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バイオハザード アンブレラコア公式サイトへ
  • カプコン
  • 発売日:2016/06/23
  • 価格:ダウンロードコード版:5990円(+税)
    ダウンロード版:3694円(+税)
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「バイオハザード アンブレラコア」発売迫る。さまざまなルールで対戦し続ける「マルチミッション」や新たな戦場を体験してきた
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印刷2016/06/02 00:00

プレイレポート

「バイオハザード アンブレラコア」発売迫る。さまざまなルールで対戦し続ける「マルチミッション」や新たな戦場を体験してきた

プロデューサーを務めるジェームズ・バンス氏が注目ポイントを解説してくれた
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 カプコンが2016年6月23日に発売を予定している「バイオハザード アンブレラコア」PC / PlayStation 4 以下,アンブレラコア)のメディア向け先行体験会が同社にて開催された。発売まで1か月を切り,ほぼ完成バージョンだというPlayStation 4版で,ラウンドごとにさまざまなルールで対戦し続ける「マルチミッション」や新たな戦場,カスタマイズ要素を確認してきたので,レポートをお届けしよう。

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「バイオハザード アンブレラコア」公式サイト


※掲載しているスクリーンショットとムービーは,PlayStation 4のシェア機能によるものです。実際の画質とは異なります。


ウェスカーやレオンになりきれる!

追加DLCであなたもヒーローに変身


 あらためて説明すると,アンブレラコアはシリーズ20周年を迎えた「バイオハザード」が新境地に挑むタイトルだ。プレイヤーはシリーズ作品に登場した英雄ではなく,名も無き1人の傭兵として,生死を賭けた“非合法戦闘”を繰り広げていく。バイオハザードの世界と,対戦に特化したTPSが融合。それがアンブレラコアである。

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 そんなアンブレラコアだが,「こちら」の記事でお伝えしてるとおり,クリスやレオン,ウェスカー,バリーといったキャラクターに“なりきれるアクセサリー”が追加コンテンツとして配信される。この追加DLC「エージェントゴーストパック」は発売日(6月23日)に配信開始となり,価格は1296円(+税)だ。

※デラックスエディションやダウンロードコード版(PS4版のみのパッケージ)にはDL用コードが同梱。

シリーズ作品の主人公が勢揃い。稀代の悪役,ウェスカーにもなりきれる
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今回の先行体験会ではウェスカーが人気
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 キャラクターのフェイスは,装備品のカテゴリとしては「マスク」扱いなので,ほかのものと同様に「デカール」を貼ることが可能だ。
 ただし,キャラクターのフェイスを装備すると,ヘルメットが被れなくなる。防御性能が落ちることはないものの,ブロンドヘアのレオンやウェスカーは敵に見つかりやすくなるだろう。多少不利になりそうだが,そこは“英雄”の名に恥じない立ち回りで打開したいところだ。

「デカール」を貼るとフェイスペイント風の見た目になる。デカールの大きさや角度も自由に調整可能だ
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ヘルメットが被れなくなるため,フィールドでは多少目立つかもしれない
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ラウンドごとに目まぐるしくルールが変わる「マルチミッション」


 今回の取材では,新たな戦場となる「南極基地」「R.P.D.警察署」「ラクーンシティ」で対戦できた。その名称だけで懐かしさを覚えるシリーズファンもいることだろう。思い出深いロケーションが,対戦型TPS向けに再設計されて登場するのだ。


 南極基地は,「バイオハザード コード:ベロニカ」のクライマックスで爆破されたアンブレラ社の研究施設が舞台だ。建物内も外も雪で白く染められ,ほかのマップより敵を視認しやすい。上下三層構造になっているのも特徴で,瓦礫などでうまく身を隠しつつ,通風孔を使ってトリッキーな奇襲が狙える。

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 R.P.D.警察署は,「バイオハザード2」の舞台であるラクーンシティの主要施設。閉鎖された狭い空間に多数の障害物が存在し,ラウンドスタート早々に敵と遭遇することも珍しくない。緊張感の高い撃ち合いが存分に楽しめる印象だ。

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 「バイオハザード2」の舞台となったラクーンシティは,地上と地下の二層構造が特徴。地上には広いエリアに何台ものパトカーが停まっており,身を隠す障害物には事欠かない。地下道をうまく活用すれば,相手の意表を突いて背後からも攻撃できる。

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 今回の取材で,とくに印象深かったのが最大6人で対戦する「マルチミッション」モードだ。1マッチ5戦制,3戦を先取したチームが勝利となるのだが,ラウンドごとにランダムでルールが変わるため,幅広い戦略や柔軟性が求められる。なお,いずれも1ラウンドの制限時間は3分なのでスピーディに勝敗が決するうえ,次々に異なるルールを楽しめるのは非常にテンポがいい。

 マルチミッションに登場する8種類のルールのうち,いくつかをピックアップしてインプレッションをお伝えしよう。

 「DNAハンター」では,倒したゾンビが落とす「DNAサンプル」を拾い集めて,その数を競う。ほかのルールでは構わないほうがいいゾンビだが,このルールでは積極的に攻撃することなる。ただし,あまり派手にやり合っていると敵チームに発見されてしまうだろう。

ゾンビを倒すと,赤く光る「DNAサンプル」が出現。これを拾い集めるとチームの得点になる
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 「特殊DNAハンター」は,ステージを徘徊するゾンビに紛れた「特殊変異体」を倒して「DNAサンプル」を手に入れることが目的となる。しかし,特殊変異体は耐久力が非常に高く,ゾンビジャマーの影響を受けない。そればかりか目標と定めたプレイヤーを執拗に追いかけてくる。特殊変異体に目を付けられ,逃げても逃げても追ってくるという恐怖はまさにバイオハザードらしい。

 特殊変異体に単独で立ち向かうのは危険極まりないため,チームの仲間はもちろん,状況によっては敵味方が手を組んで応戦することもあるだろう。しかし,勝者となるのはどちらかのチームだけであり,共闘しつつもどこかで裏切らなければならない。そのタイミングが早すぎると特殊変異体に蹂躙されるため,かなりスリリングなルールだ。

頭部が変形した特殊変異体はプレイヤーが束になってかかっても,苦戦を免れない特別な存在だ
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 「コレクター」は,ステージに点在する5つのアタッシュケースをすべて揃えたチームが勝ちとなるルール。アタッシュケースを手にしたからといって戦闘能力が落ちることはない。1人のプレイヤーに回収を任せて,残りのメンバーが敵を迎え撃つという手も考えられるが,敵に倒されると入手したアタッシュケースをその場に落としてしまうので,1人に集中させすぎるのもリスキーだ。

アタッシュケースの位置は画面上に表示されるため,おのずと激戦区となる
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 ステージに落ちている1つのアタッシュケースを巡る戦いが「プロテクター」だ。これを確保している時間に応じて,チームに得点が加算される。ただし,アタッシュケースの位置はすべてのプレイヤーに伝わるので,仲間との連携なくして守り切ることは至難の業。

アタッシュケースを手に入れたら,どこかに身を隠して仲間に護衛してもらうのも立派な戦術だ
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 ラウンドごとに切り替わるルールと,1ラウンドが3分という絶妙な制限時間によって「マルチミッションでずっと遊び続けたい」と思わされた。あらためて発売が楽しみになってくる。

 ちなみに,今回の取材では「ゾンビジャマー」に関する調整も印象に残った。アンブレラコアのステージには,プレイヤーのほかに多数のゾンビが徘徊している。通常はゾンビジャマーの効果によって襲われることはないが,銃撃などで破壊されてしまうとたちまちすべてのゾンビが脅威となる。
 これまでのバージョンでは,銃撃戦に突入するとゾンビジャマーが壊れる前に力尽きることが多かった。その点,今回のバージョンではゾンビジャマーが破壊されても生き残るケースが非常に多くなっていた。
 また,自身のゾンビジャマーが破壊されると,画面にガラスが割れたようなヒビが入り,見た目にも分かりやすい。第3勢力としてのゾンビの存在感が増しており,アンブレラコアならではのスリルが際立った印象だ。

ゾンビジャマーが破壊されると,画面にガラスが割れたかのようなヒビが入る
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 以前,お伝えしたとおり,発売日が延期となったアンブレラコアだが,今回のバージョンで確認できたのは,それぞれのルールの完成度の高さ。プロデューサーのジェームズ・バンス氏によると,1人用モード「ザ・エクスペリメント」もやり込みがいのある内容になっているとのこと。発売後のサポートも予定しているそうなので,長期的な展開を楽しみにしたい。
 なお,PC版,PS4版ともに特典付きのプレオーダーを受付中だ。興味を持った人は「こちら」の記事をチェックしてみよう。

Steam「バイオハザード アンブレラコア」タイトルページ

PlayStation Store「バイオハザード アンブレラコア」タイトルページ


「バイオハザード アンブレラコア」公式サイト

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