連載
画廊で起こった不自然な事件を解決せよ。スマホ向け推理ADV「ウロボロスの呪い」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第1252回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,パリで起こった小さな画廊の殺人事件を追う本格派の推理アドベンチャーゲーム「ウロボロスの呪い」(iOS / Android)を紹介する。単なる殺人事件かと思いきや,盗まれた絵画には隠された真実が……? 地道な捜査と柔軟な発想で,真の謎に迫っていこう。
「ウロボロスの呪い」ダウンロードページ
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主人公ジョージは,保険会社に勤める男性。ある日,自分の担当していた画廊で殺人事件が起こり,とある絵画が盗まれてしまう。現場に残っていたいくつもの怪しい手がかりから,何か裏があると感じたジョージは,独自の捜査で事件の真相へと迫る。
本作の基本システムは,気になる場所や物,人をタップすると「目(見る)」や「歯車(調べる)」といったアイコンがポップし,それをタップしながら調査を進めていくというオーソドックスなものだ。
場合によっては重要な証言やアイテムを入手でき,それらを使えば登場人物達への聞き込みも可能。なお,画面をスワイプすると調べられる箇所がうっすら光るので,困ったときはうまく活用するといいだろう。
本作では,ひとつずつ問題を解決しなければ先に進めない場合が多いので,腰を据えて遊びたい人には最適だろう。また,ときにはパズル的な謎解きも用意されており,さまざまな角度から楽しませてくれるのも嬉しい。
選択肢が多いため捜査が難航することも多いが,詰まったときにはメニューの「ヘルプ」を使えば,解決への糸口が見つかるはずだ。
用意された問題は良質なものが多いだけでなく,グラフィックスとBGM,滑らかなアニメーションに驚かされる本作。アプリの価格が少しだけ気になるところだが,それだけの価値がある作品なので,推理アドベンチャーゲームが好きな人はぜひともプレイしてほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”も好き。
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(C)UNBALANCE Corp. (C)2015 Revolution Software
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