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ゴシックホラーに侍!? ArtPlayの五十嵐孝司氏が「Bloodstained: Ritual of the Night」に登場する侍キャラの誕生秘話を披露
A 5th of BitSummitの開催2日目となる2017年5月21日にトークイベントを行った五十嵐氏は,トレードマークのテンガロンハットに和服という和洋折衷スタイルで登場。腰には鞭の代わりに日本刀を差すという出で立ちで,「ゴシックホラーなのに なぜ侍なのか?」というテーマで,本作に登場する侍キャラクター「斬月」にまつわるトークを繰り広げた。
本作は,氏が得意としているゴシックホラーの2D探索型横スクロールアクション。18世紀末のイギリスを舞台としており,産業革命によって追い込まれた錬金術士達が悪魔を召喚したという設定だ。どこからどう見ても,侍が入り込む余地はなさそうだが,いったいどのような経緯で斬月というキャラクターが生み出されたのだろうか。
ゲームの開発を進めるにあたり,主人公に問答無用で敵対してくるキャラクターの必要性を感じた五十嵐氏は,その役割として最初にテンプル騎士団を思い浮かべたそうだ。しかし,氏の作品には,これまで一度も日本人が登場したことがないという,本作のディレクターの何気ないひと言を聞き,それもそうだと納得。急きょ,侍キャラクターに変更することにしたという。
このこと自体に深い考えがあったわけではなかったものの,いざ斬月のキャラクター設定を進めていったところ,それまでばらばらに存在していたゲームを構成するすべてのピースが偶然にも見事にうまくはまり,五十嵐氏自身,思わず鳥肌が立つほど驚いたと語っていた。音声収録もすでに終わっており,非常に格好いい仕上がりになったとのことなので,2018年前半に予定されている発売を楽しみに待ちたいところだ。
「Bloodstained: Ritual of the Night」Kickstarterページ
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