インタビュー
「タイタンフォール 2」主人公の赤いスーツは「AKIRA」の影響。開発元のRespawn Entertainmentに話を聞いた
8月に2回のマルチプレイヤーテックテストを終え,発売日まで約1か月となった本作。Welch氏によれば,テックテストは大成功だったと認識しており,発売までに改善すべき問題点も明確となり,非常に良いフィードバックが得られたという。
本作では対応プラットフォームにPlayStation 4が加わったことで,日本からのテックテスト参加者は,Respawn Entertainmentの予想を遥かに上回る数になったとのこと。また,PlayStation 4から参加した人がもっとも長くプレイし,反響も良かったことが興味深かったとWelch氏は話す。
前作は実験作的な側面があったため,マルチプレイもさまざまな点を改善している。とくに,やりこめばやりこむほど上達していける奥深さを楽しめるよう,バランス面の調整に力を入れているそうだ。
マルチプレイの新要素として大きなものが,6種類のタイタンが登場するということ。前作に登場した3種類は使えないものの,その後継機として「Scorch」や「Ion」が用意されている。ちなみに,シングルプレイヤーに登場するタイタン「BT-7274」(通称ビーティ)は,いずれのタイタンとも異なるユニークなものになっているとのことだ。
FPS好きとして気になるのが,タイタンフォール 2が10月28日に発売される一方で,エレクトロニック・アーツから「バトルフィールド1」が10月21日に発売されるということだ。どうしても,「なぜ同じ会社が同じようなタイミングでFPSを出してしまうのか」と考えてしまう。
これについてWelch氏は,バトルフィールド1は大人数で戦術的に動くことをメインとした,試合展開がそれほど早くないゲームだが,タイタンフォール2は流動的でスピーディな戦闘に注力しており,プレイヤー層が大きく異なっているとコメント。どちらも遊ぶというプレイヤーは15〜20%ほどであり,あまり「発売タイミングが被っている」という感覚はないそうだ。
最後にWelch氏は,前作では「タイタンフォールは好きなんだけど,やることがない」という声がユーザーから寄せられ,本作ではこれを改善するために,とにかくコンテンツを詰め込んだとアピール。ローンチ時点で,払った金額以上は十分に遊べるし,追加のモードやマップなどのDLCは無料で配信していく予定なので,長く楽しんでほしいと話していた。
「タイタンフォール 2」公式サイト
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