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[TGS 2018]「DEATH STRANDING」のステージイベントで,2人の新キャラクターが公開。ボイスアクターは大塚明夫さんと三上 哲さん
ステージには,小島秀夫監督のほか,日本語版のキャストを務める津田健次郎さん,大塚明夫さん,井上喜久子さん,水樹奈々さん,三上 哲さんが登壇し,本作の新情報を発表したので,その内容をまとめてお届けしよう。
最初の話題は,主人公サムの声を担当する津田さんについてだ。今回登壇した声優陣の中で唯一,小島監督の作品に出演するのが初となる津田さん。最初にアプローチをかけたのは小島監督で,津田さんのTwitterアカウントをフォローしたことをきっかけに,やり取りをするようになったそうだ。今回のオファーもTwitter上で行ったというのだから驚きだ。
今回のステージに登壇した声優陣の中で,まだキャラクターが公開されていないのが,大塚さんと三上さん。大塚さんの声は,以前公開されたトレイラーで確認できたが,三上さんは声の出演もなく,なぜ今回のステージに呼ばれたのか不思議に思っていたそうだ。そんな中でこのステージでは,両名が演じるキャラクターが世界初公開となった。
大塚さんが演じるのは,マスクをかぶった謎の男だ。名前までは明かされなかったが,サムが所属している組織の隊長だという。小島監督によれば,セリフ量がかなりあるとのことで,物語に大きく関わってくる人物であることは間違いなさそうだ。なお,キャラクターのモデルとなっているのは,トミー・アール・ジェンキンスさんである。
三上さんが演じるのは“黄金の仮面の男”だ。こちらも名前は不明だが,合わせてお披露目された映像を見るに,黄金の仮面を使ってモンスターを召喚できるようだ。このモンスターとは実際に戦闘になるそうで,戦うか逃げるかはプレイヤー次第とのこと。
キャラクターのモデルは,アメリカの俳優であるトロイ・ベイカーさん。ちなみにベイカーさんは,海外版「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」で,オセロットの声優を務めた人物でもあり,同じくオセロットの声を担当していた三上さんは,運命を感じるとコメントしていた。このことについて小島監督は,狙ってオファーしたわけでなく,役が重なっていること自体,あとから気付いたのだという。本当に運命なのかもしれない。
続いて,デンマークの俳優であるマッツ・ミケルセンさんをモデルとするキャラクターも公開された。小島監督は,このキャラクターに合う声優を2年ほど探し続けてやっと見つけたとのことだが,それが誰なのかはまだ内緒だそうだ。
また,ギレルモ・デル・トロ監督がモデルを務めるキャラクターのイメージビジュアルも公開された。声を担当するのは石住昭彦さんだが,小島監督によるとセリフ量は大塚さん演じるマスクの男よりも多いそうだ。
ステージの最後に行われた質問コーナーでは,井上さんが「杉田くんの役はありますか」と投げかけ,会場を沸かせた。小島監督は,杉田さんの役をずっと探していたそうだが,合うキャラクターがいないとのことで,次回作があればぜひとコメントを残した。
今回のステージでは新たに2人のキャラクターが公開されたが,このほかにも未公開のキャラクターはたくさんいるとのことで,続報に期待したいところだ。
「DEATH STRANDING」公式サイト
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