「ドラゴンクエストX」の大型アップデート「Version 3.4後期」の最新情報が公開された「ジャンプフェスタ2017」のステージイベントをレポート

　スクウェア・エニックスは2016年12月17日，幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ2017」にて，オンラインRPG「ドラゴンクエストX」のステージイベント「ドラゴンクエストX TV JF2017 出張版スペシャル」を実施した。
　本稿では，このイベント内で明かされた，12月19日に実施予定の大型アップデート「Version 3.4後期」およびPlayStaion 4版の情報を中心にお伝えしよう。

左からMCを務めた椿姫彩菜さん，「ドラゴンクエストX」プロデューサー 齊藤陽介氏，ディレクター 齋藤 力氏，チーフプランナー 安西 崇氏，集英社 Vジャンプ編集部 サイトーブイ氏

「ドラゴンクエストX オンライン」公式サイト

　Version 3.4後期にて実装されるコンテンツの中から最初に紹介された「バトル・ルネッサンス」は，Version 3のメインストーリーに登場したボスモンスターに再挑戦できるというもの。ボスモンスターごとに「弱い」から「超強い」まで，4段階の難度が用意され，さらに「超強い」に制限時間などの制約が課されたモードにチャレンジできる。
　本コンテンツで見事ボスモンスターの討伐に成功すると，難度および条件に応じた「グロリア」がもらえ，その枚数に応じて報酬を得られる。

会場では，登壇者4名が「超強い」難度の「黄牛鬼タウラダイン」にチャレンジ。実装直前の職業レベル180スキルも一部だが公開された

　また，2017年1月19日から1月31日まで，釣りイベント「第1回マグログランプリ」が開催される。このイベントは，専用の「旬の釣り竿」と「旬のルアー」を使い，期間中に一番大きなサイズの「旬のマグロ」を釣り上げた人が優勝というもの。


　上位入賞者にはトロフィーが贈られ，さらに200位以内に入ったプレイヤーには，「マンタドルボード」のプリズムがプレゼントされる。
　加えて上位5名には，副賞としてリアルの鮮魚をセットにした「旬の魚盛り合わせ」が進呈されるとのことである。


　なお旬のマグロはゲーム中，3か所だけに現れるのだが，大まかな場所はNPCから教えてもらえるという。また天気の悪い日はバカ釣れ状態になるそうだ。
　ちなみに，このイベントはレベル1から参加可能だが，レベル15に達していると旬のマグロを釣りやすくなるという情報も明かされた。

　「聞かせて！　未来のアストルティア」コーナーでは，開発中のPS4版の実機デモプレイが披露された。PS4版はフルHDかつ60fpsでグラフィックスが表示され，さらにキャラクターの顔のテクスチャを作り直しているという。また手の指もきちんと1本1本が描かれていることも紹介された。
　そのほか会場では，PS4のリモートプレイに対応することに加え，Nintendo Switch版の開発が並行して進められていることも発表された。

PS4版では，手の指がきちんと描き込まれている

「バトルチャレンジ！」コーナーでは，Version 3.4後期で実装される新たな召喚符ボスモンスター「震王ジュノーガ」に登壇者4名が挑戦。このボスモンスターは，強力な火炎ブレスを筆頭に，プレイヤーを混乱やスタンに陥れるスキル，地形ダメージをもたらすスキルなど，多彩な攻撃を繰り出してくる

モデル/女優の本田 翼さんがゲストとして出演する「ドラゴンクエストX TV」クリスマス特番や，キャンペーンなどのアナウンスも行われた

　ステージイベントのエンディングでは，登壇者達があらためてVersion 3.4後期に期待してほしいとコメント。また同時期に開催されるクリスマスイベントもぜひ楽しんでほしいとして，イベントを締めくくった。

「ドラゴンクエストX オンライン」公式サイト