連載
ジンコウチノウが戦争し続ける地球でただ一人声を待つ。「ひとりぼっち惑星」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第1165回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「ひとりぼっち惑星」(iOS / Android)は,ジンコウチノウ達が戦争を続ける地球で,唯一の存在になってしまった「いきもの」を主人公とするゲームだ。
「ひとりぼっち惑星」ダウンロードページ
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ゲームの目的は,ジンコウチノウ同士が争い合う戦場に赴いて,戦いの過程で飛び散る彼らの部品を拾い,集めた部品で「あんてな」を大きくすること。
あんてなを大きくすると,宇宙から届くメッセージを受信できるようになる。発信者はどうやら地球を去った人間達のようで,かつての住民が移民船に乗り込んで宇宙へと旅立ったことや,ジンコウチノウが暴走した経緯などがメッセージの内容から読み取れる。始めのうちは不明瞭な点が多いが,あんてなの大きさに応じて新たなメッセージを受信でき,この世界のバックストーリーが徐々に鮮明になっていく。
戦場にある電波塔を起動すると,一定時間,ナゾの電波が発信される。すると,どこからともなく巨大なジンコウチノウが出現し,辺り一帯のジンコウチノウを破壊してくれるので,部品収集が捗ること請け合い。
ただし,電波の発信には10分間のインターバルが必要だ。
面白いのが,地球人からのメッセージをすべて受信し終えると,他のプレイヤーからメッセージが届くようになる点だ。発信機に部品を費やすと,こちらも他のプレイヤーにメッセージを送信できるが,誰に届くかは不明である。
独特の儚い世界観が不思議な魅力となっている「ひとりぼっち惑星」。この世界に取り残され,地球人からのメッセージをすべて受信し終えたアナタは,どんなメッセージを宇宙へと送るのだろうか。ぜひダウンロードして遊んでみてほしい。
著者紹介:げっつ☆先生
ゲーム系フリーライター兼イラストレーターでマンガ描き。ゲーセンに入り浸るか家でゲームをやるかアニメを見るかで悩む毎日だが,隙あらば魔女っ子にも思いを馳せる。ゲーム音楽が大好きすぎ。
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(C)Shogo Senouchi
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