「イムタ　アンゼンニ　ミチビク」。貧弱だけど憎めない宇宙人を救う「Time Adventure」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第971回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，スマートフォン向け2Dアクションパズルゲーム「Time Adventure」（iOS / Android）を紹介しよう。本作は，オートで歩き続ける宇宙人「イムタ」を，時間を操作できる「タイムコントローラー」でゴールまで導くという内容のゲームだ。

ダウンロードは無料でアプリ内課金もなし。インゲームの広告動画を視聴すると，ステージクリアのヒントがもらえる

「Time Adventure」ダウンロードページ

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　イムタは，行き止まりで方向転換くらいは行うものの，基本的に前へと歩き続けるだけで，道中の敵やトラップに接触すると即ゲームオーバーという貧弱極まりない存在。
　プレイヤーは，そんなイムタから借り受けたタイムコントローラーで時間を早く進めたり，巻き戻したり，あるいは停止させたりして，イムタが無事にゴールまでたどり着けるように導いてあげるのだ。

ステージによっては，“カードキー”を回収しなければゴールの扉を通れない

　時間を操作することで，多彩なギミックがイムタの移動手段になるのが面白いところだ。例えば，丸太が流れてくる滝では，時間を巻き戻すことで丸太がエレベーターの代わりになったり，谷間では，時間を進めることで植物が成長して橋の役目を果たしたりする。


　森や洞窟，氷原地帯など，ステージのバリエーションはさまざまで，各地域の特色を表した個性的なギミックがイムタを待ち構えている。ゲーム序盤のステージは一画面に収まるような広さだが，中盤あたりから広いステージも登場するようになり，クリアの難度が上がる。
　スワイプ操作で視点が動かせるので，ステージの奥には何があるのかを確かめながら，イムタをゴールまで導こう。

とてもか弱いイムタだが，どんな状況でもその足を止めることはない。度胸が座っているのか，それとも何も考えていないだけなのか分からないが，憎めない可愛らしさを秘めている

　ゲームの最終目標は，イムタの宇宙船を見つけてあげることだが，そこまでの道のりは長い。決まったクリアパターンを見つけていくゲームなので，リプレイ前提で遊べば“詰む”ことはないはずだ。どこか言葉の使い方がおかしなイムタの可愛らしさも見どころなので，ぜひ一度プレイしてみてほしい。

著者紹介：げっつ☆先生
　ゲーム系フリーライター兼イラストレーターでマンガ描き。ゲーセンに入り浸るか家でゲームをやるかアニメを見るかで悩む毎日だが，隙あらば魔女っ子にも思いを馳せる。ゲーム音楽が大好きすぎ。

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