プレイレポート
「バイオハザード アンブレラコア」プレイレポート。不気味なガナードが徘徊する「4」の舞台,「発端の村」で対戦してきた
前回のプレイレポート掲載から,だいぶ間が空いてしまったが,今回は「バイオハザード4」をモチーフとしたマップで戦ってきた様子をお伝えしよう。
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「バイオハザード アンブレラコア」公式サイト
ガナードが徘徊する寒村やバイオテロによって壊滅した集落など,懐かしいマップが登場
既報のとおり(関連記事1,関連記事2),アンブレラコアにはシリーズ作品をモチーフとしたマップが登場することが明らかになっている。「バイオハザード5」に登場した多国籍複合企業「トライセルHQ」や集落「キジュジュ自治区12区域」では,ゾンビやケルベロス,マジニが出現するという。
今回,筆者がプレイしてきたのは,「バイオハザード4」の冒頭でプレイヤーを恐怖のどん底に叩き込んだ寒村を舞台とした「発端の村」だ。どことなく寂しさを漂わせる雰囲気はそのままに,よりリアルなグラフィックスで描かれている。
このマップでは,寄生体に肉体を乗っ取られた「ガナード」が登場する。聞き慣れないスペイン語でしゃべるのも相変わらずで,壁の向こう側から“あの唸り声”が聞こえてきたときには,思わず身震いしてしまった。緩慢な動きで徘徊しており,積極的に襲いかかってくる様子はなかったものの,不気味な存在だったことは確かだ。
トリガーを引く加減によって,遮蔽物から身を乗り出す度合いを段階的に調整できる「アナログカバー」で,徐々に迫り来るガナードに応戦していると,「バイオハザード4」をプレイしていた当時の感覚もよみがえり,なんとも懐かしい気分になった。
もちろん,当時のプレイヤーには印象深い「鐘楼」に登ることも可能だ。「ここならガナードは来られないはず」と安心していたら,クリーチャー化したカラスの集団に襲われてしまった。単にシリーズ作品のマップを流用しているのではなく,対戦用マップとしてアレンジされているというわけである。
このほかにもシリーズ作品のマップが用意されるとのことで,今後の発表が楽しみになってくる。
前回のプレイレポートでも触れているが,「サウンドレーダー」についてあらためて説明しておこう。これは画面中央下部に表示され,銃声や足音などの大きさや位置を表示してくれるものだ。大きな音を発すると,それぞれのプレイヤーのレーダー上に大きな波形が現れるので注意を引きやすくなる。音で相手の居場所を探るのはシューターの定番だが,それを視覚的に表現するアイデアは面白い。
ヘルメットやマスク,銃器などにこだわり,それぞれのプレイヤーが個性を打ち出せる
プレイヤーキャラクターのカスタマイズ要素としては,ヘルメットやマスク,ボディアーマー,ゾンビジャマー(傭兵が背負っている対ゾンビ装備で,動作中はゾンビに襲われない)の種類やカラーリングが変更可能だ。装備を変えたからといって,能力が上下するようなことはなく,あくまでオシャレの一環となっている。さらにヘルメットや袖口に貼る「ワッペン」と,マスクやゾンビジャマーに付ける「デカール」は,種類が豊富なうえにサイズを自由に設定できる。
顔はマスクで完全に覆われているものの,装備一式の組み合わせ次第で,かなりの“違い”を生み出すことができた。腕に自信があるのなら,派手なカスタマイズやカラーリングで自分の存在をアピールするのもいいだろう。もちろん戦場で目立つということは,狙われやすくなるという意味だが。
また,武器のカスタマイズ要素は,カラーリングはもちろん,スコープやドットサイト,サプレッサーなどのオプションを選べるようになっている。とくにオプションの種類は豊富で,武器の使い勝手を左右するだけに試行錯誤を繰り返すことになるだろう。
以上,今回のプレイレポートでは新情報をあまり伝えられなかったが,アンブレラコアにはまだ公開されていないゲームモードやコンテンツの搭載が予定されているとのこと。それらも続報が入り次第,追ってレポートをお届けしたい。
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