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WORLD OF FINAL FANTASY

WORLD OF FINAL FANTASY
公式サイト http://www.jp.square-enix.com/WOFF/
発売元・開発元
発売日 2016/10/27
価格 5800円(+税)
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このゲームの読者の評価
58
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 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
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  • Pages: 1
  • ヴァーサス(vs.) 60
    • 投稿者:災厄狼(男性/40代)
    • 投稿日:2021/05/03
    良い点
    前置きを少々。プレイ時間は120時間ほど。攻略範囲はクリア後のダンジョン制覇まで。
    ファイナルファンタジーは1〜15までプレイ済。

    良い点ですが、タイトル画面の前にシステムデータロードが入る。基本ですが重要。

    タイトルデザインは良い。
    外伝作のような感じですが、ファイナルファンタジーとの関連はしっかりしています。
    開発にかける本気度はかなりのもので、「確かにこれはファイナルファンタジーだ」と言えます。

    一番良いところはストーリー、脚本。
    ライバル作品であるドラゴンクエストと十分戦えます。FF15よりも、こちらのほうがナンバリングタイトルにふさわしかったなーと。
    今は改変されたストーリーもあるみたいですが、当初のFF15はお前らは〇ね!(性質としては本作品でシャントットさんが言う呪い)というものでストーリーとしては正しいですが、本当のFFファンに対して出すべきものではなかったように思います。
    おそらく真のエンディングまでたどり着けたなら、「救われる」・・と思いますよ。
    真エンド?がバッドエンディングだったドラクエ11に対するものとしても評価できます。

    男性でも女性でもプレイ可能。

    パーティーメンバーは2人でスクエニ作品のケイオスリングス(開発はメディア・ビジョンさん)を彷彿とさせる。

    セリフ途中でスキップされにくい調整は良かった。スキップされないようにすると良いかなと。あとは演技の間を十分とってもセリフがキッチリ再生される・・くらいの調整が良いと思います。ゲームボリューム側の尺の調整。

    ノセノセというキャラクター合体状態がふつうの状態。
    S・M・L他とキャラクターサイズがあり、2人の主人公はMサイズとLサイズに変身可能。
    組み合わせとしては1ユニットにSサイズのモンスター・Mサイズのモンスター・Lサイズの主人公とするか、Sサイズのモンスター・Mサイズの主人公・Lサイズのモンスターとします。
    スキルの組み合わせなどにより合体スキルが使えたりします。

    装備品としてミラストーンというものが。レベルが上がるとスロットが解放されていきます。
    ファイア・ケアルなどの魔法や攻撃力アップ・雷属性の耐性など色々あります。
    取得方法は宝箱・仲間のモンスターであるミラージュの育成など。

    ダンジョンなどは、ほぼ一本道。わかりやすい。

    グラフィックはしょぼい所があるものの、だいたいにキレイ。
    モーションは並み以下です。演出は良いところもある。

    ×ボタンを押すとピョコッとジャンプする。
    フィールドを動き回るのに今時ジャンプも出来ないなんて0点!って方もおられますので入れたのかもですね。

    シリーズでおなじみの飛空艇はプレイヤー操作で飛ばせます。
    FF10発売当時に散々ブッたたかれましたからねー・・飛空艇が飛ばせないなんてFFじゃないっ!!て。今では名作あつかいですけど〜。

    イベントが予定調和のようになっていないところは、すごく良かった。ビビ(FF9の登場人物)の関連で一部気になるところがありましたけど。

    これまたスクエニの作品、キングダムハーツとの違いはFFキャラなどが「ちんまい」こと。

    演技がすごく良かったキャラクターは、タマ・バッツ・エドガー・ティファ・シェルク・スコール・エーコ・ティーダ・ラムウ・シヴァ・ディアボロス・アンデットセレブ・モーグリ・ブレンディレス・ペリノア。
    個人的にはこのゲームをやって良かったと印象をもったキャラクターとしてティファ(FF7の登場人物)を挙げようかと。
    私、ティファ大っキライだったんですよ。「あっ、えっ?」と。

    音楽の評価は5です。過去のFFのアレンジ曲も非常に良い。
    今はソニーさんvs任天堂さんvsマイクロソフトさんとゲームハードの競争してますけど、PS4出してるソニーはウォークマンで有名な会社で音のプロです。
    家庭用ゲーム機でうまくいったのは家電メーカーへの元々の信頼性も大きい。(昔はほとんどゲームが出ないハードというものがあった。買った人は泣いて引退するケースも。ゲームタイトルもですが、ゲームがしっかり出たというのがスゴいことだった)
    ・・で、そのソニーのハードでずっとゲームしてるのに音の良さがわからないなんていうことは考えづらいですからね。ソフトメーカーはもっとしっかりする必要はある。
    まぁ私はセガ派ですけどね。

    ミニゲームも4種類ほど登場。クソつまらなかったFF7のミニゲームよりも良いと思いました。

    ゲーム中のムービーにアニメーションが使われており、珍しいなと。ちょっとテイルズっぽいけど良いアニメでした。
    悪い点
    ゲーム性としてコレ!と出していない。私はWoFFとしての面白さを決められなかったと、とりました。
    FFではアクティブタイムバトル(ATB)という戦いのシステムがあり、本作もその要素があります。
    しかし、本作で採用されているものはFFとは違ったものになっています。
    その違いは挙げませんが、ATBとターン制の両どりのようになっていて、「プレイヤーが設定により、ゲーム性を決める仕様」という感じになっています。
    ※先ずオススメの設定を挙げさせてもらうと、メッジスピード5(最速。デフォルトは3)・バトルスピード5・バトル設定クラシック(デフォルトはアナログスティックとボタンの組み合わせのシンプル)・バトルモードをウエイト(デフォルト設定。自分のターンになると時間が完全停止)。
    早送り設定は押すたびにON/OFFを切り替える。
    音関連ではデフォルトは50%になっていますが、ボイス90%・BGM100%・SE80%くらいがオススメ。%表示はありませんけどねー。
    なぜ私が薦めるものがこういう設定なのか?ですが、バーに敵と味方とか表示され時間経過でターン(順番のようなもの)がまわってきます。
    ウエイトの設定ですと完全に時間が止まるため時間経過そのものがゲーム性としてムダになります。
    そのため速度を限界まで上げて、そのムダな時間を削る必要があるということです。
    もう一つデフォルトの設定(クリエイターが一番良いという判断をした設定)でのシンプルとコマンド選択全表示のクラシックが選択肢としてあります。
    このシンプルというのは、アイテム・にげるなどが表示されておらず、それらを使おうと思えばクラシックに手動で切り替え使わないといけないという謎仕様になっています。
    ユーザーインターフェイスの描写のムダ・処理のムダの問題もあり、このゲームの使役するモンスターの組み替えの仕様と、その都度のシンプル操作のボタンへの割り振りの設定へのムダな時間とストレスを緩和する為、メニュー画面のアビリティの設定のコマンド自体を使用しないようにするということを薦めるということです。(説明が長い)
    もう1パターン考えられますが省略。
    本来はコレをクリエイターが決めてゲーム性として出すものですが、受け手からすると、どちらでもいい・どうでもいい・なんとでもなると見られます。
    クリエイターさんに聞いてみたいですね「なにが面白いと思っているの?」と。

    インターネットを使った対戦はプレーヤー同士のタイミングが合わなければ実現しない仕様で、おそらく機会はないかと。
    預けて戦う仕組みが良かったと思います。シンプル操作は対人戦だと有効かもしれませんね。

    戦闘は早送りができる仕様。
    非戦闘時のメニューの表示の遅さにも言えますが、ムダを極力省くことが重要。
    まぁ早送りの機能がついてるんだから、わかってはおられるんだとは思いますが。

    キャスティングは悪い・・というか良くないですね。
    知名度重視(悪評も知名度の内です)。また実力を発揮していない方もおられる。
    そもそも演じてもいない役に声をあてるというのが無理。過去のFFのキャラが設定を変化させ登場しますが、「コイツはこんな言い方は絶対しない」というところはあります。

    FFの過去の英雄としてセイヴァーというのが召喚できます。
    過去の英霊じゃないし、セイバーでもないので大丈夫なハズです。
    ファイナルファンタジーはパクられる側でパクる側ではありません。
    なんならこっちがオリジナルの可能性すらありますよ!言いがかりは止めてよねっ!!(妄信)

    敵モンスター(これがミラージュという呼称なのだが)を仲間ミラージュとしてゲットし、パーティメンバーとして使うことができます。
    体力が減るなど色々条件があるんですが、敵が光ったらモンスターボール的なものを投射します。
    ピッコンピッコン点滅して、おさまってくれたらゲット完了。

    難易度的には小学生低学年向けくらい。FFシリーズをやっている人向けではないです。
    真エンディングあとのダンジョンは小学校高学年レベル(任天堂さんのファイアーエムブレムがクリアできるレベル)くらい?
    でも漢字が多いし因果律(原因と結果を結ぶ法則性みたいなもん)とかでちゃうし、うーん・・チグハグ。
    うっ、これがカオスか。

    とにかく眠い。かんたんすぎて苦行のレベルです。

    ゲームバランス調整ができていない為、面白くはないです。おそらく今後も駄目でしょう。決めつけをするというわけではないんですが、現状では難しくすると言ってもステータスを上げることくらいしかできないでしょうね。ゲーム部分が創れていない。
    本作品はPS4とvitaで発売とのことですが、その前PS3(プレイステーションスリー)でFF13という作品がでました。3部作で私評価で確か90、90、80(13、13-2、LRFFの評価点。一番評価が高いとされるラントニングリターンズは良くないという評価)くらいだったと思います。
    FF13はPS3で発売されたRPGの中でトップクラスの作品だと思いましたが最高ではなかった。
    PS3で最高点100点のRPGとして私が薦めたものでバンダイナムコさんのトラスティベルという作品があるんですが、メディア・ビジョンさんにたのめない場合に、この開発のトライクレッシェンドさんにお願いするというのはどうでしょうかね?
    他には大宮ソフトさん、ミラクルポジティブさん等たのめる候補はあると思います。大きい所だとフリューさん・ガンホーさん・サイゲームスさんなどでも十分に力を持っていますし。

    セーブポイントと転送も出来るセーブポイントが被ってて気持ち悪い。

    アビリティは並び替えを自分でできないと、グチャグチャで見にくくないですかね?

    セイヴァー召喚のゲージ増減を見やすくしてほしい。

    クエストに難しくなく、面白くもなく、ただ面倒なものが。
    トロフィーも同様。

    ミラストーン所持枠と仲間ミラージュ所持枠が少ない。特にミラストーンで、こちらの方は枠を増やせば解決でしょう。
    仲間の方は「集め方の正解がゲーム中にわからない」仕様で多くなりがち。
    このモンスターが仲間になるタイプ(仲間が多く入るヤツ)のゲームは「攻略法として・うまくいく法則として、数を絞る」というのがもうすでにあります。
    経験値がモンスターに配分される時、数が少ない方がそれぞれに経験値が多くわたるためレベルが高くなる。
    このWoFFでプレイヤーに工夫をさせようと思えば1種類につき1匹が良いかなと。愛着も出るでしょうし。それなら枠自体が要らないという事になると思います。
    総評
    約30年ほど前に出たFF5とかぶるところもありますが、内容的には非常に良い作品だと思いました。問題はゲームが面白くないこと。新しいファン層を増やそうとした・・ともとれなくもないですが、面白いゲームって大人がやっても・子供がやっても面白いものですからね〜。力不足がでちゃった感じなのかもしれないです。

    ファイナルファンタジー1作目はどう受け止められて、2作目はこう作って、こういう声があって、自分たちの生きた証・みつけだした真実を作品にこめていって・・・で今FF15やWoFFが出てるっていうのが、ちょっとおかしい気はします。

    この作品では苦行のようなゲームをずっとプレイして、あるていど脳みそが働くまで100時間かかりました。
    エンディングではスッキリしましたけど、コレは計算なんでしょうかね?これを計算で出せたら凄いと言えます。
    ですけど、もしそうなら「自分たちで苦しめて、それを救う」ということになります。
    それからFF11やFF14でプレイヤーをMMORPGの中に・・というのはスクウェアがやっていることです。そのプレイヤーたちに説教ができる立場ではないですよ。
    シリーズ途中で原点回帰なんてくだらないことしてもいますし。
    そして、「そもそもファイナルファンタジーが好きで、クリアできる者は天才」なんですよ。特別な才能がある・ギフト持ちである・人の進化の証である。
    だからゲームの内容が本当の意味で理解できる人は、あきらかに普通ではありません。
    私のゲームの師匠はクリアできてましたけど、私はまともにプレイすらできませんでした。
    これは今後のゲーム創りに活かして頂ければと。

    言葉足らずなところがあると挙げましたが、特に気になったのは主人公の一人が過程も経ず、いきなり正解にたどりつくエピソード。
    よくないことだとゲーム中では描写され、ゲーム終わりまで行くとこれに対するイメージも変わるため指摘されない方もいるでしょう。
    ですが理由をそこで説明しないと「正解が先に見える子供の性質まで否定してしまいます」。
    おそらくはその危うさを言っているイベントだとは思いますが、描き方としては良くないと。
    通常はここでこうなるから、そうなって、あー正解はこうだな・・みたいな感じになると思いますが、元々の性質により正解そのものが見える人もいます。ものの見え方が逆というか。
    FFが好きな人向けのイベントだと思います?

    ゲーム中に説明が出ていなかったので私なりに補足。
    因果律改変は原因と結果の法則を変えてしまうというもので、例えば暑い所でふつうのチョコレートがとけちゃう→暑い所でふつうチョコレートが固まっちゃう・・とすれば改変でしょう。
    仮に冷蔵庫をもってきて、とけるのを防いだとしても、なぜそれをしなければならないか?の部分がチョコレートがとけるから・・のままなので因果律を改変したことにはならないです。
    暑いと、とけちゃうのルールの部分が変わらないことには。
    別の宇宙の法則を持ち込むという方法がもしあればイケる?宇宙の誕生という概念がある以上、他の宇宙もありそうではあるが・・はたして。
    因果律干渉の場合は(ほっとけばそうなる)運命を変えるというものかなと。上記のチョコレートだと冷蔵庫の仕組み自体がそれに近いかもですね。
    人の運命や歴史を変えようとすれば、真理を知覚し、無意識を知覚し、原因と結果がシミュレートできれば良いのかも。正しいルートに物事が収束していけば間違いが起きない・・みたいな程度のことは可能かもしれない。まぁ王様にでもならない限りは無理ですな。
    国でもおっ建てますか!ファファファ。

    PSvitaとのクロスセーブが可能。

    ソフトの値段は5800円と手ごろな価格。チョーシこいて11400円で販売したFF6と比べると約半額です。ありがとう!

    登場キャラクターは主にFF1・FF3・FF5・FF6・FF7・FF8・FF9・FF10・FF11・FF13などから少しずつ。出す必要あった?みたいな扱いのキャラも多いです。

    仲間モンスターはシンカしますが元に戻せます。別タイプのモンスターへシンカしたりもできます。(ヘンシンカというシステム)色々カスタマイズ可能。

    FF15はアクションRPGでしたが、本作はリアルタイム要素ありのコマンドによるもの。
    やれコマンドは古いとかなんとか言われますけど、注目すべきはその操作時のプレイヤーの脳みその反応の方。
    本物のクリエイターの方はプレイヤーの意見なんて気にする必要はありません。
    言う事がコロコロ変わりますからな。
    だいたいそのプレイヤーが本物のゲーマーかどうかすらわからないのに、言ってることが本当かどうかなんてわかるはずがないです。
    新しいFF創りに挑むクリエイターが本物なら正解はもう見えているでしょうし、力を抜いて好きなものを「こうだっ!!」と創ればいいと思いますよ。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 2 3 4
  • システムはまずまず、ストーリーはイマイチ 60
    • 投稿者:やんわり(男性/30代)
    • 投稿日:2016/11/17
    良い点
    ・作りこまれたグラフィック
    ・可愛らしいモンスター
    ・FFらしい敵の弱点や行動パターンを読むと有利になる戦闘
    ・全編フルボイス
    ・個体差が少なくリセマラなどの厳選作業が必要ない所
    悪い点
    ・歴代キャラの扱いの差
    ・戦闘バランス
    ・わかりにくいUI
    ・先が見えてしまうストーリー
    ・メタネタなどの悪ノリ
    ・後半のボリューム感
    ・苦行なミニゲーム
    総評
    ストーリー全クリ済み

    戦闘はFFらしく敵の弱点をついたり、行動パターンを読むことによって低レベルでもクリアできる仕様。レベルを上げればゴリ押しも可能。
    敵の捕獲も様々な条件があり頭を使う。
    ダンジョンはギミックも多くそれなりにボリュームもあり、RPGとしては一通りのものが揃っている。
    厳選作業が必要ないところも貧乏症な自分には嬉しいところ。
    しかし、話の都合上多くの敵に有利な雷属性に対し、飛んでいる敵はおろか、泳いでいる敵にも効かない地属性といった属性格差や、死亡すると立て直しが難しいノセノセシステム等粗さも目立つ。
    また双子は必ずパーティーに入れなくてはならない(クリア後のおまけとして外せるようになるが)上、Sサイズになれないので後半多くなるM、Lサイズの仲間があまり活用できないのも難点。

    ストーリーは子供向けを意識してか、男主人公がボケに徹して女主人公がそれにツッコむという形でわかりやすく解説してくれる。しかし目に見えてわかる伏線が多く、それに気づかない女主人公までやや迂闊に見えてしまう。
    また中盤で一通り世界一周したあとはサブイベントを淡々とこなしていく展開が続くため、特に後半のボリューム感が少ない。
    次回作への布石を残したエンディングも出し惜しみ感を感じる。

    またセイヴァーメダルというアイテムで歴代キャラを召喚できるが、ゲームに登場するキャラの
    全てが召喚できるわけではない。ここまではわかるが、道中ちょっと一緒になったキャラが召喚できて、ストーリー中の重要人物が召喚できないなど人選の基準が謎。

    その他、ミニゲームの勝利条件や操作性が不親切。
    図鑑がメタネタやアニメネタ、オヤジギャグのオンパレードだったり、本編で出しそこねた設定がびっしり書かれていたりとかなりフリーダムで人を選ぶ。スタッフの贔屓キャラの公言等あまり適切ではないと思われる文章も。
    またシリーズのパロディも多く、人によっては嫌悪感があるかもしれない。

    全体としてはシステムは荒削りなところもあるがおおむね良好、ストーリーに関してはイマイチという印象。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 3 2 3
  • 薄味なファイナルファンタジー 55
    • 投稿者:jiji(男性/40代)
    • 投稿日:2016/11/11
    良い点
    豊富なミラージュ(仲間モンスター)。

    可愛らしいグラフィック。

    主張しすぎないストーリー。

    体験版で出ずっぱりだった気持ち悪い声のキャラクターの出番がそれほど多くないこと。
    (私にとっては一番の懸念でした)

    悪い点
    あまり高くない戦略性(少なくともエンディングまでは)。

    やや物足りないボリューム。

    ゲームとも呼べないような安っぽいミニゲーム。

    音楽。ナンバリングのFFシリーズはほぼすべてプレイしているのですが、
    「ああこの曲懐かしいな」という曲は所々で一瞬流れるだけで
    ほとんどが知らない曲だと感じました。
    常に懐かしい気分で遊べたドラゴンクエストの派生作品とは対照的でした。
    総評
    真エンディングまでプレイして20時間強。
    たくさんミラージュは居るけど、別にどれを使っても特に困らないし
    (好きなものをずっと使えるというメリットではあります)
    たくさんの種類を集めることのメリットも薄い。
    私も100種類以上集めましたが、戦闘で出番があったのはせいぜい10匹ほど。
    おそらく同種ミラージュ内での個性(ポケモンで言う個体値だとか性格みたいなもの)もなく
    最近のゲームとしては随分薄味だなぁという印象ですし、

    いまいち直観的でないUIとか
    繋がりの悪い帰還ポイントとワープ装置だとか
    超重要アイテムが特にヒントも無くわかりにくい場所に落ちていたりとか
    悪い意味で古臭さも感じるのですが

    今では珍しくなったランダムエンカウントにコマンドバトルのRPGということもあって
    まあ昔のゲームはこんなもんだったなーと
    控えめな定価も込みで、なんとなく納得できてしまった自分も居ます。


    音楽の印象が薄いのもあって、お祭りっぽさとか懐かしさはあまり感じませんでした。
    20年くらい前の未プレイのFFの最新リメイクを遊んだような気持ちです。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 2 3 3 2
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