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「龍が如く 極」発売記念抽選会&サイン会が開催。名越稔洋氏と横山昌義氏へのインタビューの模様をレポート
本稿では,「龍が如く」シリーズ総合監督を務める名越稔洋氏と,同シリーズプロデューサー 横山昌義氏のサイン会も同時開催された東京会場の模様をお伝えする。
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「龍が如く 極」公式サイト
東京会場となったのは,クラブ セガ 秋葉原 新館。抽選会には「龍が如く 極」のソフトを購入したことが証明できるレシートや納品書があれば参加できるようになっていた。桐生一馬モデルのアイウェアや特製ポロシャツなど,豪華賞品が多数用意され,残念ながら外れた人にも参加賞の特製クリアファイルがプレゼントされた。
名越氏,横山氏のサイン会は平日開催ということもあってか,ファンが参加しやすい18:00より開催された。こちらはソフト購入の有無に関わらず,当日配布された整理券があれば参加可能だった。担当者によると,実際に配布された整理券は150枚以上とのことで,こちらも大盛況となった。
サイン会の開始前には,メディア向けに両氏への囲み取材が行われている。本稿の締めとして,その模様をお伝えしよう。
――「龍が如く 極」の発売を迎えられた気持ちから聞かせてください。
名越稔洋氏(以下,名越氏):
まずは,無事に発売日を迎えられて良かったなと思っています。今回は,とくに10年目の記念作であり,ファンの方からのリクエストによるリメイク作でもあり,受け入れていただけるかどうか,まだ不安はあります。ですが,その結果を参考にして,ここからの11年目も頑張っていきたいと考えています。
横山昌義氏(以下,横山氏):
10周年記念作品という位置付けで作りましたので,今日やっとその10年を迎えられた気がしています。実際には昨年12月で10年は迎えたのですが,あらためてユーザーの方へ「ありがとうございました」という思いで,とても清々しい気持ちです。
――お二人から本作のおすすめポイントをお願いします。
名越氏:
何よりも追加シナリオですね。本来,あるべきだったシナリオが補完され,100%の形になっている点を喜んでいただけるのではないかと思っています。
横山氏:
「龍が如く」シリーズは,ファンの方々の支持があって10年間続けてこられました。常にファンの声を反映しながら作ってきていて,その象徴といえるのが新要素の「どこでも真島」です。真島というキャラクターの人気が出たのは第1作がきっかけでしたから,そこをさらに強化しています。楽しんでもらえる自信がありますので,ぜひ注目してください。
――本作はアジア地域でも同時発売となりましたが,ユーザーさんの声は届いていますか。
名越氏:
直接の声はまだ届いていませんが,前作「龍が如く0 誓いの場所」(PS4 / PS3)もアジア地域では10万本以上出ていて,今回はすでに倍以上のご注文をいただいています。「龍が如く」という作品をアジアで受け入れていただいたことを証明でき,さらなる手応えは感じています。
横山氏:
国内とアジアで同時発売というのがそもそも初めてなんですがで,タイムラグなしでお届けできる体制を整えることができました。日本とアジアの皆さんに同じタイミングでプレイしていただけることは,作り手としても嬉しく思っています。
――本作で初めて「龍が如く」に触れる人には,どのように楽しんでもらいたいですか。
名越氏:
純粋に気になったら,手に取っていただけると嬉しいですよね。新しくシリーズに触れてくれる人がいればいいな,という淡い願いもあるプロジェクトではありますから。
ナンバリングが増えることは,ファンに長く愛されているのと同時に,新規の人が入りづらくなるのはどのコンテンツでも同じです。「龍が如く」シリーズの入門編として,遊びやすくて,「龍が如く」とはなんぞや,という部分が一番伝わりやすい作品なので,思うままに遊んでみてください。
――「龍が如く6(仮称)」先行体験版のダウンロードコードが付属しますが,こちらの見どころも教えてください。
名越氏:
まずは「なぜ同日配信ではないのか」という疑問についてお話します。正直なところ,間に合わせたかったという気持ちはあったのですが,開発の都合上,どうしても1週間だけ時間をいただきたいということになりました。
見どころとしては,触っていただければ,「何もかも違う」と分かる内容になっています。もちろん体験版ですから,そこで驚いていただくだけでなく,もっと良くなる製品版にもご期待ください。
横山氏:
これまでのシリーズ作品と操作系統は一緒なのに「こんなに遊び心地が違うんだ」ということは,触れていただければ分かっていただけると思います。自信を持って届けるために,1週間いただいて最終調整をしました。ぜひ「龍が如く」の新しい世界を楽しんください。
――ありがとうございました。
「龍が如く 極」公式サイト
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