連載
ボールをゴールに入れるだけ。ゲーム性もタイトルも超シンプルなiOS向けアクションパズルゲーム「a.」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第945回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,ボールをゴールに入れるだけというシンプルなゲーム性がウリの物理演算型パズルゲーム「a.」を紹介する。障害物の配置を考慮してボールを撃ち出す角度を計算し,跳ねる位置などを調整しながらゴールを目指そう。1プレイが数秒で終わる,ちょっとした空き時間などで楽しめる作品だ。
「a.」ダウンロードページ
プレイヤーの目的は,青い玉をホールド&スワイプで弾き,水色のゴールまでたどり着かせること。青い玉は基本的に,放物線を描いて飛んでいくが,スワイプした強さと角度に応じて,飛距離や方向が変化する。
画面外に青い玉が飛び出るとゲームオーバーになるが,スタミナやハートといったプレイを制限するシステムが存在しないので,何度でも挑戦可能だ。直前の記録(スワイプの強さ&角度)が点線で表示されるので,ゴールに届かなかった場合はこれを参考に微調整しながらゴールへ近づけよう。
ゲームには壁や鍵などいくつかのギミックが登場する。壁は青い玉をぶつけると反射させられるというもので,わざと当てて跳ね返らせることでゴールを狙う,というステージも多数用意されている。なお壁は,一度青い玉が当たると消える灰色のものと,何度青い玉をぶつけても消えないピンク色のものがある。ステージ中盤に登場する鍵は,入手した状態でないとゴールできない(弾き返されてしまう)というギミックだ。
ステージによっては障害物が動き続けていることもあるので,青い玉を撃ち出すタイミングや角度,スピードなど,さまざまな要素を考慮しながらプレイしていくことになる。
どうしてもクリアできない場合は,右上の「ヒント」を利用するのも手だ。ただしヒントは使用回数に制限があるので,ここぞというところで使おう。また,ゲームオーバー時にはTwitterでシェアすることでヒントを見られるほか,動画広告を観ればステージスキップできるので,必要に応じて利用するといいだろう。
非常にカジュアルなゲーム性ながら,かなり歯ごたえのある本作。手軽に,でもガッツリとしたパズルゲームを楽しみたい人に,ぜひオススメしたい作品だ。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”も好き。
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