プレイレポート
Nintendo Switchローンチソフト「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」をプレイ。体験会の会場にはプレイ時間20分の試遊台が50台用意
※一般向け体験会となる「Nintendo Switch 体験会 2017」は1月14日,15日に東京ビッグサイトにて開催
試遊台のバージョンでは,洞窟のような場所で,本作の主人公“リンク”が目を覚ますところから始まる。おそらくゲーム本編のチュートリアルを兼ねた序盤部分だと思われるのだが,リンクがなぜこの場所で100年ものあいだ眠り続けていたのか,気になるところだ。
ともあれ,操作方法を確認しながら進めていくと,シーカーストーンという石版のようなアイテムが入手できた。これは過去作にも登場した名称のアイテムだが,今作ではストーリーに関わる重要なものとなるようだ。
その後,宝箱から服を取り出して装備したり,オブジェクトを持ち上げたりといったアクションを確認して,いよいよ洞窟の外,オープンワールドへと足を踏み出すことになる。狭く暗い世界から,広く明るい世界へと視界が変わるこの瞬間は,いやがうえにも気分が盛り上がること間違いなしだ。
洞窟を出ると,すぐに小さな枝や斧といった武器が手に入った。小さな枝は当然軽く,素早いモーションでの攻撃が可能。一方の斧は見た目どおりの重さで,一撃の強さはありそうだが攻撃モーションが遅くなってしまう。
しばらく進むとオークと対峙するのだが,最初は枝を振り回したほうが戦いやすいかもしれない。もちろん,敵の動きを見ながらうまく攻撃を当てられるというアクション寄りのゲームに慣れたプレイヤーであれば,斧でも全然問題ないはずだ。
ちなみに,斧や剣といった刃が付いている武器であれば,周囲に生えた草を刈り取れるようだ。意味があるかどうかはともかく,なんというか気持ちがよくて,無駄に刈ってしまうのはお約束だろうか。なお,武器の切り替えは装備画面のほかに,方向キーの右を押しながら右スティックを動かすことで素早く行える。
また,リンクにはスタミナに相当するパラメータがあり,ダッシュしたり,攻撃ボタン長押しのタメ斬りを行ったりするとスタミナが減少してしまう。すぐに回復するので,そうそう問題にはならなそうだったが,激しい戦闘シーンでこれがどう影響するのか気になるところだ。
というわけで操作に慣れたら,プレイヤーはマップに表示された目的地のマークに向かって進むことになる。途中,背中を向けているオークにこっそりと近づいて奇襲を試みたり(気づかれてしまったが……),フィールドに自生しているフルーツなどを収穫しながら(高いところに生えたものはジャンプしてもぎ取れる)目的地に到着した。
そこには,洞窟にもあった装置のようなものが設置されていた。近づいてシーカーストーンをはめ込んだところ,突然,シーカータワーという謎の塔が出現する。しかも,それはこの場所だけでないようだ。そして,再びリンクを呼ぶ声が聞こえて……。
そんなこんなで,「ここから,いよいよリンクの冒険が始まる!」といったところでプレイ時間が終了となってしまった。残念。
本作はオープンワールドを採用しているため,いろいろ見て回るとあっという間に時間が経ち,迷子になって終了という可能性もあったので,今回はまっすぐ目的地に向かうことにした。道中では,オーク2匹がいたキャンプらしい場所や,よじ登れそうな気になる地形などが存在しており,どれだけオープンワールドらしい生きた世界を見せてくれるのか,リリースが楽しみになる。
なお,この体験会でプレイできる時間は20分で,時間が来ると自動的に体験プレイは終了となるそうだ。試遊台は50台用意されていたので,かなりの人数が同時にプレイできるのだが,それでも待ちに待った最新作というだけあって,14日,15日の体験会では長蛇の列になるかもしれない。ともあれ,ゼルダシリーズ初のオープンワールドがどういった感じなのか,東京ビッグサイトで体験してほしい。
「Nintendo Switch 体験会 2017」公式サイト
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」公式サイト
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