見事な復活をとげたシリーズの最新作，「Homeworld: Deserts of Kharak」は2016年1月20日にリリース

　Gearbox Softwareは，見事な復活をとげたシリーズ最新作「Homeworld: Deserts of Kharak」の最新トレイラーを公開し，発売が2016年1月20日になることを明らかにした。

「Homeworld: Deserts of Kharak」公式サイト

　Relic Entertainmentが1999年に発売した「Homeworld」は，ゲーム史上初めてとなるフル3D操作を可能にしたRTSだった。砂の惑星カラックに数千年にわたって住み続けていたクシャンの人々が，自分達が別の星から移住してきたことを知り，「ホームワールド」（母星）を目指しての旅を続けていくというストーリーと，その斬新な操作性を中心としたゲームシステムは，今でも多くのファンの記憶に残っている。


　2003年の「Homeworld 2」以来，10年以上も新作が出ないままだったが，2013年にGearbox Softwareが「Homeworld」シリーズの知的財産権を手に入れてから流れが変化した。GearboxはRelic Entertainmentに在籍していたメンバーが多く参加するデベロッパ，Blackbird Interactiveと共にリマスター版となる「Homeworld Remastered Collection」を開発する。高解像度化を始めとして，さまざまな改良が加えられた同作は2015年2月にリリースされ，ファンやメディアから高い評価を得た。

　最新作となる「Homeworld: Deserts of Kharak」では，クシャン人達がカラックを旅立つ前のエピソードが描かれるとのことで，シリーズ従来作の雰囲気とはまったく異なる，地上をベースにしたプレイが楽しめる。シングルプレイキャンペーンに加えて，チーム対戦などのマルチプレイモードも用意されるとのことだ。


　Steamではすでに予約受付を開始しており，今なら「Homeworld: Remastered Collection」が無料で付いてくる。今のところ，日本での展開については発表されていないが，「Homeworld」ファンはチェックしておこう。