ストーリークエストで待ち受ける競合他社とガチンコバトル。各エピソードに複数のクエストが用意されており，すべてクリアすると次のエピソードが開放される

　対戦モードは，腕前に関係なくマッチングできる「フリーバトル」，任意のフレンドとマッチングできる「マルチ合流」，強豪ひしめく全国のプレイヤーと競い合う「ランキングバトル」の3モードから選択できる。対戦ルールを自由に選択でき，シングルで戦う「1vs1バトル」，チームで戦う「2vs2バトル」，全員がライバルとなる「4vs4バトル」など，その時々のシチュエーションに合わせたマッチング/ルール設定が可能なのも特徴だ。

いわゆるギルドのようなシステムも搭載されており，ゲーム内でチームに所属すると，チーム全員で育てる「チーム施設」の恩恵を受けられる協力要素も

運と戦略でランドマークを勝ち取る
シンプルでいて奥深い街コロバトル

　街コロバトルの基本ルールは，「ダイスを振って自分の街を作り，コインを集めてランドマーク建設を目指す」という，ボードゲームの街コロを踏襲した極めてシンプルなものだ。大筋のルールは大きく変わらないが，スマホならではのプレイフィールにアレンジされた，バトルの流れと大まかなルールを紹介していこう。

バトルは，ダイスをフリックで転がし，手持ちの施設をタップで設置する以外は基本的にオートで進行する。片手でも遊べるお手軽操作が魅力だ

　ゲームの遊び方は，マップに施設を設置し，ダイスで出した目に対応する施設からコインを得るというシンプルなもの。マップは1〜12の列に分かれており，施設ごとに配置できる列が決まっている。5の施設なら5の列，8の施設なら8の列，という具合に設置していけばいいのだ。

ダイスを振る際に表示されるガイドを見れば，出目ごとにどれだけの収入が得られるか判断できる。左右に移動する光のバーを出したい数字に合わせると，その数字が出やすくなるスマホならではの仕様も

　このように，さまざまな効果を持つ施設でマップを発展させながら，目標となるランドマーク施設をいち早く設置できたプレイヤーが勝利となる。本作はチュートリアルが非常に親切で，一通りこなす頃には一連のルールを理解できる仕様となっている。ボードゲーム初心者でも入り込みやすい間口の広さは，本作にも継承されているようだ。

隣り合うように自分の施設を設置すれば，コンボが発生して収入がアップ。効率よく稼ぐためには施設設置のタイミングや位置も重要だ

ダイスで引き当てた数字の列に施設が設置されていると，その列にある施設の効果が発動する。自分のターンだとコインを稼げるもの，相手にコインを奪われてしまうものなど，施設によって効果はさまざま

　マップに設置する施設は大きく4つのタイプに分類され，タイプごとに効果の発動するタイミングが異なっているのも，忘れてはならない。デッキ構築は，商工タイプで固めて堅実に稼いでいくスタイルや，人からコインを奪ってなんぼの横取りスタイルなど，プレイヤーのスタイルと閃きによって戦略が広がっていく。

　施設によって稼げるコインの多さや，効果を発揮するシチュエーションもさまざま。400種類以上ものカードの中から「これぞ！」というデッキを構築し，他プレイヤーとアツイ駆け引きを繰り広げる瞬間は，ボードゲームならではの深い遊びを体感させてくれるだろう。

青（自然タイプ） 誰のターンでもコインを稼ぐ

緑（商工タイプ） 自分のターンならコインを稼ぐ

赤（飲食タイプ） ダイスを振ったプレイヤーからコインを奪う

紫（娯楽タイプ） 自分のターンなら特殊効果が発動

ダイスの出目の調整や，施設の効果をブーストするキャラクターカードもスマホ版ならではの要素。これまた使いどころが肝心で，いつ出すべきか悩ましいカードだ

ボードゲームの遊びの深さと
手軽なパーティーゲームのいいとこどり

　ボードゲームと言われると，長い時間をかけて決着をつけるイメージが強いが，本作は短い時間でボードゲームの遊びの深さを体感できる。プレイヤー同士が先の手を読み合う濃い戦略性と，多人数でワイワイと遊ぶパーティーゲームの手軽さをうまいバランスで融合させたタイトルなのだ。

　街コロバトルは最短で5分という短い時間で決着がつき，スキマ時間に楽しみたいときにピッタリなタイトルだ。メインで遊ぶアプリのスタミナ回復の待ち時間や，プレイの合間に息抜きで遊ぶタイトルとしても非常に相性がいい。

「塊魂」でおなじみの三宅 優氏が本作のサウンドを担当しており，ポップな曲調が対戦をいっそう盛り上げてくれる

　ふとしたきっかけで大量のコインが手に入る快感や，ダイスの出目によって勝敗が分かれる先の読めないドキドキ感に一喜一憂させられ，運と戦略がうまくハマッたときの達成感はひとしおだ。気持ちよさの“沼”に足を踏み入れたら最後，ズブズブと沼に入り込んでしまうこと請け合いである。

　上述したように，本作はダイスの出目による運の要素も絡むシステムとなっているので，ボードゲームを得意な人が必ずしも強いというわけではない。ある程度の運要素が活かされているからこそ，初心者でも勝ちを狙える，カジュアル層にもやさしいタイトルになっている。

対戦を盛り上げる派手目の演出がニクイ。コインがジャンジャンバリバリ手元に入ってくる演出が，たまらなく気持ちいい……

　現在行われている事前登録では，登録者数に応じてゲームスタート時にもらえるプレゼントが豪華になるキャンペーンを実施中だ。すでに事前登録者数が15万人を突破し，「ケロロ軍曹」でおなじみの漫画家・吉崎観音氏によるキャラクターカード「スミレ」と「HIKAKIN」までが確定している。さらに，20万人を突破するとダイヤ150個をもらえるようになるので，事前登録がまだ済んでいない人は，忘れずに登録をしておこう。

「街コロマッチ!」公式サイト