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“俺の海賊船団”を作る,セガゲームスの新作アプリ「戦の海賊」のプレイレポートを掲載。リアルタイム船団バトルに挑む模様をムービーで紹介
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印刷2015/08/29 23:59

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“俺の海賊船団”を作る,セガゲームスの新作アプリ「戦の海賊」のプレイレポートを掲載。リアルタイム船団バトルに挑む模様をムービーで紹介

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 セガゲームスから2015年8月27日に配信が開始されたスマホアプリ「戦の海賊」(せんのかいぞく,iOS / Android)。
 本作は,海賊をモチーフにした“リアルタイム船団バトル”で,ほかの海賊団や敵の砦,伝説の怪物などと闘いながら,伝説の海賊の秘宝と歴史の謎に迫るというタイトルだ。
 本稿では,本作の序盤をプレイしたレポートを,プレイムービーと合わせて紹介していこう。2015年8月20日に開催されたメディア向け先行体験会で行われた,プロデューサーの菊池正義氏およびディレクターの奥田 禎氏による作品紹介プレゼンテーションも掲載しているので,ゲームをまだ始めていない人はお見逃しなく。

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「戦の海賊」公式サイト

「戦の海賊」ダウンロードページ

「戦の海賊」ダウンロードページ




 まずは,本作のコンセプトや特徴が語られた,先行体験会でのプレゼンからお伝えする。
 菊池氏によれば「戦の海賊」は,氏自身が遊びたいと思うゲームを形にした作品であるという。それを実現するためにこだわったのは,「自分の海賊船団を愛着を持って大きくしていくこと」「海賊船団同士がぶつかり合うダイナミックなバトルが行えること」の2つだそうだ。

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「戦の海賊」プロデューサーの菊池正義氏
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「戦の海賊」ディレクターの奥田 禎氏

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 ゲームの概要説明を行ったのは奥田氏だ。本作を一言で表すとすれば“俺の海賊船団”を作るゲームで,戦闘・育成・物語の3要素を軸に展開されていくという。奥田氏は,本作がコアなゲームファンも楽しめる内容になっていると自信をのぞかせるコメントをしていた。
 戦闘は斜め上からの見下ろし型画面で,自分の船団と敵船団がぶつかり合うことになる。戦闘は基本的に自動で行われるので,プレイヤーが行うのはスキルの使用と「砲撃」(詳細は後述)のみでいい。ただし,進行はリアルタイムなので,スキルや砲撃や砲撃をどのタイミングで使うかが,戦闘に勝利するためには重要になってくる。
 敵は船団だけでなく,ドラゴンのようなモンスターと戦ったり,砦を攻め落としたりするといったバリエーションに富んだバトルが用意されている。そのほかにも,他プレイヤーのパーティデータと戦う擬似PvPなど,さまざまなモードが存在するとのことだ。

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 ゲーム内で育成(強化)できるものは,キャラクター/船/アジト(拠点)と多岐にわたる。戦闘のクリア報酬,資源を消費するスカウト,ガチャなどで仲間を増やし,稼いだゴールドやアイテムを使って,船やアジトを拡張していく。
 仲間にできるキャラクターは,レアリティでグレード分けされているものの,どのキャラクターも最高グレードまで昇格できる仕組みが用意されているのが本作のポイント。じっくり育成すれば,ガチャ運が悪くても最高グレードのキャラクターでパーティを組めるようになっている。
 物語については,冒頭で書いたように「伝説の海賊の秘宝と歴史の謎に迫る」という内容となる。これはクエストを進めることで進行し,なぜ海賊が活躍する世界となったのかなど,世界の根幹に関わるストーリーが徐々に明かされていくそうだ。

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海賊船団を育てて戦う。ゲームの基本サイクルを紹介


 ここからは,プレイしたインプレッションを交えて本作の概要を紹介していこう。本作のチュートリアル部分を撮影したムービーを以下に掲載しておくので,動画でチェックしたい人は先に視聴してほしい。


 あらためて概要を説明すると,本作が採用しているスタイルは,スタミナを消費してクエストに挑戦するという,基本プレイ無料のスマホゲーム定番といえるもの。有料アイテム「ジェム」は,仲間を入手可能なガチャのほか,クエスト失敗時のコンティニューやスタミナ回復といった用途に使用できる。
 なお本作では,アジトでジェムを回収できるのがポイント。ガチャ1回分の単価と比較すると回収できる量は微々たるものではあるが間隔は短めなので,ちりも積もればなんとやら。プレイし続ければ確実にジェムが貯まるという,無課金プレイヤーにも優しい作りになっているのだ。

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 そのアジトだが,主にゴールドやフードといった資源を増やすための施設で,ゲームを進めると利用できる施設が増えていく。それらの施設をゴールドなどアイテムを消費してアップグレードしていくことで,一度に回収できる資源の量が増えたり,回収までの時間が短縮されたりする。ゲーム序盤では利用できないが,回収できる資源の上限を増やしたり,戦闘での経験値効率を上げたりする効果のある施設が用意されている。

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 もちろんアジトだけではなく,仲間の海賊や自分が所有する船を強化することも可能だ。
 仲間となる海賊は,戦闘や強化(合成)を行うことでレベルを上げられる。また,レアリティでグレード分けされており,レベルを最大まで上げれば昇格(進化)できる。基本的にどのキャラクターも最大のレア度まで昇格可能だ。
 また,「子分」を装備することで,HPやステータスを底上げできる。ちなみに,同じ名前の海賊を合成することで,「子分」装備枠の上限を増やせるとのこと。

 自分が所有できる船は,特定のクエストをクリアすると獲得できることがあり,入手後は強化を行える。ゴールドやゲーム内アイテムを消費して強化すれば船がパワーアップし,見た目も豪華になっていく。さらに,船にはメイン装備とサブ装備があり,これらを強化することで,戦闘を有利に進められるようになる。

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 船には属性があり,「砲撃船属性」「突撃船属性」「装甲船属性」という3すくみになっている。海賊にも属性が設定されていて,船と海賊の属性を一致させて出撃すると戦力が向上するという仕組みだ。
 出撃前には,どの船と海賊で出撃するかを編成するのだが,海賊が持つスキルは直線/扇状/円形など効果の範囲がそれぞれ異なる。スキルを発動できても対象に効果が届かないといったことも起こり得るので,前列/中列/後列のどこに配置するか注意が必要だ。
 とはいえ,編成を自動で行ってくれる「おまかせ配置」もあるので,あまり身構える必要はない。

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 戦闘は先述したとおり,リアルタイムで自動進行となる。
 基本的な流れとしては,船同士が接舷すると海賊が敵の船に乗り込み,母艦めがけて攻めていくことになる。敵勢力を制圧すれば勝利だ。
 プレイヤーは,砲撃をして敵の船にダメージを与えたり,味方のスキルが溜まったら発動させたりして,戦闘を有利に進める手助けをしていく。なお,砲撃の弾数には制限があるが,敵の船を沈めると補充されるので,惜しみなく使ったほうがいいだろう。

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 プレイ中はそれほど忙しくはないが,砲撃やスキルが戦闘に与える影響は予想以上に大きく,手持ちぶさたになることもない。心地よい緊張感と楽しさでゲームに没入できるバランスだ。
 体験会では,ゲームを進めた状態のデータでプレイできたので,先述した“伝説の怪物”との戦闘や攻城戦もプレイしてみた。どのような感じのバトルなのか,気になる人は以下のムービーを見てほしい。


 ドラゴンのような“伝説の怪物”に挑んでみたものの,高レベルのパーティにもかかわらずあえなく全滅。スタッフに聞いたところ,モンスターは空を飛んでいるので,砲撃船主体にするなど船団の編成を工夫する必要があるとのこと。また,タイミング良く砲撃を当てればひるませて攻撃をキャンセルできるそうだ。

 砦の攻略では,海賊たちが敵の陣地に上陸して進軍していく。プレイしたステージでは,敵の最終防衛拠点を破壊すればクリアという内容だった。ステージにより敵施設の配置は異なるので,上陸した海賊達が最終防衛拠点を目指しやすいよう,計画的な砲撃でサポートしたいところ。なお,砲弾は敵陣地の施設を破壊するとチャージされる。

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 今回のレポートはここまで。実際にプレイしてみると分かるのだが,さまざまな要素が多分に盛り込まれていて,プレイヤーが“やること”は多岐にわたるのだが,ゲームを進めながら少しずつ教えてくれるので,覚えやすくなっている。
 本稿で紹介したほかにも,ゲームを進めると「対人戦」がプレイ可能になるなど,さまざまな遊びが用意されていて,ボリュームはたっぷりという印象だ。また,戦闘にかかる時間も長すぎず短すぎずと,ちょっとした空き時間にプレイすることも,がっつりとプレイすることもできそうである。作りこまれたゲームのシステムや,王道ファンタジーとはちょっと違ったテイストに興味を持った人は,一度プレイしてみてほしい。

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