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レーベンスボルンを舞台にしたシリアスなアドベンチャー「My Child Lebensborn」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第1876回
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印刷2018/11/26 10:00

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レーベンスボルンを舞台にしたシリアスなアドベンチャー「My Child Lebensborn」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第1876回

画像集 No.011のサムネイル画像 / レーベンスボルンを舞台にしたシリアスなアドベンチャー「My Child Lebensborn」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第1876回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。

 本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,アドベンチャーゲーム「My Child Lebensborn」iOS / Android)を紹介する。ノルウェー人の女性とドイツ軍人の男性の子供を出産させる施設のレーベンスボルンを舞台にした,シリアスな作品だ。

本作は買い切り型のアプリで,価格はiOS版が360円,Android版は330円(ともに税込)
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「My Child Lebensborn」ダウンロードページ

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 ゲームはレーベンスボルンで誕生した一人の子供を,養子として引き取るところから始まる。この子供を愛情と思いやりを持って育て,正しい未来へと導くのだ。
 史実がそうであったように,ドイツとノルウェーの混血児であるレーベンスボルンの子供は,周囲からさまざまな差別を受けることになる。ゲーム中ではこの差別を“親の目線”で直視せねばならない。

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 食事や入浴などのアクションを子供に行わせると,子供の「食欲」「清潔さ」「幸福度」のパラメータが増減するので,バランスを取りながら子供を育てよう。アクションに応じて画面上部にある丸印が減少し,これがなくなると翌日に進む流れだ。

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 家庭は貧しく,食材などを購入するには,親であるプレイヤーキャラが働かねばならない。残業を行えば収入は増えるが,その一方で子供は傷ついた心を抱えたまま,親の帰りを待ちわびているのだ。プレイ中はジレンマを感じさせられる。

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 ゲームの舞台となる1940年代は世界大戦の終結後で,さまざまな不幸が唐突かつ理不尽に訪れる。そういったなか,レーベンスボルンの人々がどのように暮らしていたのかがうかがいしれる一作である。シリアスな作品だが,ゲームバランスは比較的マイルドなので,当時の歴史などに興味を持ったらぜひプレイしてほしい。

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著者紹介:トリスター/目代将規
 ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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