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同色のブロックを次々とまとめて巨大なビルを建てよう。iOS向けパズル「スバラシティ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第873回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,iOS向けパズルゲーム「スバラシティ」を紹介しよう。本作は,2つ以上つながっている同じ色のブロックをタップ操作で次々とまとめていき,最終的なスコアを競うという作品だ。
iOS版「スバラシティ」ダウンロードページ
ゲームに登場するブロックは濃い緑/薄い緑/茶色の3色が基本となり,同色のブロックが2つ以上つながっているものをタップすると,ブロックが1か所にまとまる。ブロック上には人間や小さな家などが描かれており,これらはまとめることで徐々にレベルアップして,より立派な建物に変化していくのだ。
なおブロックは,タップした位置を中心に集まってくるのだが,適当に遊んでいるとすぐに詰んでしまう。同色のブロックをまとめたことで,ほかのブロックがどのように動くのか,2手,3手先を読んだプレイが求められる。
ある程度ゲームが進むと,灰色のブロックが登場するほか,ブロックがレベル10まで育つと白色に変化する。それらも当然同色のブロックとしかつながらないので,どのブロックのレベルを上げるか,その周囲でレベルを上げやすいものがあるかなど,先を見据えたプレイが重要になる。
なお本作には,好きなブロックを1つだけ選んで壊せる「市長マーク」というアイテムが用意されている。これは手詰まりになったときの切り札的存在なので,ここぞというときに使いたい。ちなみに,プレイ中は1手ごとに「YEAR」という単位が上がっていき,これが100になると,市長マークを1つ獲得できる。
じっくりと考えて1手ずつ打っていく必要があるため,プレイ時間は思いのほか長くなりがち。とはいえ,自分が思い描いたとおりにブロックをまとめることができたときの達成感はかなりのものだ。個人的には,「さめがめ」と「2048」の中間と言えるようなプレイフィールを味わえたので,パズルゲームが好きな人はぜひ試してみてほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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(C)Ryuji Kuwaki