連載
3方向に流れるバーをタップしてメロディを奏でよう。リズムアクション「Dynamix」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第862回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
スマートフォン向けのリズムゲームといえば,台湾Rayarkの「Deemo」(iOS / Android)や「Cytus」(iOS / Android)が日本でも有名だが,今回「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「Dynamix」(iOS / Android)もなかなか興味深い。ゲームのクオリティが高く,リズムアクションの新しい一面を見られるはずだ。
「Dynamix」公式サイト
iOS版「Dynamix」ダウンロードページ
Android版「Dynamix」ダウンロードページ
ゲームは,画面の上から下へ,中央から左右へ流れていくバーが判定ラインを通過するときにタップしてメロディを奏でるという,スマホ向けリズムアクション定番の操作方法で楽しめる。判定ラインが下だけでなく左右にもあるのがユニークだが,それ以外はオーソドックスな作りといえるだろう。ちなみに,左右に流れていくバーが出現する際には,事前に判定ラインが点滅するようになっているので,そちらにも注意を配っておくといいだろう。
難度はBASIC/NORMAL/HARDの3段階があり,難度を上げるほど多くのバーが出現するようになっている。プレイ前にはバーの速度を調整でき,プレミアムバージョンの場合は,譜面を反転させる「MIRROR」,バーの長さを短くする「NARROW」,ミスによりゲージが減っていく(カラになるとゲームオーバー)「BLEED」,演奏を自動化する「AUTO」も利用可能だ。
原稿執筆の時点(5月)では,ハウスやトランス,チップチューンといったジャンルの数十曲が用意されていたが,最初からすべてを遊ぶことはできない。ロックされた楽曲は,楽曲クリア時に得られるスコアでプレイヤーのランクを上げたり,FacebookもしくはTwitterでシェアしたりすることで解除される仕組みだ。4曲1セットのパックも販売されているので,試聴して気に入ったものがあれば購入を検討してみよう。
楽曲クリア後にはプレイ結果に応じてランク付けが行われる。ランクは低いほうからC/B/A/Sとあり,その上にΧ(CHI)/Ψ(PSI)/Ω(OMEGA)という,独特なランクも存在する。Ωを獲得するには,すべてのバーでPERFECTを獲得しなければならないので,リズムアクションが得意な人は挑戦してみるといいだろう。
リズムアクションは難度が上がるほどクリアが困難になるが,本作も例外ではない。ただし,タップの判定は比較的甘めで,易しい楽曲ならノーミスクリアもさほど難しくはない。初心者でも楽しめる曲が多数収録されているので,気軽にプレイしてみてほしい。
著者紹介:飛鳥
おもにゲーム系で活動するフリーライター。基本的に気になったゲームは大体なんでもやる雑食系。好きなゲームジャンルは音楽シミュレーションゲームとアクションゲーム。アニメ,ゲーム,声優好きで美少女とイケメンがいれば生きていけると思っている。
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(C)2014 C4Cat Entertainment Limited
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