魅力的な物語＆キャラクターがここにある。3周年を迎えた「ラストピリオド - 終わりなき螺旋の物語 -」ってどんなゲーム？

　Happy Elementsのスマホ向けアプリ「ラストピリオド - 終わりなき螺旋の物語 -」（iOS / Android。以下「ラストピリオド」）は，死者が魔物となって蘇る世界で，14歳の少年と少女が絶望のスパイラルに“終止符”を打つ物語が描かれるファンタジーRPGです。多くのファンに愛される本作は，2019年5月10日にサービス開始から3周年を迎えました。

　そこで今回は，本作をこれから始めるプレイヤーに向けて，ゲームの概要や魅力をあらためて紹介しつつ，ゲーム序盤でスタートダッシュを決めるために知っておきたいポイントを解説します。

ひとクセもふたクセもあるキャラクターたちがくり広げるドタバタ劇は，シリアスな背景があると分かっているからこそ胸に染みしみます。本作はアニメ化もされているので，彼ら/彼女らのコミカルな物語を楽しみたい人はチェック！

「ラストピリオド - 終わりなき螺旋の物語 -」公式サイト

アニメ「ラストピリオド」公式サイト

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魔物を“浄化”する力を持った少年が
絶望の輪廻を断ち切るべく立ち上がる

　深い絶望を抱いたまま死した人間は，スパイラルと呼ばれる異形の魔物となり輪廻する――それが「ラストピリオド」の世界を支配する“摂理”です。

　主人公は，スパイラルを浄化する力を備えた14歳の少年ハル。スパイラル討伐組織アーク・エンドの認定試験をどうにかパスし，見習いながらもその一員であるピリオドになったハルは，組織の仲間や幼なじみの少女ちょこの支えを得ながら，絶望の輪廻に終止符を打つべく，己の“物語”を紡ぎ始めるのでありました。

認定試験に引っかかったハルが，ピリオドとしてデビューするところから物語はスタート。しかしまだ見習いの身。しばらくは教官エーリカのもとでの“修行”が続きます

　さくっとまとめましたが，以上が本作の世界設定とプロローグです。タイトルにある“ピリオド”，副題の“終わりなき螺旋”の意味，分かりましたよね？　ぱっと見の印象からは想像できないかもしれませんが，“死”や“絶望”という，我々現実世界の人間にとっても普遍的なテーマを内包した物語では，ヘビーでビターな葛藤なんかもちゃんと描かれます。そうした重厚なテーマをファンタジー譚にうまく落とし込み，個性的なキャラクターたちのコミカルな掛け合いを通じて，それらをエンターテイメントとして“体験”させてくれるのが，「ラストピリオド」の大きな美点なのです！

主人公ハルがなぜピリオドを志願したのか，その動機は序盤では明かされません。ハルを振り回す不思議な少女ちょこも関わっていそうですが，この段階ではまだほのめかされる程度。2人の“過去”が語られるとき，物語は大きく動き出すのでしょう

■ゲームシステムの基本をつかむ序盤のプレイサイクル

　さて本作でまずすべきことといえば，メインストーリーを進めることと強いパーティを作ること，この2つです。そのためにやるべきことはたくさんありますが，新米ピリオドのみなさんはとりあえず，チュートリアルでも提示される「クエスト→コール→編成＆育成」のプレイサイクルでゲームを進め，その流れや各システムを把握するところから始めましょう。

バトルとメインクエストのチュートリアルが終わったら，ホーム画面右下の“プレゼントボックス”で報酬を受け取り，メインメニューのコールへ。72時間限定コールと，「ルナストーン」（有料アイテム）250個を消費するレアコールの10連を実行し，ユニットを獲得！

◆メインクエストを攻略してストーリーを追う！

　“クエスト”は4種類（メインクエスト/イベントクエスト/試練の遺跡/サブクエスト）ありますが，まずはメインクエストの攻略に専念し，メインストーリーをどんどん進めましょう。ハルたちがくり広げる会話イベントやバトルを楽しみつつ，クリア報酬やミッション達成報酬でゼル（通貨）や強化素材などをゲット！　同時に経験値（EXP）を稼いで，プレイヤーのRANKを上げていくのです。

　なおメインクエストは，挑戦時に難度を4段階（スタンダード/エキスパート/アルティメット/ルナティック）から選べます。もっとも易しいスタンダードであれば，パーティメンバーに最低限の強化を施し，このあと解説する“チェイン”や“ガード”でコンボを繋ぐ戦いを実践すれば，おもしろいくらいサクサクと攻略できます。そしてここが重要！　本作は，メインクエストのストーリーを追うだけでも，かなり楽しめるタイトルになってますよ！

AP（いわゆるスタミナ）を消費してクエストに挑戦。難度が上がるとAPの消費量が増え，敵が強くなるぶん，ドロップする報酬が豪華になり，経験値を多くもらえます

クリア済みのエピソードは，メニュー→ストーリー→メインクエストで読み返せますよ

RANKはプレイヤーの強さの目安になるもので，画面の左上に表示されています。バトルで得たEXPが一定量に達するとRANKがアップし，APが全回復。さらに，APとフレンド数の最大値が上がることもあります

◆種類豊富なコールで新たな戦力を獲得する

　コールはハルとともに戦うユニットを召喚するための手段ですね。コールは種類が多く，コラボイベント中は期間限定コールなども登場しますが，ルナストーンを消費するレアコール，コールポイントを消費するノーマルコール，そしてコールチケットを使うチケットコールの3つが常設されています。ルナストーンやコールチケットはいろんな報酬で獲得でき，コールポイントは，クエストに“助っ人”を連れていくともらえます。

ノーマルコールからは，ユニットのほかに強化素材が出ることも。1日1回，無料で10連コールが行えるので，忘れずに回しておきましょう

コールチケットは交換所で手に入れることもできます。交換にはメダルかアリーナメダルが必要です

所持ユニット数の上限は100体で，いっぱいになれば「ルナストーン」を使って所持枠を拡張できます。★3以上のレアなユニットが揃ってきたら，起用するあてのないユニットは売却し，ストックを整理しちゃいましょう

ユニットには，浄化されたスパイラル（敵）であるアートも含まれます。アートは，一部のクエスト（エピソードリストでボス名が赤文字になっているもの）の報酬でまれにドロップし，ほかのユニット同様，編成や強化ができるのです

◆編成＆育成で最強のパーティを目指す

　所属レルム，タイプ，属性，スキル，リーダースキルなど，編成時にチェックすべき項目はいくつもあるのですが，難度“スタンダード”でメインクエストを攻略するだけなら，そのへんはあまり気にせず，能力値（HP/攻撃力/スピード）の高いユニットから順に起用すればOKです。

パーティは10隊まで登録可能。パーティは最大6体（助っ人含む）で，先頭（左端）に起用したユニットが“リーダー”となり，リーダーと助っ人の“リーダースキル”が適用されます

　ユニットを強くする方法もまた，たくさんあります。そのなかでも基本となるのが，強化アイテムの「ゼンマイ」を使ってユニットのレベルを上げる“レベルアップ”。クエスト攻略に苦労するようになったら，主力ユニットに対してレベルアップを実行し，HP/攻撃力を底上げしましょう！

「ゼンマイ」はサイズにより獲得経験値が異なり，ユニットと同じ属性の「ゼンマイ」を与えると1.5倍の経験値を得られます。また，強化の結果には「成功/大成功/超成功」があり，大成功だと通常の1.5倍，超成功だと2倍の経験値がもらえますよ

「ゼンマイ」はクエストやミッションの報酬でも獲得できますが，欲しい属性の「ゼンマイ」を効率よく集めたいなら，試練の遺跡の“ゼンマイ洞窟”を周回しましょう。ゼンマイ洞窟は曜日（月曜〜金曜）ごとに異なる属性の「ゼンマイ」が獲得できるクエストで，消費APは大きいですが，難度は低めです

■“繋ぐ”のが爽快！　アクション性の高いバトル

　本作のバトルは，最大6体のユニットに個別に指示を与えて行動させるターン制バトルです。その指示も，画面下に並ぶ「ATTACK / SKILL / WAIT」のコマンドボタンをタップするだけというシンプルなもので，指一本の操作でアクション性の高いスピーディな攻防を体験できるのです！

敵味方の行動順序はそのユニットの“スピード”の値によって決まり，画面上部の行動順リストで確認できます。ATTACKは通常攻撃，SKILLでスキルを発動し，WAITで順番を1つ飛ばす，というのを覚えておきましょう

敵を攻撃したり，敵からダメージを受けたりするとそのユニットのスキルゲージが溜まり，ゲージがいっぱいになるとスキルを発動できます。どのキャラがどんなスキルがを発動するかは編成時に確認を！

　そして覚えておきたいのが，複数のユニットが攻撃を繋げて敵に大きなダメージを与えられる“チェイン”です。チェインはユニットの攻撃時に表示されるガイドに合わせて，タイミングよくコマンドボタンをタップすると発生します。チェインの回数を重ねるごとに与ダメージ率がアップし，攻撃したユニットは通常よりも大きくスキルゲージが増加。チェインを長く繋げられれば，ユニットが本来持つ能力以上のパフォーマンスを発揮できるというわけです。

味方ユニットの行動が連続するとき，通常攻撃やスキル攻撃を実行すると目標の敵にガイドが現れる。チェインを1回繋ぐごとに，与えるダメージの倍率が0.1ずつ増していく

　敵に攻撃をヒットさせるごとに増えていく“コンボ”，これもチェインと同じくらい重要な要素です。コンボを積み重ねていくと，攻撃がクリティカル（ダメージ1.3倍）になる確率がアップします。敵の攻撃を食らうとコンボは途切れてしまいますが，攻撃を“ガード”すればリセットされずに済むんです。コンボはWAVE（バトルの区切り）をまたいで持ち越せるので，敵を全滅させるまで途切れさせずにクリティカルを出しまくりましょう！

　なお，本作のバトルには“オートバトル”機能もありますが，オートだとチェインやガードが行われません。そりゃそうですよね。というわけで，完全放置でこなせる素材集めの周回プレイでもない限り，バトルはマニュアル操作一択！　がオススメです。

10コンボ達成でクリティカル率が10％になり，以降，20コンボで20％，50コンボで30％，100コンボで50％に。もちろん，クリティカルのダメージにはチェインの効果（与ダメージ率アップ）も上乗せされます

相手の攻撃に合わせてガードボタンをタップし，タイミングがバッチリならガード成功。Goodで25％，Perfectなら50％のダメージを軽減でき，さらにコンボが継続されます

　バトル画面左下の3個セットの円形アイコン“スフィア”は，HP回復や攻撃力アップなどの効果でユニットを支援できるもの。ユニットが攻撃やスキルを繰り出す，またはチェインを成功させるとスフィアがチャージされてアイコンが1つずつ現れ，ロックが外れた（鍵マークの消えた）アイコンをタップすると，そのスフィアの効果が発動されます。

　選ばれるスフィアの種類は運任せながら，チャージが完了すればコストなしでどのユニットに対しても使用できるため，戦況を有利に運ぶ手立てになり得ます。難しいバトルほど重要度が増すので，仕組みをしっかり理解して活用してください！

スフィアは5種類。それぞれにノーマルとレアが存在し，アイコンの枠が豪華なレアスフィアはノーマルより効果が高い。クイックはメンバー全員，パワーとガードはユニット単体が効果対象で，ヒールとスキルチャージは単体/全体の両方がある（アイコンが異なる）

■着替えや個別ストーリーでユニットの個性に触れる

　そのままでも充分かわいいユニットの“ちびキャラ”ですが，一部のユニットは着せ替えでコスチュームを替えられます。着せ替えに用いるアイテムは，きせかえ交換所やルナストーン交換所で入手できるほか，イベント開催中は報酬でもらえることもありますよ。なお，着せ替えで変化するのはあくまでキャラクターの外見だけ。能力に影響はしませんので，あしからず。

交換に必要な「ドレスメダル」は，ミッションやクエスト，イベントの報酬，10連レアコールのオマケなどで手に入ります。きせかえアイテムは「頭/顔/首/背中/尻尾/セット」に分類され，ユニットごとに装着できる部位とできない部位があるのを覚えておきましょう

　ただ数が多いだけじゃない，それぞれが生きたキャラクターとして「ラストピリオド」の世界に存在しているのだ！　というのがよーく分かるのが“ユニットストーリー”です。これは，ハルを除く★3以上の全ユニットに用意された個別のエピソードが展開されるもので，キャラクターたちの楽屋話な掛け合いが観賞できます。

ユニットの詳細画面を開き，右上の巻物のアイコンをタップするとユニットストーリーが始まります

サブクエストで選べるサブストーリーでも，キャラクターの個別エピソードが楽しめます。ガジェルやカンパネルラなど，メインストーリーにも関わるキャラクターがフィーチャーされたクエストで，メインクエスト同様，APを消費してエピソードを攻略していきましょう

これが“脱・ビギナー”に向けての第一歩！
押さえておきたいバトル/編成/強化のポイント

　くり返しになりますが，難度“スタンダード”でメインクエストを攻略するだけなら，編成/強化に思い悩む必要はありません。コールで召喚した能力の高いユニットでパーティを組み，そのメンバーに「ゼンマイ」を注ぎ込んでまんべんなくレベルを上げてやれば，まさに破竹の勢いでクエストを突破できるはずです。

　とはいえ，敵が強くなればチェインとコンボ頼みの戦い方はいずれ通用しなくなりますし，強化素材集めのため高難度クエストにも挑戦しなければなりません。いつまでもぬるま湯に浸かっていちゃ，真に強いピリオドにはなれないのです。というわけで，壁にぶち当たってから慌てることのないよう，今からその壁を乗り越えるためのモロモロを頭に叩き込んでおきましょう！

“スタートダッシュミッション”は，本作のゲームシステムに関するミッションをボードにまとめたもの。これをクリアすればシステムへの理解が深められ，さらに達成報酬を得られます

■チェイン＆コンボを繋ぐテクニックを習得すべし

　「ラストピリオド」のバトルのキモは，チェインとコンボです。いかにクエストの難度が上がり，戦力/戦術の見直しが必要になったとしても，その事実に変わりはありません。逆に言えば，チェインやコンボを長く繋ぐテクニックこそ，すべてのプレイヤーがまず押さえるべき最重要案件なのであります。

◆ガイドのパターンを覚えてチェインを決める！

　味方ユニットの攻撃時，ターゲットに表示されるガイドに合わせてタイミングよくATTACKもしくはSKILLボタンをタップする，これがチェインの発生/継続条件。ガイドの動きには“円が収縮する”と“2つの円が敵の上で重なる”の2パターンがあり，チェイン数が増えてくると，どちらのパターンも収縮/移動速度に緩急が生じ始めます。これがとてもやっかい！

　実際のところ，すべての状況に備えてタップのタイミングを合わせるのは至難の業で，ある程度ヤマを張らないと対応しきれないと思います。むしろ大事なのは，緩急が生じるまでのチェインを確実に成功させること。そこからは，繋げられればラッキー，くらいの気楽さで臨むのが吉ですヨ。

◎円（ガイド）が収縮するパターン

ターゲットの上に出現した円が小さくなり，最後には消えるパターン。円がある程度小さくなったところでボタンをタップするとチェインが発生。“ある程度”としか表現できない微妙なタイミングなので，そこは実戦でつかみましょう

◎2つの円（ガイド）が重なるパターン

左右に現れた2つの円が，ターゲット上で交差するように動くパターン。円が重なった瞬間にボタンをタップしましょう。円の移動速度に緩急が付くのですが，個人的にはゆっくり動くほうがタイミングを取りづらかったです

◆ガードを極めてコンボを繋げまくる

　コンボを長く繋げるにはどうするか。そう，ガードの技術を徹底的に磨く，これに尽きます。そして，ガードを成功させるには，敵の攻撃パターンを覚えるしかありません。

　コンボを繋ぐだけであれば，ガードの判定は“Good”でも“Perfect”でもかまいません。というより，タイミング的にシビアな“Perfect”は失敗のリスクも大きいので，無理に狙わないのが得策。ビギナーは，気持ち早めのタップで“Good”ガード，これでいいんです。

敵の攻撃パターンはじつに多彩で，連続攻撃や全体攻撃を仕掛ける敵，攻撃手段を複数持つ敵も。行動開始から攻撃を行うまでの動きを観察し，ガードするタイミングをつかみましょう

■“強い”パーティを作る編成のポイント

　一番の悩みどころは，やはりパーティの編成でしょう。ユニット数が増えたのはいいけれど，レア度が同じで基礎能力値にも大差がないとなると，何を基準にメンバーを選んでいいか分からない！　そんなビギナーさんのために，“勝てるチーム”を編成するポイントを教えます。

◆リーダースキルを基準にメンバーを選出する

　チーム編成時にまずチェックすべきは，★3以上のユニットが習得している“リーダースキル”（以下LS）です。レア度やHP，攻撃力の値が高いユニット，つまりパーティの主力になり得るユニットのLSを比較して，もっとも優秀なLSを所持するユニットに合わせてほかのメンバーを決める。これが編成の基本的な考え方になります。

　LSは，リーダーと同じ属性/所属レルムのユニットにのみ効果を与えるものが多いです。例えば，光属性ユニットの能力を上げるLSを持つユニットをリーダーに決めたら，残り5体を光属性ユニットで固める，といった具合。これにより，編成だけでパーティ全体の戦力を向上させられるのです。

LSの効果には「大/中/小」の3段階があります。効果“大”のLSを持つユニットは，文句なしにリーダー候補。また「攻撃力，スピード中アップ」のように，複数の能力に補正をかけるLSもオススメ

◆スキルでパーティを援護するタイプを揃える

　タイプはそのユニットの能力バランスや戦闘スタイルを表すもので，すべてのユニットは「ヒーロー/キラー/アタッカー/ディフェンダー/ジャマー/サポーター」のいずれかに属します。

　パーティに1体いると重宝するのが，状態異常付与効果のあるスキルを持つ“ジャマー”。麻痺や睡眠，暗闇など，相手を弱体化させる状態異常を付与することで被ダメージを抑えられるため，バトルを有利に進められるのです。レア度の高いジャマーがいるなら優先的に強化し，かき回し要員としてメンバーに加えましょう。

　また，HPが高く，スキルの効果で敵の攻撃を引き付ける“ディフェンダー”，HP回復スキルを持つ“サポーター”も，パーティの耐久力を上げるためにほしい存在。高難度クエストになると壁役＆回復役は必須なので，こちらも早い段階から育成しておきたいところです。


◆相手に対して優位な属性のユニットをぶつける

　ユニットは5属性のいずれかに属しています。「火/水/木」の3属性と，「光/闇」の2属性には相性が存在し，有効な属性で攻撃するとダメージが50％増，逆に苦手な属性での攻撃だとダメージが50％減になります。光/闇属性のディフェンダーはちょっと特殊で，対立属性（光なら闇，闇なら光）の攻撃で受けるダメージが半減されます。つまり，弱点属性がないんです。


　ユニットの属性も，メンバー選考の判断材料の1つです。属性の相性はいいに越したことはないですもんね。クエストに挑戦する際は，準備段階で敵の属性をチェックし，とくにディフェンダーやサポーターには優位な属性（もしくは，不利でない属性）のユニットを起用するのです！

クエストの難度選択時，“情報”ボタンをタップすると，バトルに登場する敵が確認できます。属性も分かるので編成の参考にしましょう

■ユニットの強化手段を知ろう

　メインクエストをこなしてプレイヤーのRANKを上げること（APの上限を増やすのが主目的），曜日クエストのゼンマイ洞窟で「ゼンマイ」を得てユニットのレベルを上げること。この2つが強化の大前提なのは前述したとおり。では，レベルアップで基礎能力（HP/攻撃力）を伸ばしたユニットをさらに強くするにはどうすればいいか。ここではその手段をまとめて紹介します。

◆スキルレベルアップ

ユニットが持つスキルには“スキルレベル”（Lv.5が上限）が設定されており，「フクロウさんの教本」などの強化素材を使ってスキルレベルを上げると，より早くスキルが発動できるように。「教本」はメインクエストや鍵クエストの“技能の遺跡”の報酬で手に入ります

◆覚醒

★3以上のユニット（アートは★2も含む）は，「覚醒の頁」や「覚醒の書」を使って“覚醒”させることができます。ユニットは覚醒により能力値が上昇し，さらに固有の“アビリティ”が開放。覚醒上限は，ユニットが15回，アートが99回です

覚醒に用いる「覚醒の頁」は，サブクエストの“封印の塔”を除く，APを消費するクエストの報酬で集められます。所持数の上限は2000個で，一週間で（月曜0:00に）リセットされる点に注意。「覚醒の書」は，ログインボーナスや“交換所”（メダル/ギルド）などで獲得可能ですよ

◆能力解放

“能力解放”は，★3以上のユニット（アートは★1以上）が持つ“ボード”のパネルを開放することで，ユニットの能力を上げたり，アビリティを付与したりできるもの。パネルの開放には「エンブレム」をはじめとするさまざまな素材が必要で，ボードの全25枚のパネルをすべて開放すると“コンプリート報酬”がもらえますよ

◆レベル上限解放

メインクエストの各章クリア時，または各章の全難度クリア達成で獲得できるアイテム「ラストレガリア」。レベルマックスのユニットにこのアイテムを使い“レベル上限解放”を実行すると，レベル上限を引き上げられます

◆進化

一部のユニットは，「ジェミー」という進化素材を消費して“進化”させられます。進化したユニットはレアリティが一段階上がり，能力値が大きくアップ！　獲得したレアユニットが進化可能であれば優先して育成したいところです

◆レガリア

ユニットの唯一の装備品である「レガリア」は，身に付けさせることで，能力値の上昇などさまざまな効果を付与できるアイテム。「レガリア」はクエストの報酬や各種交換所で獲得でき，“レガリア強化”や“レガリア進化”で効果を高められます

■いろんなバトルを楽しみながら素材を集めよう！

　これまでの解説からも分かるとおり，ユニットの育成にはさまざまな素材アイテムが数多く必要になります。それらの素材には，ログインボーナスやミッション/メインクエストの報酬で得られるものもありますが，ユニット数が増えてくるとそれだけではとても賄いきれません。パーティがある程度強くなったら，メインクエスト以外のモード/コンテンツにも挑戦し，効率よく強化素材を集めましょう。

　なかでも，各種「メダル」が獲得できる“ギルドバトル”や“アリーナ”，そして“マルチプレイ”は積極的に参加したいところ。通常のクエストとは趣向が異なるバトルを楽しみつつ，報酬で「メダル」を集め，交換所で素材を手に入れるのです！

ギルドに所属するだけで「ユニットのHP/攻撃力上昇」や，「バトルの獲得ゼル増加」といった恩恵を受けられます。ゲームを始めたらすぐに加入するのがオススメ

◆ギルドバトル

ギルドに所属すると参加できるギルドバトルは，ギルド同士で対戦するバトルモード。相手ギルドが設置した“防衛アート”を撃破するとGP（ギルドポイント）が獲得でき，制限時間内により多くのBPを稼いだギルドが勝利します。勝利報酬や，ギルド全体のランク報酬で，「ギルドメダル」を含む豪華報酬をいただいちゃいましょう

◆アリーナ

アリーナは，毎日5枚補充される「アリーナチケット」を消費して他プレイヤーのパーティとバトルをするPvPコンテンツです。戦果に応じてアリーナポイントやアリーナメダルが得られ，一週間の期間内に獲得したポイントの累計によって“アリーナランク”が変動。そのランクごとに報酬が与えられます

◆マルチプレイ

メインクエスト/イベントクエストはマルチプレイに対応しており，最大3人のプレイヤーが協力してバトルに挑めます（メインクエストはソロプレイでクリア済みのものに限る）。マルチでクエストをクリアした場合は，報酬に「マルチメダル」が加わりますよ

自分がホストになって参加者を募るか，他プレイヤーが作成したルームに参加するかして遊べます

　運営4年目に突入してもなお意気盛ん！　本編はボリュームたっぷり，エンドコンテンツが充実しているため参加プレイヤーはまだまだ多いですし，コラボクエストも絶え間なく行われているしで，この先も長く遊べそうなタイトルですネ。キャラクターやストーリーの魅力，バトルの気持ちよさ，そしてニューカマーに手厚い各種ボーナスのありがたみは，実際にプレイしてみるとよく分かります。本稿を読んでちょっとでも興味を持ったのなら，絶望の連鎖に“終止符”を打つ冒険に出てみませんか？

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