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スマホ向けアニメーションRPG「ザクセスヘブン」の発表会がニコニコ超会議2015で実施。PC版「ザクセスヘブン リベリオン」も正式発表
スマートフォン向けゲームを皮切りに,さまざまなマルチメディア展開を予定されている本作の今後や,ゲームの第2弾などが発表されたこのイベントの模様をレポートする。
ステージでは本作のPVが流された後,ゲームの開発陣と企画・原作を担当するアニメプロデューサーの古里尚丈氏が登場し,そのゲーム内容について解説した。
「ザクセス」と呼ばれる特殊能力を持った若者達が,覇権をかけた学園抗争を繰り広げるというストーリーのもと進行する本作。BNOのプロデューサー近藤貴洋氏は,本作の3つの魅力を紹介した。
その1つ目が「プレミアムアニメーション」なる演出シーンだ。本作はスマホゲームでありながら,ゲーム中に20本を超えるアニメーションシーンが用意されている。このアニメーションも単なるカットイン的なものではなく,それぞれ3分前後あるそうで,ジャンルの「アニメーションRPG」の名に恥じないクオリティを誇っている。アニメーション制作にはBNOとセガゲームス両社の技術を注いだ専用のエンジンを採用。クオリティの高さだけでなくプレイ中のロード時間も大幅に短縮されているという。
このアニメーションを手掛ける古里氏はゲーム製作に携わるのは今回が初めてで,「普段作っている30分アニメの,いいところだけを作っている感じ」と,ゲームならではの製作の苦労を語っている。
続いて2つ目の見どころは,バトルシステム「ザクセスコネクト」の存在だ。これはキャラクター同士の連携により発動する必殺の合体技で,カットインが入る派手な攻撃を簡単操作で繰り出せるようになっている。操作自体は簡単でも「6人全員で連携をするには一筋縄ではいかない」と近藤氏。開発段階である程度完成していた内容が面白くなかったために,それを一度壊して作り直したものが現在のバトルシステムだそうで,その詳しい内容も気になるところである。
そして最後の見どころとして紹介されたのは,多くのキャラクターがおりなすストーリーだ。5つの学園にスポットを当てた本作では,それぞれに通う生徒達をはじめとする150人以上のキャラクターが登場する。彼らが繰り広げる物語は「ザクセスストーリー」と名付けられ,1人1人に濃厚なストーリーが存在するという,かなり大がかりなものとなっている。
製作に約2年を費やした大ボリュームで,初夏頃にはリリースされるという本作。現在は事前登録を受付中で,登録者にはスーパーレアキャラクターの「星峰りら」がプレゼントされる予定だ。
PCブラウザゲーム版は,明るいストーリーのスマホ版とは対照的に,シリアスな内容の「ドラマティックRPG」として開発が進められている。とある組織のエージェントである主人公が,スマホ版にも登場する学園に潜入するという内容で,スマホ版と同じ世界を組織の目線で体験できる。ストーリー分岐なども用意されているとのことで,並行してプレイすることでより深い物語を楽しめるという仕組みだ。
こちらは5月に事前登録が始まるとのことで,続報に期待したい。
主人公の少年。スマホ版に登場する学園にエージェントとして潜入する |
ヒロインのつむぎ。持っているザクセス能力が暴走することもあるそうだ |
猫のぬいぐるみの室長。見た目は可愛いが,中身はオッサンらしい |
スマホ版の5つの学園のほか,新たに「桃色の学園」が登場する |
ゲームを皮切りに,さまざまなメディアにて展開されることが決定しているザクセスヘブン。夏からはコミックもスタートし,その後は小説やカードゲーム,フィギュアなどが企画され,後半のトークで近藤氏は「最終目標は映画化」とも話していた。その展開が気になる人は,今後の発表を見逃さないようにしたい。
Tシャツをはじめとするグッズはコスパから発売。当日はコスパブースにて先行発売された |
初夏から夏にかけて,2つのWebコミックにてコミック版が無料配信がされる |
「ザクセスヘブン」公式サイト
「ザクセスヘブン リベリオン」公式サイト
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