プレイレポート
「りっく☆じあ〜す」の正式サービスが本日スタート。ゲームの紹介とインプレッションをお届け
「りっく☆じあ〜す」公式サイト
(C)2016 ZOO CORPORATION (C)Takashi Fujisawa「りっく☆じあ〜す」は,最近すっかりおなじみの美少女擬人化ゲームだが,このゲーム,何が美少女化されるのかといえば,陸上自衛隊の装備および駐(分)屯地だ。これはまた,ピンポイントを突いてきました。
ゲームには,「10式戦車」「60式自走106mm無反動砲」など,陸自の歴代装備をベースにした「武器娘」と,日本全国約160か所の駐(分)屯地の1個小隊をフィーチャーした「駐屯地娘」が登場し,「武器娘」と「駐屯地娘」,2つ合わせて「陸自娘」(りくむす)という。陸上自衛隊の正面装備は諸外国に比べてそれほど多くない気がするが,武器娘に加えて「駐屯地娘」を導入させたのがアイデアという感じ。
■武器娘
74式戦車 |
90式戦車 |
10式戦車 |
M24軽戦車 |
74式自走105mmりゅう弾砲 |
60式自走106mm無反動砲 |
155mmりゅう弾砲 |
AH-64D |
AH-1S |
■駐屯地娘
木更津駐屯地 木更津 茜 |
久居駐屯地 久居真津梨 |
金沢駐屯地 金沢香林 |
新発田駐屯地 新発田 渚 |
練馬駐屯地 練馬結歌 |
鯖江駐屯地 鯖江静香 |
マグマ軍によって,日本はあっという間にやられてしまった。なにしろほら,日本は世界有数の火山国らしいので,出入口の数が多かったのだ。ちなみに,マグマ軍の軍備はなぜか旧ソ連軍のものが多い模様で,またこちらも女性の姿をしている。つまり,マグマっ娘ね。
■マグマ軍
歩兵 |
中戦車34號2型ロジーナ |
自走榴弾砲7號ピオン |
というわけで,さっそく遊んでみよう。ゲームを立ち上げると,まず着任先を選ぶことになるのだが,ここには富山,石川,そして福井が用意されていた。北陸3県か! さいわい(?),筆者は富山県出身なので,躊躇なく富山県を選択したところ,富山ひみ子が登場した。なんだか寒ブリがやたら食べたくなってきたが,彼女は富山県の駐屯地娘だ。
ちなみにこの富山ひみ子,自分達のことを「うちら」と呼ぶ,やたらと威勢のいい子だが,ここはやはり,自分達のことは「おらっちゃらっちゃ」と呼んでほしかった。まあ,なんでもいいですけど。その代わり,福井県の駐屯地娘,鯖江静香はメガネっ娘で,メガネフレームについては必要以上のこだわりを持っている模様だ。
ひみ子に続いて登場するのが,プレイヤーをサポートしてくれるオペレーターの市ヶ谷 愛で,序盤は彼女が手取り足取りいろいろなことを教えてくれるので,それに従って進めていけばいい。安心だ。初任務は,基地周辺のマグマ軍が侵攻の気配を見せているので,ヤツら殲滅するというもの。ただ,手元にはひみ子しかないので,支援の2ユニットを市ヶ谷 愛に加えてもらって,さっそく戦いに臨もう。
戦闘はターン制で,ヘックスが並んだマップ上でユニットの移動と攻撃を敵味方,交互に繰り返すという,たいへんおなじみのシステムだ。勝利条件としては,敵部隊の殲滅のほか,敵の隊長ユニット(いない場合もある)の大破もしくは撃破,そして,敵拠点の耐久値を0にするといった感じだ。なお,勝負がつかないまま20ターンが経過した場合は,画面上部の戦力ゲージが多いほうの勝ちとなる。敵に同じことをやられると敗北になるが,撃破一歩前の大破で終わっていれば,ユニットは失わないようだ。
いまどき当然といえば当然だが,ダメージを受けると敵も味方もお洋服がビリビリになるので,やられるのもそんなに悪くないかもしれない,なんて思っちゃダメだ!
さらに,「支援要請」も可能で,要請すると適当なタイミングで戦闘機娘が飛んできて適当に爆撃してくれる。敵ユニットの体力を一括して削れるので,これは便利だ。
また,戦車や攻撃ヘリなどの武器娘ユニットには,射程距離があり,ヘックスが隣接していなくても攻撃ができるので,それを活用したい。セオリーはもちろん,こちらの複数のユニットが1つの敵ユニットを集中攻撃できるようにユニットを進めていくことだ。というわけで,チュートリアル戦に勝利した。おめでとうオレ,最初の任務は無事達成だ。
エリアの解放が進むと,もちろん,富山県だけでなく石川県や福井県,岐阜県などに進軍することも可能になるほか,解放のタイミングに合わせて駐屯地娘が参加してくれる場合がある。
被ったダメージに応じて一定の修理時間がかかるが,「高速修理材」を消費して短時間で終わらせることもできる。もっとも,プレイした限り,最大でも修理時間は数分といったところだったので,普通に待ってもそれほど問題はないと思う。
というわけで技術研究本部だが,ここで「武器娘製造」を選び,資材を投入すれば,所定の時間を経て武器娘が完成する。投入する資材の量を増やせば,作れる武器娘の種類が増えるが,どの武器娘が完成するのかは確率で決まるため,どの武器娘が手に入るのかは時の運だ。
また,「装備製造」で,駐屯地娘や武器娘に装備できるアイテムの製造も可能になっており,これもだいたい似たシステムだ。ああ,何度やっても偵察バイクしかできない,ということもよく起き,何ができても「おお,コレは我が隊の即戦力になりますよ!」と喜ぶ市ヶ谷 愛がだんだん憎らしくなってくる。
また,プレイヤーのランクを上げて,技術開発レベルをアップさせると,作れる武器娘や駐屯地娘の装備品の種類が増える。というわけで,さっそく作ってみたらできたのが「60式自走無反動砲」だ。これはまたマニアックな。スクール水着の割と幼い感じの武器娘で,「うー,どっかんどっかん」「ヒット&アウェイだ!」などと,戦闘中のセリフもかしましい。
しかしあれだ,「60式自走無反動砲」は名称のとおり1960年に制式化された106mm自走無反動砲で,年齢的には筆者より1歳若いだけだ。見かけは幼いが,意外と……みたいな。まさにどうでもいいとはこのことだが,このようにして,いずれは10式戦車やAH-1S対戦車ヘリコプターなどを並べた強力部隊を作り上げることを目指すわけだ。夢が広がりんぐ。
戦闘はさほど難しくなく,仕事中だというのに,もう1戦,もう1戦とゲームを進めてしまうという気軽な雰囲気が楽しい。気になる人はプレイしてみよう。
「りっく☆じあ〜す」公式サイト
※掲載した写真は開発中のものですキーワード
(C) 2016 ZOO CORPORATION (C) Takashi Fujisawa
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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