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[TGS 2015]「モンスターハンタークロス」の最新プレイアブルバージョンで,新モンスター「ディノバルド」に「ブシドースタイル」で挑戦してみた
本稿では,このバージョンで体験できるハンターの「ブシドースタイル」と,新モンスター「ディノバルド」の概要を中心に,プレイのインプレッションをお伝えしよう。
今回のプレイアブルバージョンには,モンスターハンタークロスの特徴である4種類の「狩猟スタイル」がすべて収録されており,1回のプレイでいずれか1種類を体験できる。
このうち「ギルドスタイル」「ストライカースタイル」「エリアルスタイル」は,8月に行われた「モンハン夏の“クロス”体験ツアー」にて公開済み(関連記事)で,今回新たに,ブシドースタイルが加わった形となっている。
ブシドースタイルの特徴は,モンスターの攻撃をタイミング良く回避またはガードすると,「ジャスト回避」または「ジャストガード」と呼ばれる「ジャストアクション」が発生する点にある。ジャストアクションが発生すると,使用武器種に応じて特殊な攻撃(または行動)を繰り出せるので,うまく使えば強力な反撃が可能となるわけだ。
なお,本作でハンター側に用意されたもう一つの特徴である「狩技」は,一つだけセット可能になっている。
今回挑戦できるクエストは,初級が「ドスマッカォ討伐」,中級が「ナルガクルガ討伐」,そして上級が「ディノバルド討伐」の3種類。それぞれフィールドは,「古代林」「渓流」「古代林」となっている。なお,クエストの制限時間はいずれも15分だ。
また会場では,整理券を受け取る時点でシングルプレイと,マルチプレイ(最大4人)のいずれかを選択できるが,今回筆者はシングルプレイでオトモアイルー2匹と共に,新モンスターであるディノバルドに挑戦することにした。使用武器種は太刀,狩猟スタイルはブシドーである。
ディノバルドは,長く強靱な尻尾を持つ獣竜で,大剣のような尻尾を使った攻撃が特徴だ。尻尾の先を地面にこすりつけ,赤熱化させたうえで回転しながら斬りつけてくる範囲攻撃は非常に強力で,これを食らうとハンターの体力の大半が削られてしまう。
ただ,強力な半面,予備動作が長いので距離を取れば当らない……のだが,そこはシングルプレイの悲しさで,何度も逃げを繰り返していては絶対に討伐不可能である。
また,ディノバルドはジャンプして一気に間合いを詰めてきたり,ブレスを吐いてきたりするうえ,どの攻撃を食らっても大ダメージ必須なので,距離を取ったからといって必ずしも安全を確保できるわけではない。
そこで今回は,ジャストアクション(太刀はガードができないので,必然的にジャスト回避)の練習を兼ねて,積極的にディノバルドの懐に飛び込み,攻撃を繰り出してくるタイミングに合わせて回避することを何度も試みた。
太刀のジャスト回避は,斜め上方にジャンプするようなモーションのあと,入力した方向にダッシュ,さらに攻撃を入力すると横斬り,縦斬り,斬上げという流れの連続攻撃が可能になるというもの。最後の斬上げがうまくモンスターに当ると,気刃ゲージが一気に溜まる。
ただ筆者の場合は回避に妙なクセがあるのか,ディノバルドに対する恐怖心が強くて無意識に逃げようとしているからか,ジャスト回避が成功しても変な方向を向いていたり,距離が離れていたりする場合が多く,攻撃入力をしても連続攻撃がすべて当らないというケースが多かった(要はヘタ)。
制限時間内でのディノバルド討伐はどうあがいても無理だとしても,ジャスト回避はそれなりの確率で出せるようになっていったにも関わらず,うまく反撃につなげられなかったのは悔しいかぎりである。
ちなみに会場のスタッフに確認したところ,筆者がこのプレイアブルバージョンをプレイした時点でディノバルド討伐に成功したハンターは,たったの“一人”。つまり,マルチプレイの討伐成功はなく,シングルプレイでの成功が1例あったのみというわけである。
腕に自信のあるハンター諸氏は,ぜひTGS 2015の一般公開日に,ディノバルド討伐に挑戦していただきたい。
「モンスターハンタークロス」公式サイト
4Gamer「東京ゲームショウ2015」特設サイト
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