ムービー
Kickstarterキャンペーンに成功した「The Bard's Tale IV」のグラフィックス技術に関する動画が公開
「The Bard’s Tale IV」公式サイト
2015年6月2日に開始されたクラウドファンディングサイトKickstarterのキャンペーンでは,6月23日の時点で125万ドルの目標額を超えており,制作が確実になった「The Bard’s Tale IV」。冒険者達を後方からサポートするバード(吟遊詩人)という地味な役どころを主人公にし,仲間にパワーと勇気を与えながら無数のダンジョンへと潜入していく,コミカルな雰囲気を持ったRPGだ。
公開されたムービーでは,開発者達がスコットランドに赴いて現地取材を重ねる様子が収められており,「Unreal Engine 4」による美しいグラフィックスに加え,フォトリアルな世界観を表現できる「フォトグラメトリー」技術を採用していることが確認できる。
この技術は,「Star Wars バトルフロント」や「Get Even」といった開発中の作品のほか,2014年に発売された「The Vanishing of Ether Carter」にも使用されている(関連記事)。
「The Bard's Tale」は,inXile Entertainmentの設立者であるブライアン・ファーゴ(Brian Fargo)氏が所属していたInterplay Productionsの看板作品として知られたシリーズだが,前作となる「The Bard's Tale III: Thief of Fate」が1988年にリリースされて以来,新作は途絶えていた。いまだに人気の高いシリーズなので,久々の最新作がどのようなゲーム画面になるのか興味のある人も多いはず。発売は2017年が予定されており,先のことにはなるが,リリースまでこうした情報が順次,発信されていくはずだ。
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The Bard’s Tale IV
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