連載
極寒の地で記憶を失くした男から通信が……。「Lifeline:ホワイトアウト」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第1148回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「Lifeline:ホワイトアウト」(iOS / Android)は,3 Minute GamesによるLifelineシリーズ最新作。1作目と3作目は宇宙飛行士の受難を,中間の2作目は魔法をめぐる戦いを描いた同シリーズだが,今作は雪と氷に覆われた不毛の大地で目を覚まし,自分が何者なのかも思い出せない男「V. アダムズ」の正体を探るという内容だ。
「Lifeline:ホワイトアウト」ダウンロードページ
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ゲームの目的は,チャプターを読み進めながら適切な選択を取り,なんとかアダムズを生存させること。基本的にアダムズが生き延びられそうな内容を選べばいいが,予想外の展開に転ぶこともあり,ときには大胆な決断を下すのが正解だったりする。
選択によってはバッドエンドを迎えることもある |
端末のロック画面でテキストを読んだり,選択肢を選んだりすることも可能だ |
シリーズでおなじみの要素だが,移動や睡眠など,主人公がなんらかの理由で忙しい(?)あいだは“取り込み中”となって,連絡がこなくなる(=一時的にゲームが進行しない)。連絡が途絶えたままだと,架空のキャラであるはずなのに,彼の心配をしてしまうこと請け合い。
ゲームの内容自体はアドベンチャーゲームなのだが,主人公が現実世界に存在すると思わせる作りになっており,この疑似体験こそが本作の魅力である。過酷な状況のわりに楽観的でバイタリティあふれるアダムズ。興味がある人はぜひ彼と通信してみてほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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Lifeline:ホワイトアウト
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(C)3 Minute Games, LLC
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