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[TGS 2015]王から与えられた島に一大王国を築き上げよう。スマホ向けシミュレーションゲーム「フレンドラ」のインプレッションを掲載
本作は,DMMで「艦隊これくしょん -艦これ-」「俺タワー 〜Over Legend Endless Tower〜」「V.D.−バニッシュメント・デイ−」などを手がけているPOWERCHORD STUDIOが贈る新作タイトルだ。
プレイヤーは,世界の王様パペット(CV:杉田智和)から,王の所有する「ジョイン島」という島を与えられた領主になり,街作りやダンジョン探索を楽しみながら,島に一大王国を築くことになる。
本稿では,「フレンドラ」の概要を紹介しつつ,インプレッションをお伝えしよう。
ゲームの基本的な説明に入る前に,操作性について触れておきたい。本作はタッチパネルでの操作に最適化されており,画面をスワイプしてマップを動かしたり,施設をタップして情報をチェックできたりする。難しいことは何もなく,タッチしにくいということもなかったので,操作性は良好と言えそうだ。
フレンドラのメイン要素は「街作り」と「クエスト」だ。それぞれ順に説明していこう。
街作りでは,農産物や家畜の生産/育成のほか,素材の合成,アイテム加工などを楽しめる。さらに,ゲームを進めてプレイヤーランクが上昇すると,新たな施設を建設できるようになったり,アトラクションが開放されたりするのだ。
最初は限られた施設や素材しか使えないが,ゲームを進めていくことで徐々にできることが増えていき,規模の拡大を実感できるはず。飽きのこないプレイが楽しめそうだ。
続いて紹介するのは,もうひとつのメイン要素「クエスト」についてだ。プレイヤーは,ドラゴン/ドラコ(ドラゴンの子供)/テイマー/ドラタマ(ドラゴンのたまご)の4つの項目から好きなユニットを選び,パーティを編成できる。ちなみに,テイマーは「テイマーアビリティ」と呼ばれるスキルを使用可能だ。今回の試遊では,残念ながら「フレイムブレス」しか確認できなかったが,これ以外にも多数のテイマーアビリティが用意されているとのこと。
ユニットには,それぞれ「パワー」「スピード」「ワザ」「ラッキー」というステータスがあり,ユニットごとに特徴が異なる。クエスト準備画面では出現するマモノの情報を確認できるので,こちらを参考にユニットを選びたいところだ。
ちなみに,パーティは「おまかせ」機能を利用して自動的に編成することもできる。どのように構成すればいいか悩んだときは,利用してみるのも手だろう。
パーティを組んだらクエストに挑戦だ。本作の冒険はスマホアプリで定番の放置系となっており,出発したパーティは一定時間が経過すると自動的に帰還する。ただし,パーティがプレイヤーに指示を仰ぐ場面もあり,そこでの判断が戦闘結果に影響するため,放置系といえども油断はできない。
クエスト達成後には報酬を獲得でき,クエストの難度に応じて獲得できる素材や報酬のレアリティが決定される。街の発展には素材の収集が必要不可欠なので,より大きな街を目指すならば,ユニットを育成して積極的にクエストを攻略しよう。
また,本作では,ライオンが王様を務めていたり,ドラゴンが登場したりと,ファンタジーテイスト溢れる世界観も魅力的。中でも注目なのは美少女メイド(CV:釘宮理恵)だ。彼女はプレイヤーをサポートしてくれるキーパーソンなのだが,態度がちょっとツンとしていて,いろいろとそそられてしまうこと請け合いだ。
最後に,今回の試遊では試せなかった「ジョイント」について触れておきたい。これは,最大4人で島をつなげて巨大化させ,ほかのプレイヤーの島に遊びに行くことができるという機能になる。ひとりで島を作るだけでなく,ほかのプレイヤーとも交流できるので,刺激を受けたり,モチベーションを上げたりするのに役立ちそうだ。
ファンタジー風の世界観や,可愛らしいキャラクター,簡単な操作性が盛り込まれた本作は,老若男女を問わず楽しめそうなタイトルだ。手軽にプレイできる一方で,ユニット育成や街作りといった,コアプレイヤー向けのやりこみ要素も用意されているので,興味のある人は配信されるのを楽しみに待ってほしい。
4Gamer「東京ゲームショウ2015」特設サイト
- 関連タイトル:
フレンドラ 〜竜とつながりの島〜
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フレンドラ 〜竜とつながりの島〜
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(C)DMM.com POWERCHORD STUDIO / Development by Ubiquitous Entertainment Inc.
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