プレイレポート
[TGS 2016]「Fate/EXTELLA」がSIEブースにプレイアブル出展。イスカンダルで群がる敵を蹂躙してきた。アララララーイ!!
今回の試遊バージョンは,15分の制限時間内にライダー「メドゥーサ」を倒すというもの。出展されているのはPS4版だ。
プレイアブルキャラクターとして用意されているのは,赤セイバーこと「ネロ・クラウディウス」,本編メインヒロインとしておなじみ「アルトリア・ペンドラゴン」,そして征服王「イスカンダル」の3人。また,ブースやゲーム内の操作説明にはまったく記載されていないのだが,ネロのみ方向キーにキャラクターチェンジが割り振られており,これを使うと「無銘」に切り替えられるので,実は計4人がプレイアブルだったりする。
ブースを見ているとネロを選ぶ人が圧倒的に多かった。ビジュアル面での人気に加え,キャラクターチェンジや,別の衣装を身にまとうフォームチェンジが唯一使えるというのが理由だろうか。逆に,もっとも選んだ人が少ないサーヴァントをブースで聞いてみたところ,イスカンダルとのこと。ネロを選ばない場合,「Fateの顔と言えるキャラだし,相手はメドゥーサだし,やっぱりアルトリア」となるのは理解できる。さすがに,この2人相手では征服王も分が悪いといったところだ。
というわけで(?),待機列に並んでいても,あまりに誰もプレイを見せてくれないので,筆者はイスカンダルを選んでみた。
ゲームルールはE3のバージョンと同様に,陣取り要素を含んだものとなっている。マップは「セクター」と呼ばれる区画で分けられており,そこを防衛する「アグレッサー」を倒せば,セクターを占領できる。ただし,敵もこちらのセクターを奪取しにくるので,攻めるべき場所や守るべき場所を見極めてマップを移動しなければならない。
各セクターには,アグレッサーだけでなく,大量のザコ敵も配置されている。どのぐらい大量かというと,アグレッサーを狙って攻撃しているはずなのに,それに巻き込まれて倒されたザコが,プレイ時間3分で1000体を超えるほどだ。[□]ボタンの通常攻撃や,[△]ボタンの強攻撃ではそれほど敵を巻き込めないのだが,[○]ボタンでゲージを消費して発動する「エクステラマニューバ」を使うと,広範囲が一気に吹き飛ぶ。イスカンダルでエクステラマニューバを使うと,「神威の車輪」で暴れてくれるので,思い切り蹂躙してやろう。アララララーイ!!
しばらくセクターの攻防を続けていると,メドゥーサがこちらの能力が下がる「鮮血神殿」を使ってくる。しかもその状態で敵サーヴァント「呂布」が出現するので,彼との戦闘を避けて,鮮血神殿を解除するためのセクターをいくつか占領していくという流れが展開される。
無事に鮮血神殿を解除できたら,厄介だった呂布と戦えるようになるので,これを撃破。すると試遊版のボスとしてメドゥーサが登場し,最終決戦となる。
……などとさらっと書いてみたが,制限時間の15分でこれを達成するのはけっこうキツい。攻略すべきセクターを間違えたり,アグレッサーの処理に戸惑ったりしていると,あっさりタイムオーバーになりかねない時間設定だ。実際,会場ではメドゥーサ出現までプレイできなかったという人も多く見られたので,「サクサク進めないと途中で試遊が終わる」ぐらいの気持ちで挑んだほうがいいかもしれない。
それと,サーヴァントを象徴する宝具についてだが,今回のバージョンで宝具を使うには,マップ中に置いているアイテムを取得して準備を整えておく必要がある。筆者はこれを取り損ねた状態でメドゥーサを出現させ,集めに行く時間もないので,「王の軍勢」を見ていないのに,仕方がなくそのままクリアしてしまった。会場でプレイする人は,ぜひ宝具が使用できるように進めて,カッコよくクリアしてほしい。
……プレイ終盤に条件付きで発動できる宝具を,あまり選ばれないイスカンダルで使えたという人は,いったいどれだけいたのだろうか。アララララーイ……。
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