テストレポート
HW短評:MSI「R7 360 2GD5 OC」(2)短尺R7 360カードの3D性能をチェック
→短評(1)
R7 360 2GD5 OC メーカー:MSI 問い合わせ先:アスク(販売代理店)サポートセンター 03-5215-5652(平日10:00〜12:00および平日13:00〜16:00) 実勢価格:1万5500〜1万7000円程度(※2015年12月28日現在) |
ビデオ出力インタフェースはDisplay |
Radeon Settingsから確認したところ。コアクロックがリファレンスより50MHz高い1100MHzとなっている |
テスト環境は表のとおり。利用したグラフィックスドライバは,Radeonが「Radeon Software Crimson Edition 15.12」,GeForceが「GeForce 361.43 Driver」と,いずれもテスト時において最新バージョンのものだ。テストは,4Gamerのベンチマークレギュレーション17.0から,「3DMark」(Version 1.5.915)と「Far Cry 4」「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」(以下,FFXIV蒼天のイシュガルド ベンチ)の3つを選択している。
R7 360がエントリー市場向けモデルということもあり,テスト解像度は1600
テスト結果は1〜4のとおり。R7 360 2GD5 OCのスコアはリファレンスクロック仕様のR7 360比で2〜6%程度高いスコアを示しており,クロックアップの効果を確認できる。とくにFar Cry 4でGTX 750 Tiに対してかなりいい勝負を演じている点は相応に評価できそうだ。
テスト中に取得した消費電力値をまとめたものがグラフ5だが,R7 360 2GD5 OCの消費電力は,R7 360比でわずか1〜5Wの違いしかないので,ほとんど同じレベルだと述べていいだろう。ただし,対GTX 750 Tiでは12〜16W高く,消費電力では第1世代Maxwellアーキテクチャに対して若干不利ということになる。
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※HW短評に関する注意
- HW短評(ハードウェア短評)は,各執筆者が,テスト経過時点でのインプレッションをまとめたものです。最終的な評価の掲載を目的とするわけではないため,次回以降のHW短評,もしくは別途掲載されるレビュー記事などとは異なる評価が掲載されることもあります
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