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[G-Star 2016]スマホ版「RED STONE 2 Adventurers of Prominence」は2017年上半期の日本サービスを目指して準備中
ちなみに本作は,「こちら」の記事でもお伝えしたように,PC向けMMORPG「RED STONE 2」とは異なる作品だ。
ブースにいた運営事業本部の本部長であるLim, Tae-Geun氏によると,韓国では9月28日にサービスが始まったという本作は,プレイヤーからの評価は高く,しっかりと細部まで作り込まれたシナリオも好印象を持たれているそうだ。
ゲームシステムについてあらためて詳細を聞いてみたところ,ジャンルは既報のとおりアクションRPGとのことだった。キャラクターはレベル150まで成長可能となっており,今後はレベルキャップを開放していく予定だという。
また,以前公開された情報で“58種類の仲間キャラクターが登場”とあったが,これはAI操作の仲間のことだった。プレイヤーがステージへと突入する際に数人連れていくことができ,一緒にモンスターと戦ってくれるという。なお,プレイヤーキャラクターの操作は,オートかマニュアルかを切り替え可能だ。
プレイヤーが育成できる仲間キャラクターは,ステージやシナリオのクリア報酬,ガチャなどで入手可能だという。レアキャラクターが得られる「5つの塔」というダンジョンもあるが,クリアするためには100階まで到達する必要があるとのこと。
こうして多数の仲間を集めて育成していくことで,キャラクターはもちろん,パーティそのものが強化されていくわけだ。なお,「RED STONE」最大の特徴だという,2つのジョブがプレイできる「変身」システムも本作には実装されている。
現時点で仲間にできるキャラクターは73種類。キャラクターはしっかりと3Dモデルで描画されているほか,衣装変更も可能だ。ちなみに,モバイル端末でのプレイの負荷を考えてか,仲間と一緒に行動中には画面を拡大できないようだが,自身のキャラクターをじっくりと眺められるプレビュー機能のようなボタンが別に用意されている。
※初出時,仲間にできるキャラクターは59種類と記載していましたが,メーカーから73種類が正しいという連絡がありましたので,該当箇所と関係する内容を修正しました(11/21 15:40)
このほか,オンライン要素として,街中でほかのプレイヤーとチャットができるほか,同期型のPvPモードも用意されている。いわゆるデータを持ち寄る非同期ではなく,リアルタイムでマッチングするものだ。
日本でのサービスの可能性について聞いたところ,ゲームにある韓国向きな要素を日本の文化に合うよう,UIを含めたゲーム内容のカルチャライズを行い,2017年上半期のサービスインを目標に進めていく予定だという。
また,日本向けのローカルバージョンとは別に,他国のプレイヤーと遊べるグローバルバージョンの準備も進めているようだ。
本作の話を聞いている途中で,PC向けMMORPG「RED STONE 2」の話題になったので,その進捗についても教えてもらった。しかし「RED STONE 2」は,クローズドβテストが終わったあとにその開発は中止になったのだという。この理由については,スマホ版の開発に注力するためということだった。
ともあれ,「RED STONE 2」の開発で得たノウハウは,例えばキャラクターの3Dモデル開発といったところでスマホ版にも生かされているとのこと。期待のMMORPGの一作だっただけに残念な結果だが,そのノウハウが注ぎ込まれたスマホ版の日本配信を楽しみにしつつ,続報を待ちたいところだ。
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