連載
これぞジャパニーズBOUZUスタイル! スマホ向け仕分けアクションゲーム「禅 -THE ZEN-」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第916回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
座禅と聞いてまず思い浮かぶのは,座っている修行者の肩を,住職が警策(長さ4尺ほどの木製の棒)で打つシーンだろう。本日紹介する「禅-THE ZEN-」(iOS / Android)は,そんな住職の気分を味わえるカジュアルな仕分け型アクションゲームだ。
「禅-THE ZEN-」ダウンロードページ
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本作のルールは単純明快。画面下部の左に「スルー」アイコン,右に「叩く」アイコンが表示されるので,寝ている坊主に活を入れ,それ以外はスルーしていこう。警策を与える(肩や背中を打つ),またはスルーするたびに1点入り,最終的にどれだけのスコアを稼げるかに挑戦するのだ。
画面左上に制限時間を示すゲージが表示されており,このゲージがなくなるとゲームオーバーだ。1点加点するたびに少しだけゲージが回復するので,すばやく攻略していけば延々と遊ぶことができる。急ぎすぎると判断を誤ってしまいがちなので,集中力を乱さず,丁寧かつ迅速なプレイを心がけよう。
なお,ゲームオーバー時には獲得スコアに応じた経験値が得られ,それが一定値まで溜まるとプレイヤーレベルがアップする。特定レベルに到達すると新しいキャラクターがアンロックされ,ゲームに実際するようになるのだ。キャラクターは,ゲーム開始直後は坊主と忍者の2種類しか登場しないが,アンロックすることで「盆栽」「芸者」「力士」といった“ザ・ジャパニーズ”な面々が登場。ちなみに彼らは忍者同様,スルーしなければならない。
驚くほどシンプルな本作だが,突っ込みどころ満載のキャラ/背景デザインや,意外と綺麗なドット絵など,見どころは十分。タイミングよくポンポンとスコアを稼ぎ続けているとだんだんハイになってくるので,この手の仕分けゲームが好きな人にはぜひプレイしてもらいたい。もちろん,日本が大好きという海外の方にもオススメだ!
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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