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[E3 2015]1930年代風カートゥーンそのままの世界が広がる「Cuphead」。かわいいグラフィックスの裏には超高難度のゲームが隠れていた
1930年代にアメリカで定番になっていたカートゥーンそのままのグラフィックスで,ゲームなのかどうかも判別できないほどの作りだったのだが,これはマグカップでできたキャラクター2人,その名もカップヘッドとマグマンを主人公にした,れっきとしたゲームだ。しかも,そんな可愛らしいイメージの裏に隠れていたのは,とんでもなく強烈なボスファイトの連続なのだった。
誰もクリアできない試遊台!? 超高難度のボスファイト
Cupheadは,「デビル」とギャンブルで負けたカップヘッドとマグマンの2人が,命を助けてもらうためにさまざまなモンスターと戦っていくというストーリーだ。
敵対するのは,ニンジンやじゃがいも,海賊やドラゴンなどさまざまで,相手が高速で繰り出してくる攻撃を避けつつ,相手が降参するまで戦うという,ボスファイトだけがフィーチャーされた2Dサイドスクロールアクションゲームになっている。
今回,Microsoft Gamesのブースに展示されていたデモ機では,2体のキャラクターを2人でプレイするCo-opが楽しめたのだが,筆者を含めて誰もモンスターを倒せないほどの超高難度になっていた。相手の攻撃パターンを見切り,一心不乱にジャンプして避けながら弾を撃ちまくるといった感じで,何度もプレイして戦闘に馴れていく必要がありそうだ。
グラフィックスは,あえて低解像度の画面を無理やり引き延ばしたような,滲みやザラつきが感のあるものになっている。キャラクター達も,「ポパイ」や「ミッキーマウス」に出てきそうな,昔懐かしい雰囲気を持つ絶妙なデザインだ。
もともとは2014年に制作が発表され,2015年の発売を目指していたという本作。一年近くコンセプトの練り直しが行われ,現在は2016年の発売予定で開発が進められている。
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(C)2017 StudioMDHR Entertainment Inc. All Rights Reserved.
Cuphead and StudioMDHR are trademarks and/or registered trademarks of StudioMDHR Entertainment Inc. throughout the world.AB. All Rights Reserved.
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